どんなドアラッチでも付けられるとは限らない

どんなドアラッチでも付けられるとは限らない

先日、名古屋市の輸入住宅に住むお客様から玄関ハンドルのラッチ(バックセットとも言う)が壊れて、ドアが開けられなくなったという連絡を頂いた。

そこのドア・ハンドルは、Taymor(テイモア)社という北米のメーカーのものでしたが、取り敢えずいくつか在庫のものを持って、メンテナンスに伺った。

不具合は、ドア・ラッチ内部のバネの問題のようで、簡単にはラッチをドアから外すことが出来なかったのだが、ご主人の協力もあって何とかラッチを壊してドアを開けることに成功した。

その後、持参したラッチをいくつかドア・ハンドルのトルク・ブレードと呼ばれる回転軸に差そうとしたのですが、どれも形状が合いません。

そこで仕方なくドア・ハンドルの装着を諦めて、別のメーカーであるWeiser社のドアノブを仮に付け替えることとしました。だって、このままでは防犯上問題がありますからね。

その後、Taymor社の玄関ドア用ラッチがアメリカから入荷しましたので、取り置き頂いていた既存のドア・ハンドルと一緒に、輸入したラッチを取付けました。

こういう部品もドアノブ・メーカー間で統一してくれると助かるのですが、致し方ないですね。それにしても、ドア・ラッチ如きの輸入資材でも学ぶことはたくさんあるものですね。

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