北面だけですが、ここまでレンガを積みました

北面だけですが、ここまでレンガを積みました

昨日、状況をご案内しますと報告させて頂きました愛知県半田市のレンガ積み輸入住宅 K邸の様子をご覧下さい。西面や南面の外壁の一部にもレンガが積まれていますが、カナダのレンガ職人は、この北面を中心に外壁のレンガ積みを行っています。

彼が来て2週間で、北面をほぼ積み終えるところまできてしまうというのは、相当早いペースです。何せ、いつもは2~3人で作業するのに、今回は彼ひとりでここまでやってしまうのですから、大したものです。

勿論、仕事が雑で早いというなら、話は全然別でしょうが、見ての通りレンガの外壁が1枚のパネルの如く平面を形成し、垂直にそそり立っているのです。

これを実際に見た人は、鳥肌が立って、きっと感動しますよ。

レンガの色は、Heritage Brownと言って、こげ茶を色の主体にしながら、薪ストーブのススが付いたような黒いアクセントが入ったデザインになっています。この少しアンティークな雰囲気を醸し出している点が、何十年が経過しても変わらない風情を生み出してくれる秘密です。

また、そのうちモルタル目地に含まれるカルシウムの成分がレンガの表面に溶け出して、白い模様を付けていきます。そうなってくると、そのアンティークさは更に増してくることとなるのですが、それが実現出来るのは本物のレンガ積み以外あり得ません。

遠い昔の明治・大正期ならまだしも、JR東京駅のような風情のあるレンガの家を現代で造れるのって、ある意味奇跡的です。

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