神奈川県のお客様から輸入住宅のオーク無垢材で出来たフローリングをメンテナンスしたいというご相談を頂きました。
床材は、今は懐かしいブルース(Bruce)製。昔は、ロビンス(Robbins)なんてメーカーのものもありましたねぇ。
こうしたメーカーのフローリングは、1枚板の厚さ19mmのものでしたから、今から考えると随分贅沢な素材でした。
無垢材のフローリングでも2種類あって、人気だったのはツヤがないワックス仕上げのタイプで、水拭きなどが可能なウレタン塗装仕上げのタイプは、ツヤがある為安っぽく見えるという理由で選ばれる人は少ない感じでした。
ただ、申し上げた通り、ワックス仕上げの床材は表面に水が付くと、ワックスがそこだけ浮いてしまい、水染みが出来てしまいます。すぐに水を拭けば問題はないのですが、放置すると床材に付いていた汚れも水垢として付着してしまい、写真のように斑模様になってしまいます。
染みが酷くない場合は、細かな紙やすりを使って丁寧に表面を削るなどしてから、再度ワックスを塗ることで徐々に元に戻ってくれると思いますが、ある程度は天然木の味として考えることが大切です。
ブルースのWAXは、成分的に室内汚染を引き起こすかも知れないということで北米で随分前に製造中止となっておりますが、Dura Sealという代替のWAXをお勧めしております。
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