破損して入荷したバランサー

破損して入荷したバランサー

アメリカやカナダから輸入資材を調達する場合、どうしても避けられないのが商品の破損。

こちらのシングルハングサッシ用のチャネルバランサーは、お尻の樹脂パーツにウィングと呼ばれる羽根のようなものが付いているのですが、たくさん入荷した商品の中にはウィングが欠けているものもありました。

欠けた部分も梱包の中に残っていましたから、恐らくメーカーで梱包している際にポキッと折れてしまったのだろうと思います。

破損したバランサーの中には、欠片すらも梱包に入っていない場合もありますから、出荷前に検品していないか、破損しているのを知っていてそのまま梱包してしまう確信犯のどちらかです。

梱包して出荷するだけの作業員ですから、あまり程度のいい人は少ないとは思いますが、日本人なら考えられないことかも知れません。

でも、世界を見れば、こんなことは日常的で騒ぎ立てることではないのです。まあ、日本でも自動車の型式認定で日常的に検査不正が行われていますから、日本人の考え方も世界標準になってきているのかも知れませんが・・・。

バランサーのウィング部分は、樹脂の非常に薄い素材で出来ていますから、輸送途上の手荒い扱いでも破損するリスクがあります。

そういう場合に備えて、交換用の樹脂パーツなども少し予備を持っておくことも私たち 専門業者には必要なことだと思います。

私たちがこうした破損のクレームを連絡しても、代替の商品が届くまでに結構な時間ややりとりが必要ですから、それを見越してこちらで破損部分を交換すれば、お客様にも納期で迷惑を掛けずに済みますからね。

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