発生確率なんて、信頼出来ない

発生確率なんて、信頼出来ない

2024年のお正月真っただ中に、最大震度7の能登半島地震が発生した。

地震の専門家は、数千年に一度の大地震と言ってるようだが、2022年にも大きな地震に見舞われている。

それって、数千年に一度なの?何年かに一度の間違いじゃないの?これからは、数千年先にしか大地震は起きないの?

多分、こうした私たちの疑問には、専門家の誰も答えることが出来ないのではないのかと感じています。だって、数年先にまた同じような地震が起きるということであれば、こんな場所には住めないなんてことになりはしないかと思うからです。

耐震補強した建物を再建したとしても、また同じような地震があれば、電気や水道、道路といったインフラは必ずダウンするでしょうから、毎年のように避難生活を余儀なくされます。

ただ、これは能登だけの話ではありません。日本全国いつどこでも発生し得るシナリオなのです。大手住宅メーカーは地震に強い家、大空間が可能な家なんてキャッチフレーズで販売をしていますが、それは家の一面しか捉えていない不完全な宣伝文句のような気がします。

流動地盤に強い家、なだれに強い家、インフラのダウンに強い家、洪水に強い家、火災に強い家、津波に強い家、室内にいる人間が死なない家といった側面全てで安全な住宅など存在しません。

それは、戸建てだけでなく、都市部の超高層マンションに至っては恐らく最悪の生活環境になることは間違いないと思います。

南海トラフ巨大地震の発生が想定されていますが、それよりも発生確率が全然少なかった能登半島地震。

これからは、役に立たない防衛費にお金を掛けるより、地域の復興やインフラの整備に掛けるお金をプールしておくことが行政に求められますし、私たちもそうした災害に備える為の貯蓄や家の補修を心掛けるべきです。

歴代政権が、今までの災害に対しどう向き合い、将来の災害対策をどうするのかを全く考えてこなかったのが露呈した今回の大地震だと思います。

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