オープナーへのストレスが大きかったのか?

オープナーへのストレスが大きかったのか?

徳島県のお客様から、ビルトイン・ガレージドアに装着されている電動のガレージ・オープナーを交換したいというご相談を頂きました。

オープナーは、チェーンドライブ式のリフトマスター(LiftMaster)製。

既に10年以上お使いになっているようで、その間メンテナンスらしいことはしてこなかったようです。

それは、設置した業者が既にいらっしゃらないということらしいのですが、お近くにもガレージを触れる会社が見当たらないようです。

症状としては、ドアを閉める際にオープナーを作動させると、ドアは30cmくらい動くのですが、その後すぐにモーターが逆回転してドアが全開した状態に戻ってしまうようです。

それを何回か繰り返しているうちに、オープナーの内部配線がショートしたのか、「パン」という音と光が出たようで、慌ててコンセントを外したとのこと。

こういう場合、元々オープナー自体に問題があったということも考えられなくはないですが、やはりドア側に問題があったと考えるべきのように思います。

動き出してすぐに止まってしまうというのは、スムースにドアが正しく下がっていない状態で、どこかでドアが引っ掛かって動力にも無理な力が掛かってしまったのではないかと思います。

つまり、ドアが水平・垂直に開閉せず、傾いてバランスが崩れた状態になっていると、どちらかのレールにブレーキが掛かってしまう状況だと思います。

破損したオープナーの交換は必要ですが、ドラムワイヤーの交換・調整やガイドレールの状態確認、トーションスプリングの劣化具合の確認なども行わないと、部分的・一時的な修理に終わってしまい、すぐに別のトラブルが発生する可能性が高いと思われます。

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