雨対策にはヒサシが有効

雨対策にはヒサシが有効

こちらのサッシは、浴室に取り付けられたオーニングと呼ばれる下側が開く窓で、ペラ(Pella)社製の輸入サッシです。

室内側が木製のアルミクラッドサッシですから、木枠が腐らないように常に窓を開けた状態で湯気や湿気を逃がしたいというのがお客様のご希望でした。

実は、このサッシの建具は以前私たちが交換したことがあるのですが、それは建具の下枠が腐っていて脱落寸前という状態になっていたからでした。

それは、窓ガラスを伝った雨が下枠のアルミの隙間から入り込んで、木製の下枠を腐らせてしまったのが原因でした。勿論、湿気で一杯になった室内側からも水が下枠に入り込んだのも、もう1つの原因ではあります。

新しい建具に交換した際、私たちは屋外側だけでなく室内側のガラスの周囲を防水処理しただけでなく、室内(浴室)側の木部にもパラのティンバーケアを使って防水塗装を行いました。

(ですから、写真でお分かり頂けるように、それ以来全く雨漏れや木の腐りといった損傷は見受けられません)

でも、お仕事で全員外出される機会があるお客様としては、浴室を乾燥させる為に窓を少し開けた状態にしておきたいということで、窓上に雨除けのヒサシを追加したいという相談を頂きました。

そこで今回取り付けたのが、この白いアルミ鋳物フレームのヒサシです。ブラウンの屋根材も丈夫なポリカーボネートで出来ていますから、耐久性や耐紫外線もバッチリです。

<関連記事>: アルミカバーが脱落したペラの輸入サッシ (2017年2月20日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。