市販のワックスで大丈夫です

市販のワックスで大丈夫です

横浜のお客様から、メンテナンスで無垢のオークの床材に塗るWAXを調達したいというご相談を頂きました。

図面には、フローリングについて「ブルースフロア ハニーゴールド」という表記がされているそうです。

通常のブルース・フローリングと言えば、WAX仕上げのものが主流なのですが、たまにピカピカのウレタン塗装が表面に塗ってあるものがありますので、念の為床の写真を送ってもらいました。

頂いた写真を見ると、表面がツルツルしているような感じで、光沢のある床材に見受けられます。こういう場合、ブルースやロビンスでは一般的なWAX仕上げのものではなく、マイナーですがウレタン仕上げのフローリングであると考えられます。(ウレタン塗装は、ツヤのある透明な樹脂でコーティングしたようになります)

WAX仕上げの床材をメンテナンスするのに用いるデュラ・シール(Dura Seal)という専用WAXをホームメイドでは販売していますが、ウレタン仕上げの床材に用いる必要はありません。

ウレタン塗装のものには、一般で販売されている国産のメンテナンス用WAXで十分ですから、敢えてデュラ・シールを使う必要はありません。

勿論、WAX仕上げのフローリングに市販のワックスを使ってしまうとせっかくの木の呼吸作用を阻害したり、本物のオークの素材感が失われてしまいますから、気を付けなければなりません。

<関連記事>: ブルース・フローリング用ワックス、入荷! (2015年2月26日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。