金物で隠れる部分も塗装します

金物で隠れる部分も塗装します

先日、屋外側のガラスの防水処理作業をご紹介したマーヴィン(Marvin)製ケースメントサッシの建具(障子)。

屋外側にも白いアルミ製飾り格子が付いていましたが、室内側にも木製の飾り格子が付いています。

従来のマーヴィンでは、飾り格子は室内側だけで、脱着可能なものが付いていましたが、現在交換用として調達出来るものについては、こうした固定式の格子しか選択出来ません。

今までのように格子を外しての木部防水塗装が出来ませんから、マスキングテープでの養生も少し手間が掛かります。写真は、既に2回パラペイントのティンバーケアで塗装を行った様子ですが、なかなかいいアメ色に仕上がっています。

私たちは、サッシの木製建具を取付け交換する前に、屋外側の防水処理や室内側の防水塗装を行うのですが、製造時に取り付けられているロック金物のフックやオペレーターアームが走るトラックレール及びブラケットといった金物を全て取り外したうえで作業します。

そうすることで、取り付けられた金物類によって隠れてしまう木部まで、しっかり防水塗装を行うことが出来るのです。

現場に設置した後では、金物類を取り外して塗装を行うということは通常絶対にやらないですし、手の届かない場所まで丁寧に作業するということもありません。こうして単体になった状態で社内作業を行うことには、意味があるのです。

<関連記事>: マーヴィンの交換用建具の取付け前作業 (2023年2月6日)

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