こちらの破損は直せます

こちらの破損は直せます

千葉のお客様から輸入サッシの修理をお願いしたいとご相談を頂きました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

ダブルハングやボウウィンドウの不具合など、いくつか問題があるようですが、まずは掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)について書かせて頂こうと思います。

ハードの掃出しサッシは、標準的なハンドルロックが付いているものと、装飾的な少し豪華なハンドルロックが付いているものの2種類があります。

今回相談頂いたのは、豪華なハンドルが付いているドアなのですが、何度かお話させて頂いているように、このハンドルは随分前に生産が終了していて、部品メーカーからの直接的な入手も出来なくなっています。

ですから、ハンドルやそれに付属するロックレバーの部分が破損した場合、取付け穴が一部露出して格好が悪くてもいいということなら、デザインの違うハンドルロックを取り付けることが可能です。

勿論、可動するドアそのものを新しいものに交換するということなら、お金は掛かりますがきれいに修理をすることが出来ると思います。

ただ、今回のご相談は、ハンドルやロックレバーには問題がなく、内蔵されているロックケースの鍵爪がうまく出なくなってきたという問題でした。

そういうことであれば、ロックケースの交換や調整でメンテナンス出来ると思いますが、こちらのロックケースは他社のドアに付いているものとは少し仕様が違い、特殊なものを調達しなければなりません。

ハンドルセットが壊れてしまうと万事休すでしたが、鍵金物だけの問題でしたら、こちらの掃出しサッシの修理は可能です。

<関連記事>: ハードの掃出しサッシ用ハンドル (2020年5月16日)

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