召し合わせ部分の気密モール材の外れ

召し合わせ部分の気密モール材の外れ

天白区のお客様のおうちに伺って、掃出しサッシの気密モール材を新しいものに交換してきました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のスライディング・パティオドア。

掃出しサッシは、全部で4ヶ所。その全てのモール材が下から飛び出してきているといった状況でした。

メーカーにオーダーしたのは半年以上前のことでしたが、なかなか出荷されてこない状況で、ようやく私たちの手元に届いたのでした。

アメリカやカナダのどこのメーカーでも、注文から入荷まで半年以上の納期が掛かる反面、金額も昔よりも数倍高い状況なのでお客様としても不安に感じるかも知れませんね。

と言っても、こうしたことを私たちではコントロール出来ませんから、お客様に事前に説明させて頂いて、予めご納得頂く必要があります。

さて、このモール材ですが、正式名称はパイル・ウェザーストリップと呼ばれていて、ライン状になった毛でドアとドアとの召し合わせ部分の隙間を埋める役目を果たしています。

これによって、隙間から雨や風が入るのを防ぎ、室内の冷房・暖房の空気を外に逃がさないようにしてくれます。

こちらは、経年で下から外れてきたのだと思いますが、可動するドアを一旦窓枠から外さないと交換することは出来ません。幅2.4mもある掃出しサッシですから、ドア1枚80kgくらいあると思いますので、慎重に外さないとドアが倒れてきたりして危険です。

作業を行う際は、やはり2人はいた方が安全だと思いますので、ご自身でやられる場合は十分に気を付けて作業を進めるようにお願いします。また、私たちはモール材の交換だけでなく、一緒にドアの水平・垂直を見たり、高さやロックの掛かり具合を調整したりします。

実は、定期的にそういう調整メンテナンスを行えることも、こういった消耗部材の交換作業を私たち ホームメイドにご依頼頂くメリットでもあります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。