外部(玄関)用輸入ドアのヒンジは、定期交換

外部(玄関)用輸入ドアのヒンジは、定期交換

輸入住宅の多くに採用されている北米の玄関ドアや勝手口ドアは、木製だったりスチール製だったり、最近ではファイバーグラス製のものもあるが、おおむねどれも相当な重量がある。

頑丈に作られているということもあるが、ステンドグラスをペアの強化ガラスの間に入れた三重ガラスを用いていることやドアの大きさが理由であることが大半だと思う。その為、ドアを支えるヒンジ(蝶番)は通常3セットだが、極端に重い場合は4セット付いていることもある程です。

輸入ドアのヒンジは、ステンレス製で表面に金メッキを施してあるのだが、常に開け閉めを繰り返す場所なので、こすれ合って劣化することも仕方がない。まあ、おおよそ15年も持てば御の字な気がします。

ヒンジの劣化・摩耗は、ドア自体の下がりを助長したり、垂直に取付けたはずのドアが傾いたりするので、ドア下の敷居を擦って開閉が固くなったり、ロックが掛からなくなったりする原因になる。つまり、セキュリティにもよくはない。

建具屋さんにドアの取付け位置を調整してもらうのも方法なのだが、やはり根本原因のヒンジを新しいものに交換することが大切だ。

ただ、ヒンジには様々な形状があるので、出来る限り同じ形状のものを選んで頂きたい。何故なら、大きさや形が違うと以前取り付けられた位置と若干差が出来てしまい、微妙にずれが生じてしまう。

そんな時は、私たちのような輸入住宅のプロに相談して適切に対処することが大事かも知れませんね。

アメリカ人は手慣れたもので、ホームセンターに行って自分で交換するのでしょうが、日本では材料を探すことも難しいですから。

そういった点で国産の玄関ドアは安心、なんて言う人もいるかも知れませんが、国産ドアだってメンテナンスは必要なんです。ただ、日本の住宅は、メンテナンスをする前に家が解体されてしまうから、それが分からないというだけですね(笑)

<関連記事>: 輸入の玄関ドアは、重くて丈夫 (2018年2月15日)

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