サッシの下枠は、ブラブラでした

サッシの下枠は、ブラブラでした

緑区のお客様の処で、マーヴィンの掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の交換をしています。

サッシは、2階のベランダに設置されていて、幅1.8m x 高さ2mもある大きなものですから、総重量は200kgくらいあると思います。

取付けるのも大変ですが、外すのも一苦労。

ようやく外して、構造の開口部が露出した様子が、こちらです。サッシのドアは雨漏れして木枠が腐って大変なことになっていましたが、構造体の方は比較的きれいな状態を保っています。

それは、構造の下枠にまでベランダ床のFRP防水(グレーの部分)が施工されていたからかも知れません。ただ、FRP防水をした為か、サッシの下枠を釘やビスで構造に留めることが出来ず、完全に浮いた状態でした。

(もしビスを打っていたらFRP防水した表面に穴が明いてしまい、防水にならなくなるという判断なんでしょうが、手でサッシ枠を持ち上げると撓んで隙間が出来るくらいブラブラしていました)

だから、もしかしたらFRP防水された面とサッシの下枠との間から雨が吹き込んで、室内のケーシングなどから雨漏れしていた可能性があります。

私たちも下手にビスでサッシ枠に穴を明ける訳にはいかないと思い、新しい掃出しサッシを入れる前に、コーキングをFRP防水の上に塗って防水処理を行いました。

当然、サッシを入れた後にも屋外側に防水コーキングを入れてサッシの下端から雨が浸入しないように処理をします。でも、ほんとはFRP防水をする前の下地処理としてやっておきたい仕事です・・・。

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