どっちでしょうね?

どっちでしょうね?

こちらは、ジョーデン(Joden)製の洗面用水栓金具です。

10年以上お使いとのことで、水道を止めても蛇口からポタポタ水が落ちるという状況だそうです。

こういう場合は、いつもお話する通り水栓内のセラミックバルブに不具合があって、それを交換すれば元通りになると思います。

ただ、ジョーデンの水栓金具に使われているカートリッジバルブは、旧式のものと新式のものが存在し、旧式のものの場合は既に生産が終了していますから、水栓ごと交換する以外に方法はありません。(部品の在庫もない状況です)

新しいタイプに切り替わったのは、2006年頃ということですが、同じデザインの水栓金具でも古いカートリッジバルブが装着されていたものが店頭で長く販売されていた可能性がありますから、それ以降に購入したものでもちゃんと部品を確認する必要があります。

バルブの形状や寸法を確認する為には、水栓からバルブを取り外して部品単体にしなければなりません。

普通であればそれ程問題なく水栓を分解出来るはずですが、10年近く使っていると、バルブのネジ部分も錆び付いていますから、適正な工具を用いないと取外しナット等が舐めてしまい、最悪水栓ごと交換することになってしまいます。

少しやってみて、ちょっと無理そうだなと感じた時は、私共のような専門家に相談して取外し調査をしてもらうことをお勧めします。

尚、輸入水栓を知らない町の水道屋さんにお願いするのには、少しリスクがあるかも知れません。インチ対応の工具があるかや輸入水栓を何度も交換した経験があるかといったことを確認してから依頼するようにしたいものです。(意外と、作業は初めてという人は多いのです)

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