腐って開けられなかった窓が、元通り

腐って開けられなかった窓が、元通り

先日、ペラウィンドウ(Pella)の木製建具を外したという記事を書かせて頂きましたが、今日は実際に交換した後の様子をお見せします。

写真がその建具ですが、何事もなかったかのように静かに佇んでいます。

ガラスやアルミの周囲の防水処理も行っていますし、無塗装だった木に着色を施してから防水塗料のパラペイントも上塗り塗装してあります。これだけやっておけば、将来同じ問題が起こるリスクは相当下がるはずです。

飾りの木製格子は、今まで付いていた古いものを新しい建具に付け替えましたが、全く違和感もない様子でしょ。

サッシの下枠に付いていたウィンドウヒンジの金物は、ビスが全く利かない状態でしたので、接着剤等を利用して固定しました。勿論、防水性のあるものでないと、ビス穴から雨が構造内に侵入してしまいますから、そういった点も配慮しました。

木が朽ちてもう少しで脱落しそうなサッシでしたが、寸法・形状・製造時期といった詳細を基に建具等を調達出来れば、新築時の軽やかな開閉と美しい木製サッシのデザインが蘇ります。

皆さんのおうちでもどうしようもない輸入サッシがあるようなら、一度私たちのようなプロに相談してみては如何でしょうか?きっと、早く相談しておけばよかったと思える状況になるはずです。

<関連記事>: 梅雨の晴れ間に交換しました (2021年6月6日)

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