ガレージドアのチェーンは張り過ぎない!

ガレージドアのチェーンは張り過ぎない!

今日、名古屋市のお客様のおうちに伺って、ガレージドアのオープナーのメンテナンスをしてきました。

オープナーは、リフトマスター(LiftMaster)製のチェーン・ドライブ。

当初お客様からの相談は、ドアが下がり切った時に逆回転して開いてしまうというものでした。

それなら調整で何とかなると踏んでいたのですが、相談を受けた日から本日までの間にお客様自身で緩んだチェーンをパンパンに張ってしまったようで、その為にチェーンが巻き付くギア(スプロケット)がドア方向に曲がってしまい、それと連動しているシャフトまで歪んだ結果、モーターに負荷が掛かって動かなくなったという状況でした。

伺った際にチェーンを緩めましたが、既にギアの付いたシャフトは曲がった状況では元の正常な状態には戻りませんでした。単純に電動オープナーの上げ下げの調整だけならよかったのですが、器具そのものが破損してしまったのでは、調整の仕様がありません。

確かにドライブ・チェーンが伸びて緩くなってくると、ギアから外れてしまう危険があるのですが、必要以上に引っ張ってしまっては元も子もなくなります。

ガレージドアのメンテナンスは、出来るだけご自身でやって頂くのが基本ですが、その手順や注意点については慎重に確認の上行うようにして下さい。(不安な時は、専門家に任せましょう)

今回の不具合は、オープナーそのものを交換しない限り直すことは難しい状況ですが、施工後15年も経っているということで、そろそろ寿命が来ていたのかも知れません。

因みに、今私たちが使っているのは、ベルト・ドライブやスクリュー・ドライブのものですから、チェーンのような張り調整は必要ありません。

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