これが完成形です

これが完成形です

昨日、アンダーセン(Andersen)製観音開きのフレンチドアをスライディング・パティオドアに交換していますという記事を書かせて頂きました。

そして、今回その交換工事が完了しましたので、写真をご覧下さい。少々時間が掛かってしまいましたが、おおよそ1ヶ所当たり1日という感じで仕事を終えることが出来ました。

ドア周辺のタイルは、下地の様子を見る為に一部剥がしてみましたが、ほぼ外壁は触らずにサッシだけを交換したという感じです。

こういう場合、建物の構造躯体に留める為のネイルフィンは使えませんが、サッシ枠の上からビス留めする為の取付け穴がありましたから、それを使ってドア枠を柱材に固定しました。

また、最も気になる防水処理もドア枠と外壁との隙間に防水コーキングを十分に注入することで、そのリスクを減らしています。

確かに、サッシの周囲の外壁を剥がして構造躯体を露出させれば、ネイルフィンも使えるし、サッシの周囲の防水工事も通常通りやれると思いますが、費用と見栄え、作業の手間とその効果、リスクとメリット・デメリットなどをお客様にお伝えして、お客様にとって最もバランスのいい工事が出来たのではないかと考えています。

何も理解しないで適当に納めてしまう工事は、やってはいけないことだと思いますが、全ての状況を考慮してベターな仕事をすることも大切なことだと思っています。その為には、輸入住宅に対する知識と施工に対する経験が重要ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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