滅多にないですが、こんなこともあるんですね

滅多にないですが、こんなこともあるんですね

昨日、ヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのドアハンドルについて記事に書かせて頂きましたが、今回は同社の開き窓のケースメント。

庭の芝生に粉々になった窓の白い建具が落ちていますが、お客様曰く2階の窓を開閉していたら、突然建具が外れて庭へ落下したそうです。

通常ケースメントサッシの建具は、建具の上下に付いたウィンドウヒンジと呼ばれる金物によって支えられています。

この金物が錆びてくるということはよくありますが、この錆びが金物の金属疲労を起こして脱落してしまうというのは、あまり記憶にありません。

勿論、脱落しそうなくらい酷いことはよくありますが、例えそうであってもそれは建具の下端に付いているものだけであって、上端に付いているものはそう簡単には外れません。でも、今回はその両方が外れて落下してしまったということです。

ペアガラスが割れているのは仕方ないですが、ご覧の通り白いフレームまで割れています。このサッシは、樹脂で出来ていますし、ヴァイスロイは既にありませんから、同じような形状のサッシを製造している輸入窓メーカーにお願いして適合する大きさで再製作してもらう必要があります。

勿論、気密や防水の為のウェザーストリップやウィンドウヒンジ等の金物類も新しく調達する必要はありますが・・・。それにしても、何の前兆もなく建具が外れるというのは、本当に珍しいことだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。