表記が多少違います

表記が多少違います

破損したユニーク社製チャネルバランサー

こちらの写真は、ユニーク(Unique)社製のチャネルバランサー。

メーカー不明のシングルハング・サッシに付いていたものなんですが、ご覧のように滑車からヒモが外れ、バネも本体から取れてしまいました。

恐らくバランサーの不具合が原因で上げ下げ窓の調子がおかしいというサッシは7ヶ所あるそうで、何れも耐用年数が過ぎている状態です。

ユニークのバランサーは、一般的なコードウェル(Caldwell)社のものと同じ作りになっていますが、その製品表記は異なります。こちらのバランサーには、「20C」という刻印がされており、上げ下げ出来る建具(障子)の適合重量は5.4~6.8kgとなっています。

コードウェルの場合、それに該当する表記は「20 3」ですから、長さや幅、建具重量を確認した上で、適切な交換バランサーを調達することが大切です。

因みに、今回窓に装着されていた建具の重量は、7kg。現在付いているバランサーに対しては若干重いようにも思いますが、もう1ランクだけバネが強いものにすると10.4kgまで持ち上げ可能となりますから、逆に窓が浮き気味になると思います。

丁度どちらのバランサーでも使えるくらいの重さですから、あとはお客様の好みで選択頂く以外にありません。ただ、現状のバランサーと同じもので使用に問題がなかったということであれば、適合重量が5.4~6.8kgの範囲のものをお勧めします。

こういったアドバイスや提案が出来るのも、ある程度専門知識を持っている人に限られますから、今後メンテナンスが不安だというお客様は輸入住宅の専門家にご相談下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。