台風(豪雨)・地震・竜巻・犯罪が多発する日本の家づくり

台風(豪雨)・地震・竜巻・犯罪が多発する日本の家づくり

ウェザーニューズの地震案内

昨日、新潟・山形で震度6を超える大きな地震が発生しました。

幸い人命に係るような被害はなかったようですが、家の外壁や瓦が剥がれてしまったり、液状化現象で道路や建物に被害が発生してしまったりしているようです。

昨年は岡山等で豪雨が発生し、家が水没して人命が失われました。

また、先日大阪では交番の警察官が襲われ、拳銃を奪った犯人が市中をうろつき回り、一時家から外に出られないという状態となりました。

大きな地震は、昨年大阪北部でも起こっていますし、3年前にも阿蘇を中心とした熊本でも発生しました。数百年に一度しか大地震は起こらないと過信している人もいるかも知れませんが、実際には毎年のように震度6以上の地震は発生しています。

地球温暖化の影響で、巨大な台風や豪雨も日本の各地を襲います。今の日本の住宅は、安心・安全を売りにして造られていますが、決して大丈夫だとは言えない気がします。

耐震性を高めた住宅でも、下から吹き上げるような雨では雨漏りを防ぐ手立てはありません。(日本の建築基準法では、防火・耐震という基準があっても防雨・防風・セキュリティという判断基準はありませんし、住宅メーカーがそこを保証したりPRしている所はないですよね)

当然、強風や竜巻で窓ガラスが割れたり、屋根が飛んだりもします。

空き巣や泥棒などの侵入者に対しては、ある程度の対策は打てるでしょうが、刑務所のように窓やドアに鉄格子でも入れない限り、完全に防げる手立てはありません。逆にそんなことをすると、火災で逃げられなくなりますから、頭隠して尻隠さずなんてことにもなるのです。

今の日本の家づくりは、完璧な安全を求めるのではなく、最低でも人命だけは失われないということに重きを置くべきです。

自然災害や犯罪が発生して家に被害あっても、倒壊や侵入だけは何とか阻止出来るという状態にすることこそ求められているのではないでしょうか。

建築会社の技術は、全てをカバー出来る程十分ではありません。人の知恵はそこまでが限界ということを悟ることが出来れば、何があってもやり直せる気がします。家の修理やメンテナンスは、そういう時に備えるという意味があるかも知れませんね。

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