なかなかないんですよね

なかなかないんですよね

ミルガードのウェザーストリップ

こちらは、ケースメント・サッシの窓枠側と建具側の両方に取付けられている気密パッキン材のウェザーストリップ。

家の気密を上げるだけでなく、防水・防風や断熱効果の機能も担っていますから、家の性能維持には大切な部材です。

ですから、10~15年くらいで劣化したウェザーストリップを交換するのが理想的だと思います。

ウェザーストリップは、使う場所や輸入サッシ・メーカーによって様々な形状・サイズのものが存在します。写真のものは、ミルガード(Milgard)社の辷り出し窓に使われているものなんですが、この形状のものはミルガードでは供給してくれなくなっています。

でも、イカに似た形状のウェザーストリップは、どこの窓メーカーでも採用しておらず、部品メーカーでも販売している処は殆どありません。ただ、ミルガードのサッシは、値段が安価で性能もまあまあでしたから、国内で施工された例は数多く存在します。

輸入住宅ブームの際に新築したおうちのメンテナンスが、そろそろ始まってきていますから、このウェザーストリップが欲しいという問い合わせも増えてきています。

部材メーカーの状況に左右される為、私たちでもいつ入手出来なくなるか分かりませんから、今のうちに手に入れておうちに在庫しておくことをお勧めします。

それにしても、マニアックな話ですよね。でも、これってどこの輸入住宅、どこの輸入サッシ・輸入ドアでも問題となることですから、他人事とは思わずにご自宅の窓もチェックしてみて下さいね。

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