玄関ドアのメンテナンス

玄関ドアのメンテナンス

ヒンジとウェザーストリッップを交換した輸入ドア

先日、岐阜県可児市で玄関の輸入親子ドアの調整を行ってきました。もうドアヒンジが外れかかっていましたから、危ないところでした。

カナダから輸入したファイバーグラス製のドアですが、高さが2.4mもある大きなドアでしたので、ドアヒンジも縦に4つ並びます。

親子ドアですから、ヒンジの合計は8つもあり、尚且つヒンジの形状が私共のものと少し違っていましたから、ドアの木枠を加工してヒンジがうまく納まるように工夫もしました。

勿論、ヒンジの交換だけでなく、ドアの建て起こしや高さを見ながらヒンジを微妙に動かしましたから、その調整だけでも親子2枚で1時間以上掛かりました。
 
何故そんなに掛かるかと言えば、ドアハンドルやデッドロックのラッチがうまく受け側のストライクに入るようにもしなければなりませんし、ドアを前後にも動かしてドア枠との間に隙間が生じないようにもしなければなりません。

つまり、前後左右、垂直水平、ドアの高さ、親子の位置関係をも考えながら、ポジションを決めなければならない為、時間が掛かるということです。

そして、ドア枠の周囲や敷居に装着されているウェザーストリッップも新しいものに交換してきました。ウェザーストリッップは、気密パッキンですから時間が経つとどうしてもヘタってきます。

そうすると、徐々に隙間が生じたりしますから、玄関土間が寒かったり暑かったりするようになります。これを交換してあげることで、断熱性も随分変わると思いますよ。

最後に、ドアハンドルやロックの金物にも潤滑剤をスプレーしてあげて、全てが軽く動くようになったら完了です。勿論、最後の部分は、私からのサービスですけどね。

皆さんもこうしたメンテナンスを実施して、愛着のある輸入住宅を長持ちさせて下さい。あと、ドアの塗装もお忘れなく。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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