チルト・ラッチの劣化

チルト・ラッチの劣化

ロック・ラッチの劣化

随分古そうなカナダ キャラドン(Caradon)社製シングルハング窓ですが、建具(障子)をサッシ枠に固定しておく為のラッチが、このようにボロボロになってきました。

PVC樹脂製の窓自体には問題がなさそうですが、プラスチックのこうした部品は太陽光の熱射や紫外線などによって、どうしても劣化してきてしまいます。

チルト・ラッチは、窓を内側に倒して掃除する際にしか操作しない部品ではありますが、ここの機能が失われてしまうと建具が窓枠から外れてしまう恐れも生じます。

ここのお宅では、同じタイプのサッシが12ヶ所あるそうですが、お知り合いも同様のサッシをいくつか使っていらっしゃるみたいです。陽の当たりによって劣化の進行度も違うとは思いますが、何れ交換の時期がやってきますから、今回一度に部品を調達して頂いた方がいいかも知れませんね。

勿論、キャラドンというメーカーは、既に存在していませんから、アメリカの同じ仕様の部品メーカーから調達することとなります。輸入サッシのいいところは、汎用部品が多く使われていて、窓メーカーからでなくても、小さな部品を調達出来るということですね。

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