天井裏の雨漏り?

天井裏の雨漏り?

天井裏の雨漏り?

こちらは、愛知県日進市にある輸入住宅の和室です。

大雨が降っている夜に天井裏から雨音がポタン、ポタンと聞こえるので、点検して欲しいという相談を頂きました。

ここの屋根は、カラーベストの屋根材が使われているのですが、2年程前に太陽光発電のソーラーパネルを設置したそうです。当初、このパネルの架台設置に問題があるのではないかとのことで、設置業者さんに天井点検口を開けてもらい、中の様子を見てもらったそうです。

でも、その時業者の方は、架台には雨漏れがなく、断熱材に濡れがあり、屋根の破風からの雨漏りということをおっしゃって帰られたそうです。で、それから数日が経って、雨が降っている日に状況を見させて頂いたのですが、グラスウールの断熱材に濡れはなく、尚且つ破風や屋根の野地板合板からも漏れは確認出来ませんでした。

グラスウールも剥がして天井裏を覗いてみたのですが、架台の取付けボルトやビスの位置も目視出来ませんでしたし、音もしない。そういう状況で、設置業者はどうして架台でないと言い切れたのか、また、断熱材に濡れがないのに何故濡れていると言えたのか、全く意味不明です。

何れにしても、音が聞こえる状況を確認して、その原因をはっきりさせる必要がありますね。それにしても。太陽光パネルの設置業者って、そんないい加減な仕事しかしないんでしょうかねぇ?

あと、中に入れてあったグラスウールの断熱材ですが、袋を切った状態で施工されていました。これでは、万一雨漏りでもしたら水分や湿気を吸ってしまい、断熱性能は格段に下がってしまいます。

大きさを調整する為に袋を切ったなら、ちゃんと気密テープでそこを塞いで断熱材を水分から守るという一般的な施工手順を知らなかったのでしょうかねぇ?(結構この手の施工不良は多いと思います) でも、ここを建築したのは有名な大手ゼネコンなんですけどね・・。

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