久しぶりのご相談

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天然スレートの屋根

大阪府のお客様から、屋根に天然スレートを使いたいというご相談を頂きました。

一度葺いたら100年以上の耐久性がある本物ですが、それなりのお値段になりますから、お客様にもそれなりの覚悟と資力が必要です。

写真は、お客様から頂いた屋根のイメージですが、ストレートな一文字葺きの天然スレートになっていて、軒先の一列だけを銅板を用いた鈑金屋根になっています。

腰葺きと呼ばれる手の込んだ施工ですが、平屋の贅沢なおうちにはよく合いますよね。

銅板ですから緑青が吹いてすぐに青く変色すると思われがちですが、最初は黒く変色して50年以上掛かって徐々に青くなってくるので、それまで私たちが生きていられれば見ることが出来るという代物です。

天然スレートの屋根も鉄分が染み出してきているようで、少し赤く変色してきている処はなかなか風情がありますねぇ。

今回、建築自体は大手住宅メーカーさんが施工して、屋根だけをお客様が直接発注されるという形のようですが、さてさてご契約はどうなることでしょうか。在庫や職人の状況を確認した上で見積をしますので、少々時間が掛かってしまいますが、どうぞお待ち下さいね。

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<関連記事>: 天然スレート(粘板岩)の屋根 (2011年1月18日)

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