古い輸入資材のメンテナンスには道具も必要

古い輸入資材のメンテナンスには道具も必要

錆びたビスの取り外し

先日、輸入の掃出しサッシの網戸の修理したのですが、スクリーンが取っ手の後ろ側に張ってある為、一旦取っ手(把手)を外さないと網を外すことが出来ません。

当然、新しいスクリーンも取り付けることが出来ませんから、取っ手を取らなければならないのですが、ご覧の通りビスのねじ山が四角い穴になっています。

日本のビスは、プラスかマイナス。特殊なものだと六角のものがたまにあるのですが、四角というビスは存在していません。

この網戸に張ってある網は、国産のプラスチック製でしたが、取っ手が外せなかった為か、その部分だけ網が固定されていない状況でした。その四角い穴のビスも相当風雨に曝された為に、錆び付いているという最悪の状態。

ですから、錆びて脆くなっているねじ山を潰さないように、まずはビスを挟んで回すことが出来るネジザウルスという特殊ペンチを使って、固くなったビスを少しだけ緩めます。そうなったところで、四角い頭のドライバービッドを穴に差し込んでゆっくりとネジを外しました。

勿論、四角い頭のドライバービッドはアメリカから調達した輸入品。輸入の資材で古いものとなれば、それに適した工具を持っていなければ修理・メンテナンスをすることは出来ませんね。

<関連記事>: プラス・マイナスだけじゃない (2014年11月9日)

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