玄関用でもこれだけ違う

玄関用でもこれだけ違う

玄関用ドアヒンジ

輸入の玄関ドアに使われるヒンジ(蝶番)は、いろいろな形状・サイズのものがあるのですが、代表的な2つのものを並べてみました。

このように広げた状態では、どちらのものも幅が100mmとなっています。それは、北米の玄関ドアの厚みがどれも一定サイズだから。モービル・ハウス(コンテナ・ハウス)のような狭い空間に使うドアは別にして、どこのドア・メーカーもドアの厚みは同じで作られています。

高さについては、左が120mm、右が100mm程度。どちらを使うか、ドアに何枚使うかは、施工業者側の選択ですが、強度的にはどちらもそれ程変わらない気がします。枚数については3枚が標準的ですが、相当な重量がある無垢の木製ドアなら4枚使うかも知れませんね。

そして、ヒンジの中央部の心棒が入っている部分を見て下さい。ヒンジとヒンジとが接するところには、どちらも分厚いワッシャーが噛ませてあります。人の出入りが一番多い場所ですから、開閉による摩耗を軽減する為にこうした気遣いがされています。

ワッシャーが入っていないタイプもありますが、出来れば入っているものを選びたいものです。

アメリカのヒンジは、ゴールドのものが一般的ですから、真鍮(Brass)のようにも見えますが、これらの材質はステンレス。よくあるスチール製のものよりは、錆や摩耗にも強いはずです。

あと、この写真にはありませんが、ヒンジの角が丸くなった丸ヒンジなども多く流通しています。10年毎に交換メンテナンスする際には、こうした要素をよくチェックして、適切なヒンジをお選び下さいね。

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