北欧系ドアの塗装の劣化

北欧系ドアの塗装の劣化

塗装が劣化したスウェドア

北欧系ドアと言えば、スウェドアやレクサンドーレン、スニッカルペールといった木製ドアを思い浮かべる方も多いと思います。

今回ご相談を頂いたのは、スウェドア(Swedoor)の玄関ドア。高級なチーク材が表面に張られた重厚感のあるドアですが、長年太陽や風雨に晒されてきた結果、塗装が劣化してきました。

新潟にお住まいのこちらのお客様は、自分でも丹念に自然オイル系の木部用屋外塗料を塗っておられたそうですが、それでも数ヶ月おきに塗装するということは出来ません。

自然オイル系のものは、施工マニュアルにも年に数回塗装をするように指示が記載されているものが多いですが、DIYに慣れていない日本人ではそれ程頻繁に塗装する人は殆どいないと言っても過言ではありません。

また、このお客様はこの事態を何とかしようと、古い塗装を紙ヤスリのようなもので剥がそうとされたようです。その跡が、ドアの上部やガラスの周囲で少し薄めの茶色になっている部分ですが、あまりきれいにならなかった為か、途中で作業を中止された状態でした。

名古屋からは少し遠い場所ですが、木製ドアをメンテナンス出来る業者がまわりにはいらっしゃらないとのことで、もしかしたら伺わなければいけなくなるかも知れません。何せ、塗装業者の中には、室内用として用いるニスを屋外に塗るような業者さんもいますから、プロだからと言って安心は出来ません。

古い塗装を出来るだけきれいに剥がして、そこにパラペイントのティンバー・ケアを2度塗りすれば、5年は塗装が持つそうです。勿論、そこの環境や特性によって塗装の寿命も変化するでしょうが、年に何度も塗ることを考えたら、お客様も随分楽になりますよね。

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<関連記事>: 塗り直したスウェドア (2015年4月2日)

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