劣化した輸入の木製玄関ドア

劣化した輸入の木製玄関ドア

劣化した輸入の木製玄関ドア

愛知県尾張旭市のお客様から、築17年の輸入住宅の玄関ドアの塗装についてご相談を頂きました。

状況からすると、雨や陽の当たる向きに設置された木製ドアで、長い間風雨に曝されてきたのか、木肌が荒れて割れも至る処で見受けられます。

こうした状況を何とかしようと、お客様自身でも挑戦されたようで、木工パテをドアの表面に塗って平らな状態にしようとしたのですが、これが反ってドアの見た目を悪くしてしまった感じです。

白くなっている部分がパテ埋めしたところですが、木肌のほぼ全面に亘っていますから、今からこれを除去して木目を出すということは不可能に近いものがあります。

勿論、ここまで木が劣化してしまっていれば、木目を再生させることは難しかったかも知れませんが、現状は白い塗料を塗ってアンティークな白いドアに蘇らせる以外に方法はないと思います。

また、ドアとドア枠との隙間が大きいので、ガードプレートを入れてロック部分を隠してやったり、ドアの下がりを新しいヒンジに交換して修正したりすることも同時にやった方がいいですね。

せっかくの美しい木製玄関ドアですから、以前の状態に近いところまで改善出来ればきっとまた愛着が出てくるはずですよ。

家を長持ちさせるには、こまめな点検とメンテナンスが欠かせません。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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