ガレージ・モーターの調整作業

ガレージ・モーターの調整作業

愛知県豊田市のお客様から、電動モーターの不具合からか、輸入のビルトイン・ガレージの開閉が思うように出来ないという相談を頂きました。

リモコンのスイッチを押すと、モーターに通電していることは確認出来るのですが、モーターやギアが回転していないといった状況でした。そこで、上げ下げ時のモーターの出力を上げてみて、再びスイッチを入れてみたところ、ガレージ・ドアの開閉が出来るようになりました。

また、ガレージ・シャッターの停止位置が微妙にずれていたので、ドアが開いた時の上限と閉まった時の下限の位置も調整しました。

通常、このモーターは、ドアを持ち上げるという仕事をするのではなく、単にドアを引っ張ったり押したりするだけをするものです。だから、0.5馬力しかないのですが、ガレージ・ドアのバランスが崩れたり、トーション・スプリングのバネ強度が落ちたりすると重いドアを持ち上げるという力がモーターに必要となります。

恐らく、そこまでの力を発揮するような設定になっていないモーターだったので、モーター自体が大きな負荷を認識して動くのを止めてしまったのだと思います。調整の結果動くようにはなりましたが、本来掛かることのない負荷がモーターに掛かっていますから、数年以内にドアのバランス調整やトーション・スプリングなどの交換をした方がいいでしょう。

直ればOKということでなく、何故そうなったかを考えて原因となっている問題を解決することが根本治療なんですね。まあ、普通の人は、ここまで深く考えないかも知れませんが・・。

輸入住宅の新築やオーバースライダーのメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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