チャネル・バランサーだけが、バランサーじゃない!

チャネル・バランサーだけが、バランサーじゃない!

輸入サッシの上げ下げ窓に付くバランサーと言えば、棒状の金属部品の中にバネと吊り糸が組み込まれたチャネル・バランサーが多いですよね。

でも、アンダーセン社のナローラインのダブルハング窓のように四角い弁当箱に吊り糸が付いたバランサーもあれば、写真のようなゼンマイ型のコイル・スプリングのバランサーも存在します。

これだけ多様に存在すると、サッシが古くなって部品もなくなってしまうんじゃないかという不安に駆られる人もいるでしょうが、今でも同じ部品を使って窓を製造している窓メーカーが、アメリカやカナダにはたくさんありますから、部品がなくなることは当面ないと言えるでしょう。

ただ、こうした輸入のサッシに精通した住宅メーカーが、日本にたくさんあるかと言えば、そうではありません。ですから、バランサーの部品が欲しいとお願いしても、うちでは対応出来ないとか、施工が分からないとか言う業者が殆どです。

特に、このコイル・スプリングは、取り外し方法が結構厄介で、交換作業が出来るビルダーは少ないと思います。

新築時にどういうビルダーか分かっていればいいのですが、部品の調達やメンテナンスの方法に詳しいかどうかなんて、全く気にしていないでしょうから、10年後くらいにどうしようなんてことになる訳です。

皆さんの輸入住宅が大丈夫なうちに、対処が可能なビルダーを早く見つけておいて、いつでも相談出来る担当医を確保することが大切ですよ。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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