雨染みとは明らかに違いますね

雨染みとは明らかに違いますね

窓の両サイドから雨汚れが落ちて外壁に黒い縦線が付いている住宅はよく見かけますよね。

黄砂やPM2.5、排気ガスなどの汚染物質が雨に混じってサイディングの外壁を汚してしまう訳ですが、そうした汚染物質の影響を最も受けやすいのが、屋根でもあります。

それで、塗装を施したカラーベストの屋根材(スレート瓦)は、10年程度で表面を洗浄して塗り直すのですが、この屋根はその洗浄が不十分だったのだと思います。

この住宅は、会社からも程遠くない場所に建っていますが、6年前に塗り直しを行いました。その直後から新しい塗装が剥がれ、屋根がまだら模様になってきたのですが、今はこんな状態になりました。

単なる雨だれによる汚れであれば、不自然に斜めに汚れが走ることはないですし、雨なら全体的に薄っすら汚れるのが普通ですよね。そう、これは明らかに不十分な洗浄痕だと思います。

もうこうなったら、いくら新しい防水塗装をしても次から次へと剥がれてしまいますから、補修の仕様がありません。安い塗装屋や仕事が早い職人は、仕事が粗いことが往々にしてありますから、気を付けましょう。こういう業者は、後からクレームを言っても逃げてしまいますから・・・。

やっぱり、信頼の置ける人に頼まないとダメですね。家のメンテナンスでご相談にある方は、お問い合わせ下さい。

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