お知らせ : ページ 337

天窓のガラスも結露します

現在、屋根を含めた外装の塗り替えを行っている愛知県日進市の輸入住宅 H邸。

塗り替え工事自体は、お知り合いのところにお願いされたのですが、輸入資材については手に負えないということで、私共がいろいろお手伝いをさせて頂いています。築28年にもなるので、いろいろな部分をメンテナンスしながらの施工となっていますが、今回はベルックス社のトップライト。

屋根に取り付けられた天窓は、冬場の暖かい室内の湿気や外部からの雨の侵入によって、ペアガラスの内部の空間に結露を起すことがしばしばあります。通常のサッシ同様、こういう場合は結露したガラスの交換が必要となります。

ガラスの周囲の緑色のテープは、屋根の塗り替え時の養生用のテーピングですが、ガラスには結露した水滴が流れた跡である白い筋がいくつも走っているのが分かりますね。

Veluxの天窓でもちゃんとガラスの交換が可能ですから、気付いたら早めに交換の相談をして下さいね。放っておくと、最悪はガラスの周囲のスペーサーが劣化して、ガラス自体が脱落するリスクが生じます。

尚、交換の際には、開閉の調整もお願いして頂けると、新品のように蘇りますよ。また、交換するガラスは、ペアの強化ガラスですから割れるリスクも少なくて安心です。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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アメリカの住宅トレンドを見る

毎年1月にラスベガスで開催されるNAHB インターナショナルビルダーズショー。北米最大の住宅・建材の展示会ですから、日本からも多くの住宅や建材メーカーの担当者が視察に行くんですよ。

その開催に合わせて、ニュー・アメリカン・ホームと呼ばれるモデル・ハウスが建築されます。これは、単なるモデル・ハウスではなく、会期終了後に販売されるもので、この住宅を通じて全米や世界各地からの来場者に、最新のデザイン・トレンド、建築技術、建材を紹介するという企画です。

今回建築が予定されている住宅が、この写真。

キュービック型の四角いフォルムに平らな陸屋根。大きく開口部を取った窓など、今の日本の大手メーカーのデザインに通じるものがありますね。こうしたデザイン・トレンドは、イタリアなどのヨーロッパからスタートしていると言いますから、アメリカと日本がほぼ同時期に同じようなデザインで消費者にアピールするのも理解出来ます。

私たちは、こうしたデザインの住宅を手掛けることも可能ですが、一過性のデザインではなく継続性のある伝統的なデザインで建築することを好みます。ただ、住宅のフォルムについては、そういう考えを持っていますが、家の中での生活スタイルについては、常に変化していると思っています。

例えば、写真のような屋外リビングやバー・コーナーなんて、アウトドア志向で社交的なファミリー層の皆さんにとっては、多くの友だちと家で手軽にガーデン・パーティを開くことが出来て、夢のようなプランかも知れません。

そういう新しい生活トレンドを日本の皆さんに紹介・提案しつつ、飽きのこないデザインで輸入住宅を建築することが出来たら素晴らしい資産を提供出来るものと考えています。

写真の住宅は、ショーに合せて建築されますから、一般の皆さんも是非見に行かれては如何でしょうか。私たちと一緒に家づくりをお考え頂く方で、是非にという皆さんをガイドを兼ねてお連れすることも可能ですから、ご相談下さい。

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春から始めます

うちのスタッフの子供さん夫婦が、こちらの家で来年生活することとなりました。そこで、私たち ホームメイドが、この日本家屋のリフォームをやらせて頂くことになりました。

時代の変化でデザインの考え方が、今は相当違ってきていますので、若いご夫婦の生活スタイルに合うように、リノベーションをしなければなりません。今は空き家状態のこの家のキッチンは、ブレックファースト・カウンターの付いた対面式の輸入キッチンにする予定です。

また、照明器具も輸入照明にしたり、壁のクロスをパラペイントで塗り直ししたりして、和風な家を格好よくデザインし直しますよ。

多分、この仕事は、3月くらいの春先にスタートするくらいでしょうが、時間も十分ありますから一生懸命計画します。皆さんの家が古い日本家屋だとしても、私たちなら美しく蘇らせます。今後、そのいい例をお見せしますね。

新築やリフォーム・リノベーションをご計画の方は、ご相談下さい。

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窓まわりには隙間がいる

コンクリート・サイディングや塗り壁、タイル、レンガ積みといった外壁材とサッシとは、少し離して取り付けることが建築の秘訣です。

ギチギチに接するように施工すると、地震などで構造体に歪みが生じてしまった時に外壁材が窓を押して、窓自体も歪んでしまうなんてことになりかねません。

そうなると、窓の開閉が出来なくなったり、窓ガラスが割れてしまったりなんてことになってしまいます。そう、物事には余裕や遊びってやつが必要なんです。

そこで、窓と外壁材との間に一定の隙間を空ける訳ですが、そのままでは雨や風が入ってきてしまいますよね。だから、防水の為にコーキングと呼ばれる練り物状の水性ゴムを窓の周囲に塗っていきます。

乾くと弾力性があって、緩衝材としても効果的な機能を果たしてくれるのですが、日差しや風雨に曝されるとその弾力性が失われ、徐々に硬化を起してしまうのです。まあ、人間が作るものには永遠の耐久性などあり得ないということですね。

硬化と同時に材料も縮んでくるのがコーキングですから、材料がそれに耐えきれず割れてきてしまうんですねぇ。ものがそれ相応の役目を果たす為には、その性質や寿命を加味して考えなければいけません。

10年毎くらいで、そういう部分もチェックしてみて下さい。そして、悪くなっていたら、コーキングを打ち直して下さいね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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ちゃんと直りましたよ

先日ご依頼を頂いたロジェール社製コンロ TDS-64の修理に伺って参りました。

スパークはするのですが、一番大きな口は点火に至らず着火マンで火を付けるという状況だったのですが、バーナー部分の部品を交換することで正常な状態になりました。

あと、スイッチを押すとスパークするのですが、そのスパークがいつまでも止まらないという不具合については、写真の部分に引っ掛かりが生じていたので、潤滑油等で調整したら取り敢えずうまく作動するようになりました。

長年使っていると、部品にも癖が生じてきますから、調整メンテナンスは大切ですね。

あと、バーナー部分は、燃えかすや灰が溜まりやすく、それが点火を阻害していることがありますから、普段の掃除をしっかりやって頂くことも大切です。とかくキッチンは、汚れてしまう場所ですから、十分手入れをしてあげて下さいね。

それにしても、レンジの修理やメンテナンスが出来る輸入住宅ビルダーって、誰か他にいるんでしょうかねぇ? 家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 生産中止でも、修理はまだまだ大丈夫 (2014年12月11日)

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ホワイト・キッチン

キッチン・キャビネットから壁までの全てを白で統一したキッチン空間。これも北米のサイトに掲載された写真です。

吊戸棚は、キャビネット・タイプのものにせず、敢えて棚板だけのシンプルなものにして食器を見せるようにデザインされています。お気に入りの食器類があるようなら、こうしてオープンにしてみるのもいいと思います。

ただ、それまでに計画して食器類を買っておかないと、色やデザイン的に統一感が生まれませんから、気を付けないといけませんよ。勿論、新築時期に合せて、新しいものを買い揃えるというならいいのですが、今までのものを捨てるか、あげるか、リサイクルに回すかしないといけません。

アメリカのレンジは、恐らく6~8口のゴトクが並んだ大きなタイプですね。まあ、そんなものは日本ならレストランの厨房くらいでしかお目に掛かれないと思いますが、アメリカ人の料理好きの家なら結構普通に使われています。

消防法やガスの規制があって、そのままのレンジを使うことは出来ませんが、電気式のレンジなら日本で大きなものも使えます。さあ、皆さんも美しいキッチンで、子供たちとお菓子作りをしてみませんか?

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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冬季休暇のお知らせ

12月28日(日)~1月4日(日)の期間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。

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何を比べるかが、大切

私たちは、欲しいものを購入しようとする際、まずは自分が欲しい商品を特定します。そうした上で、どこでどのような価格で売っているかを調べ、注文するというのが一般的ですね。

では、自分たちの家を新築したり、何年か経った輸入住宅に使われている輸入サッシやドア、水栓金具といった輸入材のメンテナンスが必要になったりした際は、どのように購入先を決めるでしょうか。殆どの人は、価格で決めると言うかも知れません。

ただ、家の新築といった一品ものをどこに頼むかという話の場合、ビルダーのデザイン・センスや使っている資材、施工方法や精度までを知らなければ、本来の価格は比べようがありません。(建築なんてどこでも同じでしょ?と考える人は、論外ですが・・・)

高ければものがいいだろうという考えは、ある程度は正解に近いかも知れませんが、絶対そうとは言えませんし、安いものでもいい家が出来るというのも安易なように思います。

自然の摂理を考えた施工や素材で、如何に長く愛せる家づくりをするかというのは、ビルダーの永遠の課題ですし、それに真摯に取り組む姿勢が大切です。

また、お客様との関係を一人の人間同士という観点で接することも必要です。お互いが自分の利益を搾取することばかり考えるような関係ではいい家は出来ません。お互いが相手のことを思いやって与え合うことが出来れば、それが理想です。

そういう意味では、家づくりは人が肝心であると言えませんか?

最近、修理・メンテナンスの問い合わせを頂くケースが増えていますが、その際お客様自身では到底調べることが出来ない詳しい情報を提供頂いて、輸入の商品を調達して欲しいというご依頼を頂いたりします。そういう場合、恐らく他の業者さんに既に問い合わせをされて、いろいろな情報をそこから入手していることが多いと思います。

私たちも相談されれば商品を探し、その調達可否を確認してから価格を調べ、見積を作成します。そこでは、間にいろいろな人の協力や手間や時間が掛かっています。一般の商品が決まったルートや流通によって販売されるのと違い、困っている人の手助けになれるようにという思いで、修理や交換部品の調査や手配をしている人が、そこにはいます。

価格ばかりで勝負してきた結果が、低品質な家づくりやメンテナンスサービスをしない住宅業界を生み出し、30年で建て替えをしなければいけなくなるような日本社会を作り出しました。また、輸入住宅ブームが去ってしまって、ビルダーが倒産したり事業を止めてしまったのも、心より利益を優先したのが原因だと思います。

輸入住宅という特殊な文化を支えていくには、そこに精通した人間の情熱や技術、商品手配が必要ということを忘れてはいけません。それらが揃ってこそ、あなたの家を長く維持していけるのです。

資本主義には、心はありません。多くの人の努力を感じることで、そこから買いたいという衝動が生まれます。今の日本には、義理や人情が必要ではないでしょうか。この人しかいないと思える人間を探すことが、家づくりと言えるのです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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ゆりかごのようなバスタブ

かぐや姫が竹から生まれた時の様子や赤ちゃんのゆりかごを連想させるデザインのバスタブ。

日本人向きにはピッタリの深めの浴槽の感じもいいですね。ただ、エッジも高めな気がしますから、お年寄りうあ子供さんなどは、ちょっとした台があった方がいいかも知れません。

全長は、おおよそ1.7mありますから、体の大きな方でもゆったりと入ることが出来ますね。

このバスタブの名前は、「Wish」。日本語に訳すと、願いとか希望です。朝の目覚めのお風呂には、もってこいのデザインと名前だと思いませんか?

勿論、明かりを少し薄暗くして、静かでムーディーな曲を流しながら入るお風呂もいいですね。

包まれているような感じを味わえるこのバスタブ。私たち ホームメイドなら、皆さんのおうちにご用意しますよ。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ドアが床に擦ったら、ヒンジを交換しよう

輸入の古い木製ドアに取り付けられたヒンジ(蝶番)。もうこの輸入住宅も築15年以上経ちました。

このドアは、リビングの入口のドアなので、人の出入りも頻繁。だから、開け閉めでヒンジも徐々に消耗し、そろそろドアがフローリングに擦れそうな感じになってきました。

特に、夏場などの湿気が多い季節には、木のドアが膨張する傾向にありますから、注意が必要です。

この原因は、ヒンジの消耗だけでなく、ドアの重みでドアが倒れてきているということもありますので、ヒンジを新しいものに交換する際には、建て起しも調整するのが理想です。

さて、皆さんの家では、ドアの調整をしていますか?調子が悪い状態でそのまま使い続けると、ドア調整だけでは終わらないことがありますから、早めに対処して下さいね。

家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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