お知らせ : ページ 396

鼻くそを食べると健康になる?

ちょっと汚い話で、お食事中の方には申し訳ないですが、カナダ中部にあるサスカチュワン大学で生物化学を研究しているスコット・ナッパー准教授という人が、“鼻くそを食べる”ことで免疫機能がどうなるかという研究を始めるという記事がNETに出ていた。

世の中には、変なことを真面目に考える人っているんですねぇ。

「人間は汚れた環境の中で進化をしてきた」と話すナッパー准教授。抗菌素材がやたら好まれる現代では、アレルギーなど免疫機能不全を起こす人の数も増加しており、清潔さを求める風潮が「実際には人間の利点になっていない」とも見ている。

そんな現状を憂う彼が、生物化学の研究者として気になったのが“鼻くそを食べる”行為。若干の病原体を消費するという意味で体内の免疫機能改善に繋がるのではと、“自然の予防接種”的な行動として免疫機能への影響の可能性を考え始めたとのこと。

でも、この考え方には、一理あると私も思います。

衛生面が強調されて無菌社会が是とされた日本の戦後社会。潔癖症の人まで出てきた訳ですが、そんな時代と共にアレルギーやぜんそく、花粉症、化学物質過敏症といった以前の時代には存在すらしていなかった病気が蔓延するようになりました。

きれい過ぎる社会は、反って危険な気もします。室内の住宅設備でも抗菌仕様が当たり前になって、有益な細菌まで死滅させてしまう為、耐性の出来た有害細菌が繁殖してしまうなどということも起こっています。

だからと言って、汚い環境にしようということではありませんが、雑多な菌が同時に存在し得る自然な環境を実現していくことは、住まいの安全においても必要な気がします。

病気にならないことに越したことはありませんが、病気になることで、それを乗り越える強い体を手に入れることが出来るのです。何も害がない状況に長い間おかれていたら、突然害のあるものが目の前に現れた時に全く抵抗出来ないですからね。

全てを悪く捉えずに、ポジティブに考えることが大切ですね。さて、今後の鼻くその研究は、どうなるのでしょうねぇ(笑)

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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塔屋のようなリビングの吹き抜け

まるで教会の雰囲気が漂うハーフ・サークル・ウィンドウを見上げる吹き抜け空間。構造むき出しですが、美しいですね。その高さは、5.5m近くにもなります。タワー(塔)のようになったこうした構造には、バルーン工法と呼ばれる施工を行います。

通常、木造の2x4工法では、1階部分と2階部分とでは、構造区画を別々に考えていますから、柱材(スタッド)も1階と2階とで別々に施工します。つまり、1階と2階とでは、壁も別々の構造区画として捉えるということですね。(専門的でちょっと難しいですが・・・)

日本の在来木造工法の2階建ての場合、構造的にキーとなる柱を1階床から2階の天井まで1本もので施工する「通し柱」と呼ばれる長い柱が入ります。それと同じ考え方で、こうした特殊な空間には、2x4工法でも長い通し柱を使って壁も1枚のものとしていきます。これが、バルーン工法と呼ばれる施工なんですね。

地震等の揺れに強い構造の輸入住宅を造るに当たっては、どんな工法であっても自然の摂理や力の考え方は同じになるということです。勿論、それぞれの工法で構造特性が違いますから、細かな点で違いがあるのは当たり前ですが、自然の原則に常に則っているのです。

こうした施工は、内装を仕上げてしまうと見ることが難しいので、関心のある方は是非この機会に愛知県半田市のレンガの家 K邸までお越し下さい。お問い合わせ頂ければ、ご案内しますよ。

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窓まわりを見れば、品質や技術の高さが分かります

カナダのレンガ職人が積んだ外壁レンガは、「美しい」の一言に尽きますね。よ~く見ると、モルタル目地の縦ラインが、垂直方向に全て揃っています。また、赤レンガ自体も縦横全てビシッと正確に積まれていますから、造形美すら感じさせますね。

でも、これってレンガ職人の技術の高さでもありますが、カナダ製のレンガ自体の品質や精度がいいということも忘れてはいけません。東アジアで製造されたレンガの場合、ラフに造られたものが殆どですから、これだけきちっとした雰囲気にはなりません。そのラフさが素朴な感じでいいという方もいらっしゃるでしょうが、材料の精度や施工の技術が十分でないと、地震などで重いレンガ外壁のバランスが崩れるかも知れません。

愛知県半田市で施工中のこの輸入住宅を見て分かると思いますが、やはりプロの仕事には、それに見合った品質の資材が必要ということです。

窓の枠すれすれの位置でピタッと止められたレンガ。(将来家が動くことを想定して、実際にはほんの少し遊びを設けてあります)レンガの厚み分だけ窓が奥まって見えるのも、薄いレンガ・タイル(スライス・ブリック)では出来ない景色です。

窓ガラスや窓下のボトム・シルにモルタルが付かないように養生してあるのも、私たちの気遣いの証です。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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ムーミン谷の夜は更けて

最近、ムーミンに出てくるような家を建てたいというご相談をよく伺います。

私が子供の頃が、TVでアニメもやっていて毎週見たものですが、最近は絵本やグッズでしか見たことがないので、好きな人は好きなんだなぁなんて久しぶりに思いました。

で、ムーミンに出てくるような輸入材は、どんなのだろうと輸入照明で探してみました。上の写真のものは、傘がちょっとスナフキンの帽子に似ていると思いませんか。また、こうした曲線的なデザインが、ムーミンが住むおうちのようなイメージを抱かせます。

そして、下の照明器具は、少し和のテイストが入った感じが、すっきりした北欧デザインを連想させるかも知れません。また、直線的に見えるラインも実際には少し歪んだ形状をしている為に、優しい感じになっているのもアニメチックな雰囲気があるように思います。

これらの照明器具は、玄関先や門灯として使いますが、同じシリーズのデザインでいろいろ種類がある点も見逃せません。何れにしても、照明だけでなくトータルでデザインを考えることが家づくりには必要ですね。

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北面だけですが、ここまでレンガを積みました

昨日、状況をご案内しますと報告させて頂きました愛知県半田市のレンガ積み輸入住宅 K邸の様子をご覧下さい。西面や南面の外壁の一部にもレンガが積まれていますが、カナダのレンガ職人は、この北面を中心に外壁のレンガ積みを行っています。

彼が来て2週間で、北面をほぼ積み終えるところまできてしまうというのは、相当早いペースです。何せ、いつもは2~3人で作業するのに、今回は彼ひとりでここまでやってしまうのですから、大したものです。

勿論、仕事が雑で早いというなら、話は全然別でしょうが、見ての通りレンガの外壁が1枚のパネルの如く平面を形成し、垂直にそそり立っているのです。

これを実際に見た人は、鳥肌が立って、きっと感動しますよ。

レンガの色は、Heritage Brownと言って、こげ茶を色の主体にしながら、薪ストーブのススが付いたような黒いアクセントが入ったデザインになっています。この少しアンティークな雰囲気を醸し出している点が、何十年が経過しても変わらない風情を生み出してくれる秘密です。

また、そのうちモルタル目地に含まれるカルシウムの成分がレンガの表面に溶け出して、白い模様を付けていきます。そうなってくると、そのアンティークさは更に増してくることとなるのですが、それが実現出来るのは本物のレンガ積み以外あり得ません。

遠い昔の明治・大正期ならまだしも、JR東京駅のような風情のあるレンガの家を現代で造れるのって、ある意味奇跡的です。

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ダークな玄関ドアと赤いレンガ積み

先日、中世ヨーロッパのお城にあるような玄関ドアというお話をしましたが、丁度積まれたレンガと一緒の画面に収まりましたので、ご覧に入れましょう。

アンティークな長い飾りヒンジが3ヶ所、そして飾り鋲が框の内側に20個付いた玄関ドアは、ダーク・マホガニーの色にデザインされていますので、相当重厚感がありますでしょ。

そこに、このこげ茶(写真では露出が大き過ぎて、赤茶に見えますが・・・)のレンガが周囲に積まれると、まさに古城といったイメージです。愛知県半田市には、築140年の兜ビールの赤レンガ建築が残っていますが、それに引けを取らないレンガ積み外壁の輸入住宅になるはずです。

今日も現場でレンガを運びましたが、それにしてもレンガは重い。それに多い。でも、カナダのレンガ職人は、建物の北側一面をほぼ積み終えました。また、その模様は、明日にでも・・・。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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誰しも、資産価値が上がるものには投資をしたい

最近、アベノミクス効果で景気が上向いてきているという。株価も上昇し、今まで我慢して持っていた株の含み益が増加したり、新しく購入したものの価値が上がったりで、資産に余裕のある人たちが投資や消費に積極的なのだ。

そういった意味では、住宅産業も活性化して売上げが大幅に増えている会社も多いのだろう。当然、来年は消費税のアップも控えているので、その分前倒しに家づくりをしようという機運も強くなっている。

だが、そうした外部要因による活況だけでは、また環境が変化して不景気になれば、売上げが下がってしまう企業が大半だろう。

その反面、夢とある程度の資産があるお客様は、あまり景気に左右されない。チャンスと必要性があればいつでも住宅を建てるし、好きな車も買う。だが、そういう人たちは、価値の見い出せないものや価値が目減りするものには投資をしない。価値というものに対して、鼻が利くと言ってもいいかも知れない。

安いことに越したことはないが、価値のない安いものを買うなんてバカはしない。自分が出したお金以上の価値があると判断したものであれば、多少高くても進んで投資するものなのだ。そういう状況を「安い」と呼ぶのである。

だが、日本の住宅はどうだろう?どんな大手住宅メーカーが100年住宅をPRしても、それに呼応するお客様が大幅に増えることはない。

それは、投資に見合うだけの価値をお客様が感じていないことが原因だ。そんな状況の中、何故住宅ビルダーはレンガ積み外壁ドライウォールの内装、美しいデザインに取り組んで住宅そのものの価値を上げていかないのか?

もしそうすれば、赤レンガの東京駅のように100年の耐久性や大きな価値が生まれるはずなのに・・・。

結局、効率化や高い利益率を目標として、手間・暇を掛ける家づくりに対して目を向けない経営が、資産価値の上がる住宅を造れない日本を創り出している気がしてならない。私たち ホームメイドは、投資以上のリターン(満足感や再販価値)がある家づくりを、今後も目指していかなければならないのである。

さて、皆さんがこれから建てるおうちは、投資に見合った価値があるでしょうか?それとも、・・・?
こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 釣った魚にエサはやらない? (2017年11月4日)

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この照明器具、どんな感じで光るんだろう?

Kichler社の照明器具の新しいシリーズが出ましたので、お知らせします。

アンティーク・ホワイトという色なんですが、難破船で長い間風雨に曝されていたというイメージで、色が更に落ちてしまっているデザインになっています。また、シェードの周囲には、モザイクのように小さな貝殻が整然と並んでいます。

照明器具の下には、薄い乳白色の円盤パネルが張られているようで、ダイニングテーブルの夕食を優しく照らしてくれそうです。

この写真からは、照明の上部がどうなっているのか分かりませんが、下と同じパネルが張ってあるのか、それともオープンになっていて、天井方向を明るく照らして間接照明の効果を狙っているのか、何れにしても取り付けるまでのお楽しみがあって、面白いですね。

もしかしたら、貝殻自体の厚みが薄くなっていて、薄っすら光るのかも知れません。さてさて、どんなふうに光るんでしょうねぇ・・・?

私だったら、少し長めの6人掛けのテーブルを置いてそこにこの照明器具を2つ並べて設置するでしょうね。

この照明器具は、シリーズものとして他にもいろいろなバリエーションの照明器具がありますので、海を連想させるデザインの輸入住宅にしたいなら、持って来いです。このシリーズの他の照明器具については、またの機会にご紹介させて頂きます。お楽しみに。

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窓の上には、レンガ用のL字鋼を入れます

カナダのレンガ職人による外壁レンガ積みも随分と仕事が進んできました。

ということで、今日はゴールデンウィークのお休みにも係わらず、当社スタッフのミカちゃんが、L型のアングル鉄筋をサンダーで切って、錆止め塗装をしてくれています。

ホームメイドは、お金のない小さな会社ですから、何でも自前でやらなきゃいけないんですねぇ。

愛知県半田市の輸入住宅 K邸は、窓の数も随分ありますから、L型鋼を入れる箇所も結構あるんです。何故なら、レンガ積みを施工するのは、建物の全ての外壁だからです。

(普通は、見栄えだけでレンガを用いるので、建物の正面だけに施工するなんてこともするのでしょうが、それでは建物の重量バランスが崩れてしまいます。ですから、建物の4面全てにレンガを積んで、耐震性を高めなければいけません)

この鉄筋は、窓の上に積まれる重いレンガを支えて、窓にレンガの重みが掛からないようにする役目を果たします。

ですから、それに耐え得るだけのしっかりした鉄筋でなければ、いけませんし、将来に生じる錆が出来るだけ出ないように錆止めの下地塗装も念入りに行います。

こういう地道な仕事があって、美しいレンガ積みの輸入住宅が出来上がるという訳です。

何事も努力と気遣いが、いい仕事を支えています。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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中小企業ビルダーは、辛いなぁ~

外壁のレンガ積みが行われている愛知県半田市の輸入住宅 K邸。今日もスタッフと一緒にゴールデンウィーク前の現場作業をしてきました。

カナダのレンガ職人が一人でレンガを積んでいるので、私たちは彼が仕事をしやすいように家の周囲にレンガを持っていってあげるのが、仕事です。

1パレットで約400個。それを3パレットですから、1,200個を高台に上げて、それから周囲に散らした訳ですが、おおよそ全部で5トンという重量でした。3人掛かりでしたが、まる一日運びっぱなし。もう腰と腕がもげそうです。でも、これって全体の10分の1程度。いや~、死にますね。まあ、これだけの大きさのレンガですから、外断熱の性能は凄いですよ。

こんなことやる住宅ビルダーの社長なんていないでしょうね(笑)でも、こういうことをやっているから、輸入住宅の経験と知識は人一倍、いや3倍以上あるんです。やってみなければ分からないことって、たくさんありますから・・・。それにしても、いつまで若い人と同じようにやれるのかなぁ?

それにしても、この家は格好いいですよ。きっと、100年したら半田の重要文化財になること、間違いないですね。

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