お知らせ : ページ 392

アフター・サービスを何でもお願い出来ないな・・・

先日、インシュレート(Insulate)という名の輸入窓メーカーの樹脂サッシが、開閉出来ないということを記事に書きましたが、その窓を取り扱っていた輸入資材屋さんにバランサー部品の調達が出来ないか、連絡を取ってみました。

まだ窓自体の在庫を少量持っているようだったが、既にその海外メーカーは別の窓メーカーに買収されて存在せず、部品の供給依頼があってもメーカーとのコンタクトがないから、その輸入元では応じられないとの返答だった。

せめて部品のメーカーや品番だけでも確認してもらえないかとお願いしたが、ちゃんと確認出来るかどうかは依然不明なまま。

このメーカーの窓は、輸入材を取り扱っているいろいろな建材屋が国内でたくさん販売していたから、この窓が取り付けられた輸入住宅にお住まいの多くの方は、路頭に迷うことになる。

他社が施工した窓ですが、いや~ほんと大変なことですよぉ~!

いろいろ調べて、やっと交換方法や部品の検討は付きましたが、その直接の調達をどのようにするかは、これから考えなければいけません。お金にならない小さな部品(チャネル・バランサー)で、こんなに時間を使う私は本当に変わりものですね。

それにしても、売るだけ売っておいて後のことは知らないという住宅メーカーや資材の販売業者の姿勢は、住宅業界がいつまでもよくならない表れかも知れません。

勿論、どうしても難しい場合もあるだろうが、何ら探す努力もしないで、面倒だから出来ませんというのはないよなぁ。まあ、私たちなら輸入ルートがありますので、そこを利用して調達しますけどね・・・。
お困りの方は、お問い合わせ下さい。

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2013年 夏のご挨拶 (定期訪問)

さあ、そろそろ恒例の年2回の定期訪問の時期がやってきました。訪問先のお客様も80件以上となってマラソン訪問の状態ですが、頑張って回らせて頂きますよぉ~!

何かお困りのことやメンテナンスが必要な箇所があれば、お伺いした際にお知らせ下さいね。

さて、この夏のご挨拶のお供は、ウォーキング・ポーチ。ジョギングやマラソン、自転車が流行っている昨今、水分補給のペットボトルや財布、携帯なども手軽に入る肩掛けポーチ。(ウェスト・ポーチでもOKです)

両手が自由になりますから、買い物や小さな子供さんを連れている時も使えますね。ちょっとしたお出かけの時など、スポーツ以外のシーンでもきっと重宝するはずですので、是非どうぞ。

さあ、皆さん、私の訪問を楽しみにしていて下さいませ。

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ちょっと遠くのお客様でも何とかなるかな?

東京にお住まいで、この度愛知県豊川市でレンガの家を計画中のNさんと週に一度の打合せ。遠く離れていて、私たちはどのようにコミュニケーションを取っていると思いますか?

勿論、メールは必修ですが、打合せとなるとやはりお互いの顔や声を直接確認しながらの方が、想いや感情がよく分かりますよね。そこで登場するのが、PC(パソコン)を使ったビデオ電話の「スカイプ」。マイク付きのWEBカメラとスピーカーさえあれば、目の前でお話しするのと何ら変わりはありません。

PCを使っていますので、資料やWEBサイトの案内も即座に差し上げることが可能ですから、お互い確認するのが本当に簡単です。おうちのプランニング、図面のやりとり、デザイン・イメージの写真や資料の送付、何でも出来てしまうから時代は変わったもんです。

そして、このサービスは、どれだけお話ししてても無料なんです。だから、カナダのサプライヤーとの打合せもこれを使います。

そして、私とご夫婦との打合せは、2時間以上になることも・・・。途中中座して資料を取りに行ったり、奥様が急な雨で洗濯物を引き上げに向かったりすることも出来るのです。

打合せの時間は、事前にメール等で決めておくだけ。その時間になったら、PCの前に集合です。そうそう、打合せ記録などもその場でお客様に送信出来るので、すぐさまチェックもして頂けて間違いも少ないです。便利ですねぇ。

まあ、施工については、実際に現場に行かなければ始まりませんが、業者さんとも同じように連絡し合うことが出来れば、遠い現場でもレンガ積み外壁やドライウォールの家が建てられるかも知れませんね。

あとは、私とお客様、お互いの情熱次第です。皆さんも私と家づくりの遠距離恋愛?しませんか。

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昨日の外壁 総レンガ積み

昨日、ハーフ・サークル・ウィンドウの上にキーストーンを入れたという話を書きましたが、丁度それを入れた瞬間を下から撮影したのが、これ。

逆光だったので、ちょっと暗く写っていますが、分かりますか?家全体のレンガの外壁はほぼ積み終わり、この正面部分を残すのみとなりました。

でも、残っている部分は、一番面倒で手間が掛かる部分なんです。このハーフ・サークル・ウィンドウの周りも、レンガを斜めにカットしたり、薄くカットしたりと、1個1個サイズを計測しながらの作業ですから、ここだけで半日掛かっています。

勿論、カナダのレンガ職人だからこのスピードですが、日本のブロック屋さんなら、どれだけ時間が掛かることか。

半田でレンガ積みの建物が建てられたのは、もう110年以上前のこと。それ以来、レンガ積みの建物は建てられていませんし、個人宅としては半田市で初の総レンガの家だと思います。

歴史に残る輸入住宅だと思いますので、気合いが入りますねぇ。だって、自分の家が、歴史となるんですよ。すごいことだと思いませんか?だから、内装もドライウォールなんです。

レンガ積みの外壁をしたい人は、どうぞご相談下さいね。どの地域まで施工可能かどうかは内容に依りますが、出来るだけ協力しますよ。せっかくお金を掛けるんですから、とことん拘りたいですね。

また、経過報告しますので、乞うご期待!

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キーストーンが入りました

今日は、早朝からレンガとキッチン・洗面キャビネットの現場搬入をしてきました。うちは、小さな会社ですから男のスタッフ総出でも3人しかいませんので、こういう時は私も必ず参加です。

輸入キャビネットは、しっかり作られているからか、国産に比べて滅茶苦茶重いんです。ですから、こうして記事を書いている私の手は、もうブラブラ。きっと明日は筋肉痛でしょうね(笑)

そうこうしている間にも、カナダのレンガ職人は黙々とレンガ積みをしています。

今日は、とうとう2階の一番高いところにあるハーフ・サークル・ウィンドウのトップに楔形のキーストーンを入れました。

赤茶のレンガ外壁に、グレーのキーストーン。結構印象的なデザインでしょ!やっぱり、本物のレンガ積み外壁は違いますねぇ。

愛知県半田市のこの輸入住宅のレンガ積みも、そろそろ大詰めです。ご覧になりたいという方は、急いで下さいね。勿論、いらっしゃる際は、事前にご連絡をお願いします。

それにしても、ほんと高い所は怖いですねぇ。建築屋のくせに、高所恐怖症だなんて、情けないです。この写真も恐る恐る撮りました。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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レンガ積みは、横方向にも補強します

日本のブロック塀でもよく縦(垂直)に鉄筋を入れているのを見掛けますが、写真のようなハシゴ状の耐震金物を入れているのは見かけないですよね。

この横筋を私たちはラダー・タイと呼んでいます。それは、丁度ハシゴのような形状をしているからなんですが、北米ではワイヤー・トラスとも呼ばれます。

勿論、このカナダの積みレンガ用に設計された金物なんですが、レンガの幅にピッタリきていますよね。

このラダーをレンガとレンガの間の目地に挟み込んで、レンガの壁を横(水平)方向に一体化させます。

この写真には写っていませんが、ブロック塀同様縦筋も入れますから、水平垂直二次元的にレンガ積み外壁をパネル化してしまうのです。

更に、以前記事にも書いたブリック・タイと呼ばれる金物を入れて、レンガ積み外壁と構造本体とを緩やかにつなぎますから、建物本体とも相持ちする形となります。

一旦施工されてしまえば、こうした金物は見えなくなってしまいますが、こうした基礎的な見えない施工が私たち ホームメイドの家づくりを支えています。

見栄えが同じなら安い方がいいという価値観はありません。私たちの考えを満足させられない素材や施工なら、いくら安くても使いません。

ただ、こうした手間・暇の違いやポリシー(理念)は、説明しないと皆さんには分からないですね。

でも、いつの頃から日本人は、フェイクで十分なんて文化になったのでしょうね。スライス・ブリック(レンガ・タイル)なんて、100年以上のメンテナンス・フリーはあり得ないですし、性能も全然違うんですけどね・・・?

やっぱり、長く使うものは、いいもので造りたいですよね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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こんなメジャー、見たことありますか?

メジャーと言ってもアメリカのメジャー・リーグ(プロ野球)じゃないですよ。そう、日本語で巻尺。英語では、本当はテープ・メジャーです。

私たちは、北米の輸入住宅のビルダーですから、フィートやインチといった単位で作られたものをよく使います。窓、キッチン(洗面)・キャビネット、ドア、水栓金具、こういったものは殆ど全てフィート・インチで製作されているんです。

私たちが輸入しているカナダは、本当はメートル法を使うのですが、アメリカとの文化的なつながりが強いということもあって、ヤード・ポンド法のインチ表記も一般的に使用します。

まあ、こうした建築資材がアメリカ向けに大量に輸出されたり、逆に輸入したりしているので、こういうことになる訳です。

ですから、カナダでは写真のような両寸法が表記された巻尺が広く出回っていますから、私もスタッフのお土産代わりにいくつも購入してきます。(アメリカでも売っていますが、その種類はあまり多くありません)

因みに、18インチは457mmですので、ちゃんと表記は合ってますでしょ。(輸入住宅ビルダーを自負する人間は、本当はいちいち巻尺を当てなくても、よく使う寸法なら自然とメートル法に換算出来ないといけませんが・・・)

メジャーはよく使いますし、消耗品です。こういう道具も定期的に交換して、正確な寸法での家づくりを心掛けています。こういうところも、ホームメイドのこだわりですね。

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家づくりの計画も、いよいよ大詰めです

ラフプランの検討を重ねてきた愛知県豊川市 N邸。手描きのラフ・ラフ・プランだったものを、スタッフの松葉にCAD図面に落としてもらい、配置もこんなのになりました。

広めの敷地ですから、駐車スペースもお庭も十分過ぎるくらい取れますね。いや~、羨ましい。

で、このおうちも外壁は、カナダのレンガ積み。当然、インテリアも本場のドライウォールです。平面図でも分かる通り、四角で安定した形に造りますから、どっしりとしたレンガ積みの輸入住宅になること請け合いです。

豊川で私たちが家を造るのは初めてですから、きっと地元の皆さんも度胆を抜かれると思いますよ。

さて、あとはこの家の資金計画です。資材や職人の施工費が上がってきていますし、遠距離の為の余分な経費も必要ですから、ちょっと大変です。多分、職人さんたちに泊まりこみで仕事をしてもらわなきゃいけないですからね。

地元で手のいい職人さんが見つかれば越したことはないのですが、いきなりお願いするのはリスクがありますから・・。

取り敢えず、自分たちが信頼置ける資材や職人さんにお願いする他ないですね。勿論、レンガ職人もいつものカナダ人にお願いする予定です。でも、お客さんの家づくりの為に、今まで名前すら知らなかった人たちが結集してくるのって、本当はすごいことなんです。やっぱり、ご縁なんですね。

私たちも頑張りますから、Nさんも資金調達を頑張って下さいまし。生みの苦しみはありますが、出来上がりの素晴らしさは格別のはずですから。

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横に長いキャビネットのダイニング・キッチン

東京にお住まいで、今回愛知県豊川市で家づくりをされるご家族のベース・プランニングがほぼ完了しました。

おうちの中心をダイニング・キッチンにして、そこから全てがスタートするというデザインです。ですから、ダイニング・キッチンは、リビングよりも広いスペースとなりました。

写真は、そのダイニング・キッチンをイメージしたものなんですが、明るい南面の壁にキッチン・キャビネットがズラッと並ぶスタイルなんです。

そして、もしかしたら、その一部にバーチェアを置ける場所を作って奥さんや子供さんが本を読んだり、勉強したり出来るようにするかも知れません。大きなキッチンは、きっと料理好きの奥様の憧れですよね。

そうそう、ダイニング・テーブルの続きという感覚で、シンクのあるアイランドもデザインしています。また、このダイニング・キッチンは、高さ5mもの吹き抜けになっています。ですから、2階にいる家族にもキッチンから声が届きます。

えっ?こうやって言葉でお話ししても、イメージが湧かない?

じゃあ、絵に描いた餅が本物になったら、お見せしますね。それまで少々お待ち下さいな。それとも、皆さんのおうちをプランニングしましょうか?素敵な輸入住宅にするには、このように住み手の個性を引き出すことが、私たちビルダーに求められています。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ウォーク・インのスタディ・ルーム

子供たちは、自分一人の部屋で勉強するのが難しいという話を書いたことがありますが、それは大人でも同じかも知れません。

部屋に籠ってじっくり仕事をするという場合もあるだろうが、ながら勉強じゃないけど、奥さんと雑談をしながらあれこれNETで調べものをしたり、原稿を書いたりすることも結構あるんじゃないかなぁ。実際、この記事を書いている私も、そんな一人なんですが・・・。

そんなあなたには、この写真のような書斎はどうだろう。リビングやダイニングの脇にあるドアで仕切られていない半個室のスタディ・ルーム。写真のイメージは、シックで落ち着いた書斎だが、もっと明るいデザインにしてあげれば、子供たちの宿題スペースにも早変わり。

完全に仕切られていないから家族の空気を感じられ、閉塞感がない状態で自分のやりたいことをやれるし、ちょっと疲れたら飲み物やスナックを気軽に取りに行ける。また、リビング等にいる家族も相手の顔色を見ながら家事が出来るので、孤立した仕事をしているという意識も軽減出来る。

これからの家づくりは、孤独なプライバシー(個室)よりも、家族を感じるパブリック(共有空間)を如何に作り出すかに重きを置くべきだろう。

そういうコンセプトで造ったおうちには、ドアが少ないというふうに感じるかも知れない。あなたに提示された住宅メーカーの標準プランでは、こんなパーソナル・デザインが表現されていたでしょうか。センスや提案力には、大手や中小という概念はありません。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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