お知らせ : ページ 330

石膏パテと下塗りプライマーの出荷

先日、とあるお客様からクロスを剥がして壁を塗装したいというご相談を頂きました。

クロス張りの壁の場合、クロスがうまく剥がれず壁がデコボコになったり、クロスの下紙が残ってしまったりするので、クロスの上から塗装をしたらどうかとご提案させて頂いたのですが、壁紙のテクスチャーが気になるので剥がすことにしたいというお返事でした。

壁のデコボコをフラットにするには、石膏パテを盛って平らな状態を作っていく必要がありますが、国産のパテでは乾きが早く、固まるとプラスチックのようにカチカチになってしまいますから、サンドペーパーが使える北米の天然石膏のパテをお勧めしました。

また、下地が紙だと塗料が染み込んでしまいますから、下塗りであるプライマーもお使い頂くようにお話ししました。

石膏パテの箱の上にテープで留めてあるのは、パラペイントの色見本帳「Fan Deck」です。下地が完成したら、上塗りの塗料の色も決めて頂きますからね。

こうやって壁を塗装で仕上げるリフォームが、日本でも定着することを楽しみにしています。是非DIYで頑張って下さいね。

ドライウォール資材の調達や施工をご希望の方は、ご相談下さい。

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特殊な形状の窓ガラスの交換

こちらの輸入サッシは、カナダ ウィルマ―社の2連のダブルハング。この窓の上には、ご覧のようにカマボコ型の飾り窓が付いている。

北米ではこの飾り窓をTransomとかEllipseと呼ぶのですが、こうした美しいデザインは国産のサッシでは見受けられないですよね。

で、このEllipseなんですが、LOW-E断熱ペアガラスの一番端の部分に何故か小さな割れが入ってしまいました。恐らく熱割れと呼ばれる現象で起きたのではないかと思いますが、物理現象なのでこれを防ぐことは出来ません。

ただ、こんな特殊な形状のガラスですから、国内で同じものを作ってもらうなんてことはなかなか難しいんです。そこで、実際のサッシに型紙を当てて、ガラスの型を取ってからそれをWillmar社(現Jeld-Wen社)に送って作ってもらうこととなりました。

それから数か月、見事にペアガラスを交換することが出来ました。手間暇は掛かりましたが、特殊な輸入サッシでもこうしてちゃんと直せるんです。だから、諦めないで下さいね。

輸入住宅のメンテナンスや修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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雨染みとは明らかに違いますね

窓の両サイドから雨汚れが落ちて外壁に黒い縦線が付いている住宅はよく見かけますよね。

黄砂やPM2.5、排気ガスなどの汚染物質が雨に混じってサイディングの外壁を汚してしまう訳ですが、そうした汚染物質の影響を最も受けやすいのが、屋根でもあります。

それで、塗装を施したカラーベストの屋根材(スレート瓦)は、10年程度で表面を洗浄して塗り直すのですが、この屋根はその洗浄が不十分だったのだと思います。

この住宅は、会社からも程遠くない場所に建っていますが、6年前に塗り直しを行いました。その直後から新しい塗装が剥がれ、屋根がまだら模様になってきたのですが、今はこんな状態になりました。

単なる雨だれによる汚れであれば、不自然に斜めに汚れが走ることはないですし、雨なら全体的に薄っすら汚れるのが普通ですよね。そう、これは明らかに不十分な洗浄痕だと思います。

もうこうなったら、いくら新しい防水塗装をしても次から次へと剥がれてしまいますから、補修の仕様がありません。安い塗装屋や仕事が早い職人は、仕事が粗いことが往々にしてありますから、気を付けましょう。こういう業者は、後からクレームを言っても逃げてしまいますから・・・。

やっぱり、信頼の置ける人に頼まないとダメですね。家のメンテナンスでご相談にある方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 安いって、本当にいいことなの? (2009年9月28日)

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11年経った天然スレートの屋根

2004年に愛知県大口町で建てさせて頂いたレンガ積み外壁の輸入住宅 B邸。11年経ってもご覧の通り、レンガの外壁は新築当時のままの美しさを見せています。

そして、フランスから取り寄せた天然スレート(粘板岩)の屋根は如何でしょうか。(これが、カラーベストのような国産のスレート瓦だったら、塗り直しの時期ですよ) 少し茶色に変色しているのは、天然スレートに含まれる鉄分が雨などで酸化してきている証拠です。

天然スレートは、こうして色の変化が出てくるというのが特徴でもありますが、素材自体が劣化をすることはありません。天然スレートの屋根の寿命は、100~120年と言われていますが、さてさて本当にどのくらい持つのでしょうか。

楽しみでもありますが、葺き替えの頃は私もこの世からいなくなっているでしょうから、神のみぞ知るといったところでしょうか。

JR東京駅やヨーロッパの歴史的建造物でも施工される天然スレート。本物志向の家づくりをしたいという方には、お勧めです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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Pella 掃出しサッシの鍵

築4年の輸入住宅に施工されたペラ・ウィンドウの掃出しサッシ。ペラは、アルミクラッドの木製サッシでありながら、防火認定を受けているという点で、都市部で採用されるケースが多い窓です。

片引きの掃出しサッシ(スライディング・パティオ・ドア)は、室内の内鍵(ロックレバー)だけが付いているというタイプのものが多い気がしますが、Pellaは屋外からも開け閉め出来るように外鍵(キーロック)が付いているんですね。

確か、昔施工したウェザーシールド製の掃出しサッシも同様にキーが付いていたことを覚えています。今回ご相談頂いた愛知県知多郡の方は、そのキーの1本を紛失してしまい、用心の為にキー・シリンダーを別のものに交換したいということでした。

他にもクロスのよじれや割れのような問題も発生しているようですから、交換作業の際に状況確認してこようと思います。まあ、新築ですから数年の間は、家が動くので仕方ないですね。

それにしても、新築を担当したビルダーさんは、何故メンテナンスをしてあげないんでしょうねぇ。それとも、そこにはお願いしたくないというご事情があるのかも知れませんね。何れにしても、今後信頼出来るビルダーを見つけて、長く付き合っていくことが家の寿命を左右することは間違いありません。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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爽やかすぎるバスルーム

何て明るくて、広々としたバスルームなんでしょう。ターコイズ・ブルーの壁も印象的ですね。

これは、カナダのキッチン・バスを販売しているサイトに掲載されたデザイン例です。そのタイトルは、なんと「地中海」。

日本で言えば、リビングくらいある空間にバスタブ、トイレ、シャワー・ブース、ダブルボウルの洗面台がゆったりと配置されているなんて、贅沢極まりないですよね。わざとステップ・フロアにして、バスタブの位置を下げて外(窓)から見えない場所にしてあるのもプライバシーに配慮した設計なんでしょうね。

勿論、トイレも壁に隠されていますから、外からは見えないのでしょうが、窓が大きすぎて、日本人だとなかなか落ち着いて用が足せないかも知れません(笑) 洗面台の位置も丁度ツイタテのような壁がありますから、こちらも外からはブラインドになりますね。

日本だと浴室、洗面、トイレは北側か西側の日の当たらない少し寒い場所にあって、それぞれが狭い空間に孤立しているのが一般的ですから、こんなに陽気なデザインは楽しいですよね。これなら、昼間からお風呂に入りたい気分になっちゃいます。

輸入住宅好き、お風呂好きなら、こんな驚きのプランで家づくりしてみませんか。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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東洋ゴム「建築用免震積層ゴム SHRB-E4、SHRB-E6」 点検&交換

東洋ゴム工業子会社の東洋ゴム化工品が取り扱う建築用免震積層ゴムの一部製品で、国土交通大臣認定の性能評価基準への不適合と、大臣認定の一部不正取得が判明。国土交通省に報告を行うとともに、不正に取得した大臣認定は自主的に取り下げを申請し、認定の取り消しを受けた。

東洋ゴム工業が2003年~2011年にかけて大臣認定を受けた「高減衰ゴム系積層ゴム支承」で、地震の揺れを抑える能力が大臣認定品よりも低い製品を販売していた。現時点で、共同住宅や庁舎、病院など55棟での使用が判明している。2006年と2007年、2011年には認定の取得に際し、技術的根拠のない申請により3件の大臣認定を受けていた。

これまでに、対象物件で建築物の損害、事故等の発生や地震発生地域の製品性能不具合等は報告されていない。東日本大震災発生時に、震度6強~6弱だった宮城県仙台市宮城野区・ 青葉区に建設されていた3棟については、震災後に現地を調査した管理会社等から構造体に損傷は生じなかったと報告を受けている。

現在、対象物件の安全性を確認するため、各建設会社及び設計事務所に検証(構造計算)を依頼している。安全性が確認できた物件に納入した製品は、大臣認定を改めて取得する手続を進める。万が一物件の安全性に懸念が生じた場合は、自社品置換または他社代替製品との交換等を行う。(リコールプラス編集部)

詳細情報: 東洋ゴム 免震ゴム一部大臣認定不適合 不正な申請も (リコールプラス)

<追加情報> (2015年3月25日)
表題の製品以外についても、大臣認定の性能評価基準に適合していなかった製品等が存在する疑いが発覚した旨、東洋ゴム工業より発表がありました。詳細は調査中とのことですが、判明次第広報するとのこと。

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これがあるから、挟まれません

これ、何だか分かりますか?最近流行りの防犯カメラのようにも見えますよね。

実はこれ、輸入のビルトイン・ガレージドアに付けられた赤外線センサーなんですよ。ドアシャッターが上に持ち上がっていく為のガイド・レールの一番下のところにこのセンサーを取付けます。

上がっていたガレージドアを閉めようとしている時に、もし子供がドアの下へ入ってきたら、大変なことになります。ドアの重さは、100kgを越えますからね。

そんな時、このセンサーが子供を障害物と認識して、ドアのモーターをストップさせます。ストップさせるだけでなく、ドアを全開の位置まで戻すところまで作動するんです。

子供だけでなく、何かものが置いてあっても同様のことをこのセンサーで感知しますよ。こういう気遣いがあれば、オーバースライダーのガレージドアでも安心ですね。

輸入のガレージや輸入住宅の建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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掃出しサッシのウェザーストリップの破損

築17年のペラ・ウィンドウの掃出しサッシですが、防雨・防風用にサッシの取り付けられた気密パッキン材が破れてきてしまった。

こういう材料をウェザーストリップというのだが、ゴムや柔らかなプラスチックで出来ているから、使っているうちにちぎれてくることが普通です。ウェザーストリップは、輸入サッシや輸入ドアの枠側にも取付けられていますが、こうしたものは消耗品ですから10年程度で交換するようにして下さい。

こんなものでも台風の強い雨や夏の暑い外気を遮る為には、必要なものですから・・・。

Pella以外の窓メーカーのものでも私たちなら調達可能ですから、輸入住宅の窓やドアのメンテナンスが必要な方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 掃出しサッシのウェザーストリップ交換 (2015年4月11日)

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輸入玄関ドアの飾り枠

先日外装等のリノベーションを行った愛知県あま市の輸入住宅 Y邸。

モス・グリーンの木製玄関ドアは、ステンドグラスの入ったシンプソン社製を使っていますが、せっかくのリノベーションですからこの機会にミルワークのドア・トリムを付けたいということになった。

ドアの上に付いているのは、クロスヘッド。その中央にはキーストーンと呼ばれるクサビ石をあしらった豪華なデザインです。このミルワークの塗装は、勿論美しい色のパラペイント。ミルワークとは、ウレタン等を成型したモール材のことで、輸入住宅の内外装の飾り縁として使われます。

また、ドアの両側に付けられた飾り柱は、ピラスターと呼ばれます。リブが縦に入ったデザインは、「フルーティッド」と言われ、フラットなデザインの「プレーン」より装飾的ですね。

お客様の子供さんはこれを見て、鳥居みたいとおっしゃったそうです。元々こうしたデコレーションは、ギリシャ・ローマの神殿を起源としていますから、洋の東西を問わず神様はこうしたデザインが好きなのかも知れませんね(笑)

家のメンテナンスやこうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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