お知らせ : ページ 317

新しいトップライトへ交換

先日、ベルックス社の新しい天窓が当社の倉庫に到着したという記事を書きましたが、昨日不具合のあった古いトップライトと無事交換しました。

ノルディスカヒュースという住宅会社で建てたこの輸入住宅は、新築から既に30年以上経っていますから、屋根下地の黒いアスファルト・ルーフィング材も相当くたびれてきています。

天窓を差し替えるに当たり、周囲のカラーベストの屋根材もある程度撤去しましたから、その部分については新しいアスファルト・ルーフィング材を下に十分差し込んで、雨漏れしないように配慮しながら施工する必要が生じます。

勿論、天窓の周囲も防水テープやコーキング、鈑金材を入れて仕上げることも忘れてはいけません。

急勾配な上にこの猛暑での作業でしたから、職人さんたちも結構大変だったと思いますが、きれいに仕上がった処を見て頂いたら、お客さんもきっと喜んでくれると思います。

今日は、カラーベストを張り直して、最後に再度防水チェックをしたら施工終了です。名古屋・東海地区でVeluxのトップライトの新設・交換、他社天窓からの取替えでしたら、ホームメイドにお任せ下さいね。

家の新築・メンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: さあ、いよいよ交換です (2015年7月25日)
<関連記事>: 屋根も一部張り直しました (2015年8月7日)

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パロマ製ビルトインコンロに関するお知らせ

2013年8月~2014年7月の期間に株式会社パロマが製造したビルトインコンロで、きわめてまれにではあるが、ガスが微量に漏れる可能性があることが判明。現在までに製品事故の発生はないが、安心して使用できるよう部品の無償交換を行なう。

対象製品を使用している方や使用中に異常を感じる場合、すぐに器具の使用を中止し、器具名・製造番号を確認して問い合せ先へ連絡するよう呼びかけている。交換作業は対策部品が整う7月下旬以降に順次実施する。(リコール+ 編集部)

<パロマからのお知らせ>: ビルトインコンロに関するお知らせ (2015年7月15日)

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ドア木部の腐り

メーカーが不明のアルミクラッド・フレンチドア。

両開きのアウト・スイングのフレンチドアは、輸入住宅好きの方であれば一度は使ってみたいと考えるのではないでしょうか。

このおうちは、17年前に建てられたということですが、新築した住宅メーカーは既になく、メンテナンスの相談先に困っていたそうです。そんな中、うちの会社を見つけご連絡を頂きました。

ドアの室内側の木部がこのように腐ってきたのは、ドアの下とドア枠とが接する部分に雨や結露が溜まってしまったのが原因です。

こういう場合、原因がドアの構造にあることが考えられますが、構造的にそうならないドアやドア枠に交換するとなると、外壁などを触る必要があり、結構大掛かりな工事になります。

(メーカーが分からず、同じ大きさのドアを探すのが困難な為、不具合のあるドアだけを新しいものに交換することは不可能です)

今回、お客様にもその旨説明し、選択肢とそれぞれのケースのメリット・デメリットをご案内しました。そしてお客様が選択したのは、完璧とは言えないまでも腐った木部を切り取って、そこに新しい木を入れて修復するという方法でした。

パラペイントのティンバー・ケアで防水塗装を行うつもりですが、常にドアを乾かしておく習慣を付けない限り、また同じトラブルが発生することは心しておく必要があります。

まあ、完璧な施工をしたいのは、私たちビルダーのエゴかも知れませんから、お客様の選択の中でよりベターな方法で修理することは大切なことじゃないでしょうか。ただ、お客様も問題点をしっかり把握して、その後の対処を忘れずにやっていって下さいね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 修理を終えたフレンチドア (2015年10月18日)

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窓の遮熱は、結構効果的です

梅雨も明けて、名古屋でも連日猛暑日が続いています。そんな中、毎年やっている窓ガラスの遮熱対策を行いました。

うちの事務所は倉庫の一角にありますから、冬は寒く夏は暑い。当然、アルミサッシの窓ガラスはペアガラスではありませんので、何も対策をしなければエアコンもフル稼働。

でも、これでもう安心。農業用の黒いシートは、太陽の熱を吸収しますし、粗い編み込みになっていますから空気も中に溜まりません。それに意外と室内は暗くならないので、いいことづくめ。

まあ、あとは見た目の問題だけでしょうが、これは人によって意見が異なるかも知れませんから、ご判断下さいませ。そうそう、エアコンの室外機の上にもこのシートを張っています。

簡単な対策なんですが、熱効率は相当改善しますから是非古いアルミサッシのおうちの方は真似してやってみて下さい。それにしても、事務所に比べてうちで建てた輸入住宅は、何もしなくても高性能ですよね。

輸入住宅の新築・リノベーションをご希望の方は、ご相談下さい。

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ドライブイン・ラッチの問い合わせ

ドライブインと言っても、国道沿いの休憩施設ではありません。ドアレバー(ドアノブ)に取り付けられた筒状の丸いラッチのことをドライブイン・ラッチと呼ぶのです。

今回も相当古いドアレバーのラッチが破損したようです。昔の輸入住宅は、このラッチが付いたドアが多かったですよね。ドアノブ・メーカーは分からないということですが、ラッチの形状からしてKwikset(クイックセット)社製だと思われます。

このドアレバーには内鍵のサムターンが付いていますから、トイレのように内側から鍵を掛ける場所に付いていたんでしょう。

それにしても、ゴールドのドアレバー本体はなかなかいい味出してますねぇ。使いこなされると少しアンティークがかって見えるのが、輸入のドアノブのいいところです。

15年くらいすると、国産でも輸入ものでもラッチが壊れてくるものですが、これさえ換えれば結構長く使えるものです。勿論、私たちはこのラッチも交換用に在庫しています。

ただ、たまにドアレバーのバネが切れてブラブラになることもありますから、その時は本体ごと交換ですよ。どんな住宅でもちゃんと手入れをすれば、長く使えるのですから根気よくおうちに付き合ってあげて下さいね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス (2014年2月1日)

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種類が多くて、・・・

どこの輸入サッシ・メーカーか分からないが、網戸のコーナー材が破損してしまったので、何とか調達出来ないかという相談を頂きました。

網戸のコーナー材は、多くの場合プラスチックで出来ていますから、風雨や強い日差しに曝されて経年劣化を起します。

あまり網戸を触らないという人はそれ程気にしていないと思いますが、掃除とかで窓からよく外すという人は、この小さな部品が割れて網戸が壊れてしまうというトラブルに見舞われることが多いのです。

プラスチックが弱くなっているところに、外す時の強い力が掛かってパキッと割れてしまう訳です。

ただ、このコーナー材は、同じような大きさで似たようなデザインの部品がいくつも存在します。それもそれぞれが網戸フレームのサイズや形状に応じて微妙に違いますから、似たようなものでもうまく網戸のアルミ枠に入らないなんてこともあるかも知れません。

網戸のフレームや不具合のあるコーナー材の形状や寸法をしっかり確認した上で私たちにご相談頂けると、よりスムースにお探し出来ると思います。そうしないで適当に注文してしまうと、あとでコーナー材を自分たちで加工しなければ取付け出来なくなりますよ。

まあ、全く同じ部品が北米になくて、加工を承知で注文しなければいけない時もありますけどね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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アルミの輸入サッシは、珍しい

お問い合わせを頂いたのは、上げ下げするタイプのシングルハング・サッシのバランサー。

吊りヒモの糸は切れていないようですが、それを巻き付けておくプラスチック製の滑車の部分が経年劣化で壊れてしまったらしい。まあ、ここまでは古い輸入サッシでよくある話なんですが、サッシの枠部分を見ると枠の素材は何とアルミではないですか。

アメリカのミルガード社製のサッシなんですが、アルミのタイプはほんと珍しいですね。以前、オーニング・タイプの窓でロック・レバーが折れたというご相談を頂いた時以来、アルミの輸入サッシについては何らお問い合わせはありませんでした。

Milgardと言えば、樹脂製を思い浮かべるのが一般的ですが、断熱性で不利なアルミ・サッシは樹脂製が作られる随分前の製品ですから、お客様が現在まで大切に使われていた様子が窺い知れます。

でも、消耗品であるバランサーは、正常に機能しているものでも順次壊れてきますから、予め予備のものを調達するなどの対処をしておくと、いざという時に安心です。この機会に、是非他のサッシの分も購入をご検討下さいね。

ミルガードに限らず、インシュレートやサーティンティードなどの輸入サッシ、輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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さあ、いよいよ交換です

先日、ベルックスの古い天窓が内部結露を起し、木部も割れて交換しなければいけないという記事を書きましたが、昨日交換用の新しいトップライトが倉庫に到着しました。

30年も前のGGLというタイプの天窓(中央の軸を中心に回転する窓)だったのですが、このタイプは順次廃番になっていく為、オーニングのように下側が開く新しいタイプのトップライトに装換することとなりました。

人の背丈ほどもあるダンボールの箱に入っていますから、結構な大きさだということがお分かり頂けると思いますが、急勾配の屋根に取付ける為慎重に屋根まで上げなければいけません。

また、この天窓には日除けのブラインドも装備します。ここは、屋根裏部屋なので日差しが強くブラインドは必修です。

新築時にはブラインドを取付けしないケースもあるんですが、住んでみてやっぱり欲しいなんてことが多くありますから、天窓を付ける際に一緒に取り付ける方が合理的です。

さあ、来週これを取付けるのですが、後は天気の心配だけですね。因みに来週は、ずっと晴れる予想です。でも、夏場70度以上になる屋根の上での作業は、過酷なんですよ。

あと、トップライトの修理・交換では屋根材との取り合いや防水処理をしっかり考えなければなりませんから、業者選びは慎重に!

Veluxは多少サイズの異なる他社製の天窓とも交換可能ですから、ガラスの曇りや雨漏れでお悩みの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ペアガラスが曇ったら、修理をしよう (2015年7月15日)
<関連記事>: 新しいトップライトへ交換 (2015年7月31日)

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建て替えか、保存か?

2015年7月23日付のダイヤモンド・オンラインで、「再生へ向かう前衛マンション」という記事が掲載されていた。

そのマンションは、東京・銀座に建つ1972年竣工の「中銀カプセルタワービル」。設計は、かの有名な黒川紀章である。2本のシャフトにカプセル型のワンルームの住戸が取り付けられた一風変わった形状をしている。

既に老朽化がひどく、2007年には建て替えの決議がされているのだが、権利関係が複雑で費用もかさむ為未だに解体工事も始まっていないという。ただ、ここ何年かの間に少し事情が変わってきたらしい。それは、この変わった建物を修繕しながら残していこうという住人たちが表れてきたというのだ。

給湯は全館で停止しているし、給水も一部の住居に限定され、エアコンも個別に対応するしかない状況の中でも、この建物に愛着を感じている人が引っ越してきたりもするらしい。

さて、こういうシンボリックなマンションでは、こんな面白い現象がみられる訳だが、一般の古いマンションはどうだろうか?既に老朽化が進み、建て替えや修理の必要性に駆られている状況の中、殆ど前に進んでいないというのが実情だろう。

ここでも問題のキーワードは、「愛着や熱意」だと思う。

一戸建てにしてもマンションにしても、愛着の湧かない建物は、廃墟化するか解体されるしか道はない。その為には、素材だけでなくデザインやセンスというやつが、非常に大切だと私は思います。

そういう建物しか、これからの日本には残っていかない。そう思うのは、私だけでしょうか。美しい輸入住宅のデザインをご希望の方は、ご相談下さい。

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爪が出ないドライブイン・ラッチ

クイックセット(Kwikset)社製の内装用ドア・レバーが付いた白いドア。

このレバーに装着されているラッチ(バックセットとも言う)は、ラッチの先が丸いタイプのドライブイン・ラッチです。

輸入・国産を問わず通常のドアノブのラッチには、フェース・プレートと呼ばれる長方形の金属板が付いていて、それをドアに固定するという方式を取るのですが、ドライブイン・ラッチは丸い頭をラッチ用の穴に差し込むだけという手軽さから、古い輸入住宅の多くに採用されました。

でも、このドライブイン・ラッチという商品は、国内では殆ど見かけなくなりました。どうしてそうなったかは不明ですが、メーカーサイドでもドライブイン・ラッチを前面に出して宣伝することはないと言っても過言ではありません。

ですから、ラッチが壊れて修理に困っている輸入住宅ユーザーは潜在的にたくさんいらっしゃるように思います。

輸入ドアノブのラッチ購入でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス (2014年2月1日)

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