お知らせ : ページ 299

窓ガラスって自然に割れるの?

ガラスが割れたマービンのグライダー

マーヴィン社の輸入サッシのガラスが割れたので、交換について相談したいというお話を頂きました。

名古屋市の閑静な高級住宅街にある輸入住宅にお住まいの方ですが、ある日見たらペアガラスの室内側のガラスにクラックが入っていたということでした。現状はヒビが入っているだけですし、外側のガラスは大丈夫なので、室内への雨漏れの心配はありません。

お客様からガラスが自然に割れることってあるのですかと聞かれましたが、こういうことは結構あるようです。

その原因の一つとして考えられるのは、「熱割れ」。

ペアガラスというのは、周囲にスペーサーと呼ばれる気密材兼ガラスの固定材が接着しています。ペアガラス内の空気は、これによって外へ出られなくなっていますから、夏の日射や冬の冷気によって空気やガラスが膨張・収縮をすることになります。

そんな状況の時、室内のクーラーや暖房器の熱がペアガラスに接するとガラスにストレスが加えられて、ピシッと割れてしまうというトラブルが生じます。これは、国産サッシでも輸入の窓でも起こり得ることなんです。また、これを防止する為の手立てはないというのが実情です。

人間が作ったものが自然には敵わないという表れなんでしょうね。窓メーカーによって修理の対処方法は異なりますが、今回は、建具(サッシュ、障子)の取替えで対処させて頂く予定です。

但し、輸入サッシの場合は取り寄せに数ヶ月掛かりますから、その間少々我慢して下さいね。輸入住宅のメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。

<関連記事>: ガラスが割れたら、交換です (2016年3月23日)

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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ここまで進むとなかなか大変

ある程度仕上がった状態の現場

とある岐阜のお客様からドライウォールの工事をやってくれないかというご相談を頂きました。

ビニール・クロスじゃなく、ペイント仕上げのインテリアをやりたいとおっしゃって頂ける方は、本当に限られていますが、有り難い話です。

そこで、現在の現場の状況を伺いましたが、既に随分工事は進んでいるようで、フローリングは勿論、キッチンなども既に設置済み。写真が現在の様子ですが、ドア枠や腰板なども施工されているのがお分かり頂けると思います。

通常、ドライウォールの下地工事として、石膏ボードのつなぎ目にドライウォール専用の紙テープを石膏パテと一緒に張ったり、パテが乾いたらサンダーで表面を平らに削ったりしますから、内装が仕上げてあるとそれらにパテ等が付着しないように養生をしなければなりません。

また、その後、パラペイントのような水性塗料を何度も塗りますから、その養生の範囲は相当なものになる訳です。

ですから、ドライウォールを施工する場合は、石膏ボードだけが張ってある状態で、後の内装材はドライウォール工事が終わってから施工してもらうのが、正しい施工手順となるのです。

この状態でもドライウォールを施工出来ないことはありませんが、余分な手間や費用を掛けないように前もって施工をさせて頂けると有り難いです。(リフォームの時は、仕方ないですが・・・)

もし私たち ホームメイドにドライウォールをして欲しいというご希望がございましたら、棟上げ前までくらいにご相談頂けると助かります。輸入住宅の新築やリフォームをお考えの方は、ご相談下さい。

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取り敢えず、調整が完了しました

クロペイ社製ガレージドア

先日、ガレージ・ドアの調子がおかしくなったので、見て欲しいというご依頼を頂いたクロペイ(Clopay)社製ガレージ・ドア。

最初は、トーション・スプリングの不具合ではないかとお客様からお話があったのですが、数日したら少し調子が戻ったとのことでした。そうは言っても、いつまた調子が悪くなるかも知れないということで、点検・調整にお伺いするように致しました。

ガレージ自体はまだ新しく、特に目立った損傷もないようでしたが、やはり5年以上経過してくると定期的な調整や点検は必要です。各種ドア調整を行って、電動のオープナーの出力を多少上げ気味にするといった作業を行った処、元のようにスムースに動くようになったようです。

ですから、今回はトーション・スプリングの交換などは必要ありませんでした。ガレージ・ドアは機械ものですから、ちゃんと手入れをしてあげないと動作がおかしくなってきます。早めの点検・調整って、大切ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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<関連記事>: 調整が必要なガレージ・シャッター (2015年11月16日)

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井戸の処理

井戸の通気筒

大昔、水利があまりよくなかった場所には井戸が掘られていました。そうした井戸は、ここ名古屋近辺でも未だに残っている状況です。

更地にされたこの場所でも、井戸であったであろう場所に空気抜きの筒が入れられた盛り土がしてありました。井戸のあった場所は地下に水脈があって、絶えず地下水が流れている状況にあります。

確かに家を建てる時は水道も引き込みますから、今となっては井戸は必要ありませんし、かえって邪魔であったりもします。そんな時、井戸を埋めてなくしてしまうという選択肢もありますが、私たちは極力そのままにしておくことをお勧めします。

ここの場合、敷地の真ん中にありますから、建物の下になってしまう可能性が高いのですが、こうした空気抜きを設けて、それを戸外へもっていくという方法がいいように思います。

迷信じみたことをやるという方もいらっしゃるでしょうが、水脈を埋めてしまえば、それがまた別の場所へと逃げていかざるを得ません。そうなれば、新たな水脈が出来、地下の別の場所に空洞が出来るということも起こるかも知れません。

そういう場合地盤沈下といった問題も発生しますから、できれば現状を壊さないように自然を残しておくことが一番のような気がします。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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ご縁があるといいですね

愛知県知立市の土地

愛知県知立市にお住まいのお客様から、近くでいい土地が見つかったので一度見てもらえないかというご相談を頂きました。

以前にも土地のご相談を頂いたのですが、その際はその土地の価格で折り合いが付かず、話は流れてしまったのですが、今回価格は少し高いですが、立地的な条件面でそれなりに見合った土地じゃないかと思います。

ただ、知立や刈谷といった地域は、トヨタ系の大きな会社が点在し、名鉄電車を使えば名古屋駅まで20~30分程度で行けてしまうというところで、名古屋市内よりも土地の値段が高いんです。

恐らく坪40万円台で土地を買うことはなかなか難しいという状況ですし、売りに出る土地も少ないようです。

私が拝見させて頂いた感想をお客様にお伝えして、それを基に不動産屋さんに交渉・相談されることになろうかと思いますが、こればかりはご縁ですから私共では何ともなりません。

もしご縁があるようでしたら、来年早々には資金計画やプランを固めて準備をスタートさせるつもりですが、さてさてどうなるでしょう。輸入住宅の新築やリノベーションをお考えの方は、ご相談下さい。

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既に入手不可の部品も出てきています

GS40RB

10年程前に生産が中止された、フランスのロジェール社製ガスコンロ。

消防法の関係で、センサーの付いていないコンロの製造・販売が出来なくなったせいで、それに対応しないロジェールのコンロが国内から消えたのでした。でも、ロジェールのコンロは、デザインがおしゃれで今でも人気があるようです。

そんなロジェールのコンロなんですが、GS40RBという古いコンロのガラス蓋を割ってしまったというお客様から修理のご相談を頂きました。そう、ロジェールのコンロの奥の方に、ヒンジに取り付けられた耐熱ガラスの可愛らしいフタが付いているんです。

そこで修理部品を在庫しているサービスセンターにフタの在庫状況を確認してみました処、既にガラスのフタのストックはなくなっていてフランスでも既にこの製品のアフターサービスはしていないとのこと。

交換用部品として残っているものもあるようですが、ものによっては今回のように在庫がないものも多くなってきているようですから、輸入住宅でロジェールをお使いの方はご注意下さい。

調子が悪くなってきた場合は、部品の確保や交換を早めに相談するようにして下さいね。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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いろいろ入荷しました(3)

ミルガードのロックレバー

さて、先日大量に入荷したメンテナンス部品の第3弾。

今回は、ミルガード社製アルミサッシのシリーズで、窓の下側が外に開くタイプのオーニング・サッシの部品をご紹介します。部品はビニールの緩衝材に包まれていましたので、裸にした状態の写真を左上に張り付けておきました。

このパーツは、ハンドル・レバーがあることからも想像出来ると思いますが、窓に鍵を掛けてロックするのに使います。鋳物で出来ていますので非常に堅いのですが、その分変な衝撃に弱く、無理に操作してレバーが折れてしまうということが発生します。そうなると鍵が掛けられなくなりますから、防犯上不安ですよね。

でも、アルミのタイプのサッシは20年近く前にしか日本に輸入されておらず、取り扱っている輸入業者さんもありません。ですから、古い輸入住宅にお住まいのお客様から、たまにご連絡を頂いて調達させて頂くことがございます。

多くの方がずっと探していらしたようで、調達後に手にされると皆さん感動にも似た到着案内をメール等で頂けます。そういう時には私共も、苦労して手に入れた甲斐があるとつくづく思う次第です。

輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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<関連記事>: アルミ製の輸入サッシ (2014年10月31日)

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これじゃあ、鍵も不安でしょ

劣化した窓用チルト・ラッチ

カナダ キャラドン(Caradon)社の上げ下げ窓を窓枠から外れないようにしておく為のチルト・ラッチという固定用部品が付いています。

このチルト・ラッチは、輸入サッシのシングルハングやダブルハングといった上げ下げ窓なら、普通に付いているものなんですが、古くなるとこのように傷んでくる場合もあるようです。

この窓本体の材質は、PVCと呼ばれる樹脂で出来ていて、他の窓メーカーでは30~40年保証をするくらい丈夫なんです。でも、チルト・ラッチのような付属部品は普通のプラスチックだったりするものですから、太陽の紫外線などの影響で劣化するのが早くなることもあるんですね。

実際、このチルト・ラッチは、ほぼ使いものにならない状況になっていますから、クレセントと呼ばれる鍵(ロック)を外すと窓(建具)が窓枠から脱落してくると思います。

こんな状態では、防犯上も何か不安な気持ちになるかも知れません。(実際にはチルト・ラッチに鍵の機能はありませんから、防犯とは関係がないのですが、泥棒から見れば窓に不具合や欠点があると侵入が容易だと感じる恐れがあります)

キャラドン社の輸入サッシは、アルミクラッドの木製窓が多いのですが、樹脂サッシも結構国内にあるようです。

既に他社に吸収されてなくなったメーカーですが、部品自体は汎用性のあるものを多く使っていますから、北米から輸入することは可能です。ここまでになる前に、どうぞ早めにご相談下さい。

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そこまでしなくてもいい気がするんだけどなぁ

電球の長所と短所

<蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換>

政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止する方針を固めた。省エネ性能が高い発光ダイオード(LED)への置き換えを促す狙いだ。

安倍晋三首相が26日に財界幹部を集めて官邸で開く「官民対話」で、省エネ対策の一環として表明する。今月末にパリで始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)に向けて、日本の温室効果ガス削減への取り組みを具体化する狙いもあるとみられる。

政府はLEDと蛍光灯それぞれについて、品目ごとに省エネ性能が最も優れた製品の基準を満たさないと製造や輸入をできなくする「トップランナー制度」で規制してきた。来夏をめどにつくる省エネ行動計画に、照明についての品目を一つにまとめることを盛り込む。LED並みの省エネを達成するのが困難な白熱灯と蛍光灯は、事実上、製造や輸入ができなくなる見通しだ。来年度にも省エネ法の政令を改める方針。

朝日新聞社 11月26日(木)

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いろいろ入荷しました(2)

入荷したバタフライクリップ

今日は、入荷してきたメンテナンス部品の第2弾。

写真には透明なパーツの固まりが10ありますが、1つひとつの固まりも10個ずつの部品ですから、合計で100個あるんですね。これらのパーツは、以前にも紹介したバタフライ・クリップと呼ばれる部品で、網戸を輸入サッシに固定する為に使われるんです。

プラスチックで出来ていますから、長年風雨や太陽の紫外線に曝されるとどうしても折れたり割れたりしてしまうのです。やはりこうしたパーツは、10年前後の寿命でしょうね。

この部品を採用している輸入サッシは、それ程多くはありませんが、輸入住宅ブームの際に果敢に新しい製品に挑戦した家づくりが、人知れず存在したのだろうと思います。

ただ、当時はメンテナンスをどうするかなどということは考えていなかったというのが本当だったと思いますので、消耗部品の調達が必要になっても対処の仕様がなかったのです。

輸入住宅の資材について全国からお問い合わせを頂きますが、そういったことでお困りのお客様が殆どです。でも、部品を交換していけば、国産の住宅よりも長く使って頂けるのが輸入住宅ですから、どうぞメンテナンスをしていって下さいね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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<関連記事>: バタフライ・クリップ 531 (2015年7月8日)

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