お知らせ : ページ 212

ハードのサッシにも使えます

ハード用網戸ピン

足場屋さんから工事の最中に輸入サッシの網戸を壊してしまったとの相談を頂きました。

網戸のスクリーンを破ってしまったり、落としてフレームが曲がってしまったりしたという話は多いのですが、網戸の固定ピンを欠損させてしまったということでした。

サッシは、ハード(Hurd)社のものなんですが、そのおうちの方は窓メーカーは既になくなっていると思っていたそうで、非常に困っている状況でした。

でも、ハードという社名はなくなったのですが、実際は大きな森林会社であるシエラパシッフィック(Sierra Pacific)の木製窓部門となったというだけなんです。ですから、現状ハードのサッシのメンテナンスに関しては、特に今後も支障はありません。

今回相談頂いた網戸ピンについては、私たちが在庫しているマーヴィンのものと全く同じ部品だったので、それをハード用にお使い頂くことに致しました。

輸入サッシの部品の多くは、どこのメーカーも同じ部品を使っているというケースは珍しくなく、部品メーカーからも直接購入することも可能です。

ですから、輸入サッシの修理や補修でどうしたらいいか迷っている場合には、まずは私共のような専門家に相談してみることが大切です。殆どのケースで、ちゃんと部材を調達して直せるはずですよ。

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ミルガード製掃出しサッシのハンドル

ミルガード製掃出しサッシのハンドル

こちらは、ミルガード(Milgard)社製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドル部分の写真です。

当初お客様は、このハンドルの調達が出来ないかとのご相談でした。

ですから、プラスチックで出来たハンドルが壊れたのだろうと思い、ハンドルの大きさや取付け穴の位置・寸法などをお伺いして、見積をお出しすることにしました。

ただ、よくよく話を進めていくと、どうやらハンドルそのものの不具合ではなく、ハンドルに付属しているロック用のレバーが壊れてしまったということが分かりました。こちらのハンドルは、ハンドルセットとして購入出来ますし、ロックレバーだけでもアメリカから調達することは可能です。

サッシの古いロックレバーは、鋳物で出来ている上にレバーの厚みも少々薄い感じでしたから、強い力でロックを掛けようとするとロックセットの中で折れてしまいます。

輸入サッシの操作は、あまり力を入れずに出来るものですから、そういう場合は鍵のロックラッチの位置がずれていると考えて、ラッチの位置調整やドアの高さ調整をしてやれば直ります。何でも力づくでやろうとせずに、何でも専門家に相談することが大切です。

因みに、今のロックレバーは、強度改善の為に厚みが少し増しています。壊れにくくなりましたが、その分ハンドルに少し干渉することもありますから、その点はご留意下さいませ。

<関連記事>: ミルガードの新しい掃出し用ハンドル (2019年9月10日)

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金物が外れると開閉出来ません

クレストラインのケースメントサッシ

そろそろ梅雨前線が南の海上に姿を現すようになり、1ヶ月も経たないうちに梅雨入りの声を聞くようになるかも知れません。

さて、津島市のお客様からクレストライン(Crestline)社製ケースメント・サッシの不具合についてご相談頂きました。

社名は耳にしたことはありますが、あまり馴染みが少ない輸入サッシ・メーカーです。

お客様から写真をお送り頂いたのですが、建具(障子)の吊元の辺りが黒く変色しています。また、その部分の腐食が激しく、窓を開閉する金物のビスが抜けて完全に建具から脱落している状態です。こうなってしまうと、窓の開閉が思うようにいかなくなり、窓が十分に開かなくなったり、しっかり閉じなくなったりします。

また、アルミクラッドの木製サッシは、この木製フレームだけを外して交換するということは基本しませんから、新しい建具をメーカーに依頼して作ってもらわなければいけません。クレストラインは、国内に販売会社がありませんから、アメリカの本社に直接依頼をして送ってもらう必要があります。

当然、また同じトラブルが起きないように、外装の防水処理や室内側の木部の防水塗装をこちら側でやってやることを忘れてはいけません。アメリカから調達可能かどうかは、一度問い合わせしてみないと分かりませんが、お客様からご依頼を頂きましたら、何とかメーカーと掛け合ってみたいと思います。

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このハンドル・ロックもよく相談されます

ミルガード・ボウウィンドウのロックレバー

今回は、群馬県のお客様からの問い合わせです。

ミルガード(Milgard)のボウウィンドウが施工されているらしいのですが、鋳物で出来たロックレバーの一部が欠損してしまったとのこと。

このロックレバーは、輸入のアルミサッシに使われているケースが多く、樹脂サッシが主力となったミルガードとしては、比較的古いタイプの窓に取り付けられているようです。

このロックレバーは、右勝手と左勝手の2種類があって、今回はそれぞれ2セットずつ調達して欲しいとのことでした。既にお客様からはご注文を頂き、アメリカ・サイドに手配を掛けました。

送料の安い船便を使いますから、納期は2~3ヶ月程度掛かってしまいます。勿論、お急ぎの場合は航空便にも出来ますが、その分費用も嵩みます。海外からの輸入には費用も手間も掛かりますが、ちゃんと手に入りますから、それまで少々お待ち下さいね。

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サッシが微妙に閉まらない!

閉じないケースメント・サッシ

クランクハンドルをクルクル回すと、徐々に開いていく輸入のケースメント・サッシ(ケースマスターとも呼ぶ)。

でも、長年使っていると、窓を閉めようとしても建具(障子)が窓枠のどこかに当たってしまい、うまく最後まで引き込めないなんてことはありませんか?

そういう状態の時に、無理にクランクハンドルを回したり、鍵を何とか掛けようと固いロックレバーに力を掛けたりしていませんか?

実は、北米の輸入サッシの多くは、あまり力を入れない形で操作出来るように作られています。逆に言えば、力を入れ過ぎるとギアやハンドル、ロック部品が壊れてしまうと言ってもいいかも知れません。そうなると、更に窓が閉まらなくなって防犯上も心配ですし、部品の交換も必要となります。

サッシが閉まらない原因は、温度や湿度の変化によって建具の歪みや伸縮が発生したり、建具の重さによって窓が傾いてしまったりすることにあります。そういう場合は、無理に窓を開け閉めしないで、私たちのような輸入サッシの専門家に窓の調整をお願いして下さい。

時と場合に拠りますが、意外と簡単に直ることもありますよ。サッシを壊してしまう前に、早めのメンテナンスをお願いします。

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17年もよく頑張りましたね

断裂したClopayのバネ

豊田市のお客様からクローペイ(Clopay)社のガレージドアの不具合についてご相談を頂きました。

2001年に施工されたとのことですから、既に17年が経過しています。

ご覧の通り、室内のドア上部に設置されているトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが中央付近で断裂しています。

通常、トーションスプリングは10年程度で交換となりますから、17年というのは相当寿命が長かった気がします。大きなバネは、ドアの開閉に伴って常に巻き上がったり、戻ったりしていますから、どうしても金属疲労を起こしてしまいます。

また、ドアの両サイドでドアを吊っているドラムワイヤーも徐々に伸びてしまいます。そういうことが重なって、ガレージドアの左右バランスが崩れ、ドアを持ち上げる際にトーションスプリングに余分な負荷が掛かってしまったりもします。

17年という長い期間使えたという状況では、バランスを含めて他の部分に殆ど不具合がなかったのかも知れませんが、ここで一度ガレージドアやオープナーをメンテナンスするに越したことはありませんね。

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マーヴィンの新しいタイプのバランサー

マーヴィン社ダブルハングのロックシュー

パラペイントのティンバーケアでサッシ木部の防水塗装を行う際、上げ下げ窓については上窓(アッパーサッシュ)と下窓(ボトムサッシュ)との召し合わせ(上下の窓が重なる部分)の所は、窓枠から下窓建具(障子)を一旦外さなければ塗装出来ません。

こちらは、先日防水塗装を行った際に建具を外した窓枠部分を撮った写真です。

この輸入サッシは、比較的新しいマーヴィン(Marvin)のダブルハングなんですが、建具を窓枠に内蔵されているバランサーに接続する為のロック・シューと呼ばれる部品に不具合がありました。

コの字に明いた穴に建具のピボット・バーを差し込んで固定をすると建具の重さをバランサーが支えてくれるようになるのですが、鋳物で出来たこの字の部分が少し欠けて穴が広がった状態になっています。

今回は欠けが少なくて何とか固定することが出来たのですが、これ以上穴が大きくなるとバランサーを新しいものに交換しなければいけなくなります。

古いマーヴィンやローウェン(Loewen)のダブルハングでは、ここの部分がクラッチ(バランサー・ブリック)という部品になっていますが、基本的な原理は同じです。窓の上げ下げを軽くしてくれるバランサー。それを支える小さな部品ですが、なくてはならないパーツですから覚えておいて下さいね。

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こんなものも交換出来ます

ペラのケースメント用部品

岐阜のお客様から修理交換をご依頼頂いた部品がメーカーから届きました。

輸入防火サッシとして有名なペラ(Pella)社製アルミクラッド・ケースメントサッシ用のクランクハンドルとロック部品です。

長い金属バーは、ロックレバーを1ヶ所操作するだけで、複数の場所のロックが掛かるマルチロックを実現する為のパーツです。

クランクハンドルとロックレバーは、何故かセットになっていますが、悪い方だけを交換すればいいので、余った部品は在庫としてストックします。

今回、私たちはそれぞれの部品を1個ずつ注文しただけなのですが、オーダーの間違いで2セット来てしまいました。まあ、こういうことも時にはあります。また、別のお客様の為に使えばいいですから、問題はありません。

ただ、こんなふうに輸入サッシの修理用部品を個別に調達してくれる輸入住宅ビルダーは少ないでしょうね。

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キーをなくしたそうで、交換してきました

Kwiksetのデッドロック

三重県津市の輸入住宅にお住まいのお客様から、玄関のドアにキーを差したままにしておいたら、誰かに持っていかれたので鍵を交換したいという相談がありました。

輸入の玄関ドアに付けられたデッドロック(デッドボルト)と呼ばれる鍵は、カナダ ワイザー(Weiser)のもので、国内に在庫を持っている業者もなく、私たちもデッドロックについては持ち合わせがありません。

ただ、北米のドアノブ(ドアハンドル)のいい処は、取付け穴の位置や大きさはどのメーカーのものでもほぼ同じということです。ですから、他のドアノブ・メーカーのデッドロックでも、形状さえ合えば交換しても比較的違和感はありません。

お客様から写真をお送り頂いて、形状やサイズが最もフィットしたのは、写真にある2種類のクイックセット(Kwikset)製デッドロックでした。(つまり、玄関ドアが2ヶ所あるおうちです)

ただ、写真左の台座が楕円形をしたものは、ハンドルセットにしか付属しておらず、デッドロック単体で購入した場合はまん丸の形をしたものしか手に入りません。

運のいいことに、私たちは以前交換用に取り寄せたハンドルセットに付属していたオーバル型のデッドロックを在庫として持っていました。そう、ハンドルだけが壊れたので交換したいというお客様の為に調達したセットの一部を残しておいたのです。

そして今日、はるばる津市まで行ってこれらを無事取り付けてきました。ただ、既存のデッドロックが取り付けられていた穴の位置が正しいところでなかったので、穴の一部を削ったり、取付け部品を調整したりしなければいけなかったので、少々苦労しました。

いい加減な施工をしている輸入住宅はよくあることですが、多分、商品だけお客様にお送りしてご自身で取付けしてもらうというやり方だったら、デッドロックの取付けは難しかったでしょうね。

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これじゃあ、雨が入るよねぇ

雨が入ってくる引き違いサッシ

知立市のお客様から輸入サッシの引き違い窓から雨漏れするので、見に来て欲しいという連絡を頂きました。

丁度その日は強い雨が降っていて、私も一日会社でしごとをするだけという状況でしたから、その日の午後にお伺いすることにしました。

問題の窓を見てみると確かに建具のフレームなどは輸入のものを使っているように思いましたが、網戸の感じやサッシをロックするクレセントの形状、左右の建具の両方共が可動する点などは、国産のものの感じがします。

お客様はこの家を築7年くらいの時に買われたそうで、その前かその時かに窓を業者の方がいろいろ触ったということでした。

国産のサッシでもそうですが、通常サッシの窓フレームは、室内側にくる建具の内側にまで存在するものなんですが、ここの窓は写真のように室内側にくる建具用の引き戸レールのところまでしかありません。つまり、引き戸レールを境にして、樹脂の窓枠と木製の窓枠に分かれているという構造なんです。

引き戸の場合、レールの上を戸車が載って窓を開閉するので、レールと建具との間にはある程度の隙間がなければなりません。ですから、吹き上がるような強い雨風の際には、雨がレールを越えて室内側に入ってきます。

写真で言う網戸レールのところまで樹脂製の窓枠となっていれば、窓から雨漏れすることはあまりないでしょうが、この状態ではサッシから雨漏れするのは当然です。

構造的に雨漏れを防止出来ませんから、この建具の外側に隙間を埋めるモール材を取り付けて、風の勢いを弱めたり、入ってくる水の量を減らしたりする対策を取りました。

サッシのペアガラスも内部結露を起しているようですから、近いうちにガラスの交換やサッシの防水処理をするようご提案をさせて頂き、今回の調査を終了しました。

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