お知らせ : ページ 410

窓からの空き巣・泥棒にご用心!!

最近、窓つながりの話で恐縮ですが、週末に以前リノベーションをさせて頂いたお客さんから電話が入った。何でも家族が留守をしている夕方に、隣近所を含めて数件空き巣の被害に遭ったそうな。人気のない薄暗がりを利用して、それも留守を確認しての犯行だから、下見は随分やっていたのかも知れない。

ここは、以前防犯対策で道路に面した窓に面格子を設置したお宅なんですが、その際車庫の脇にある窓には面格子は付けなかった。車庫が狭いので、車に当たるかも知れないという恐れと、窓の高さが比較的高い位置にあって入りづらいだろうというお客さんの判断だった。今となっては、私ももう少し強くお勧めしておけばよかったかも知れないですね・・・。

そうした過信が、今回の被害をもたらしたと言えばそれまでなんだけど、あまり物も取られなかったようですし、家族に被害がなかっただけでもよかったです。

普通は、ガラスを割って侵入すると思うんだけど、バールのようなもので窓をこじ開けたようだ。ガラスだと割れる際に音がすると考えたんだろうか?国産のシングル・ガラスのアルミサッシって、枠や窓フレームが結構貧弱。これもコスト削減の成果と言えるのだが、泥棒もこうした状況をよく理解していたのだろう。

今回数か所の窓に面格子等を取り付ける予定なんだが、絶対安全というものは世の中には存在しない。ただ、出来るだけ入りにくいと思わせる工夫は防犯対策となりますので、是非皆さんでも考えてみて下さい。

輸入住宅のセキュリティ対策にご関心のある方は、ホームメイドにご相談下さい。

<関連記事>: 防犯に強いロートアイアンの面格子 (2010年3月26日)

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こんな大きな掃出しサッシは、久しぶり

週末、メンテナンス用の窓のウェザーストリップを配達しがてら、春日井市のK邸にお邪魔してきました。こちらのお宅は、うちが手掛けた輸入住宅ではないのですが、既に建てた会社は存在せず、ホームメイドに白羽の矢が当たったという訳です。

とは言っても、こちらのお客さんは自分自身でも手入れをしていらっしゃるようで、どうしても手に負えない部分だけお手伝いさせて頂こうと思っています。そうは言っても、建てたビルダーからは、あまり手入れの方法についてレクチャーを受けていなかったようですので、私たちからお教えすることはたくさんあります。

でも、こういう方は、ちゃんと説明を理解して頂けるので何とかやれると思います。ただ、私は話し出すと止まらないので随分長居してしまいました(笑)

さて、この写真。一見、普通の掃出しサッシですよね。

でも、写真では分かりませんが、このマーヴィン社のアルミクラッド木製サッシは、高さが2.4mあるのです。普通は2mですから、40cmも高い。また、掃出しが2本(ガラスは、4枚)並べてありますので、窓開口の幅も3mを越えてきます。

このリビング・スペースが、丁度吹き抜けだから出来る仕事ですが、こんなスペシャルな掃出しが使われているなんて、昔の輸入住宅ビルダーはチャレンジャーだったんですねぇ。

まあ、その分カーテンが大きくなってお金も掛かるとか、夏は日差しが多く入り過ぎるとか、逆に冬は暖かいとか、長所・短所いろいろありますけどね。何れにしても、このチャレンジ精神は、私たちも見習わなければいけません。

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防火認定取得済みの樹脂サッシ

ほんの数年前、国産のサッシメーカーが業界ぐるみで樹脂サッシの防火認定不正取得をしたという問題がありました。

それ以降、国内の防火地域では樹脂サッシが使用出来ないという状況となった訳ですが、今回ご紹介する樹脂(PVC)サッシは、カナダの窓の技術を導入しながら防火認定を取得しています。

樹脂なのにどうやったら火災の熱に耐え得るのかは、企業秘密でしょうから私には分かりませんが、樹脂は成形・加工するのが容易な為、安価で製作期間もあまり掛からないというメリットがあります。

また、輸入のPVCサッシを以前ブログでご紹介した際にお話ししたように、サッシのフレームがハニカム構造となっている為、アルミ製は元より木製サッシよりも断熱性能が高いという特徴を持っています。

当然、樹脂ですから万一の室内結露の際にも、本体が劣化を起こすことはありません。ただ、屋外の耐候性という観点からすると少し不安を抱いてしまうのですが、カナダではサッシは交換・リフォームするものという考えです。ですから、そうした文化を日本の住宅業界にも根付かせる必要があるかも知れませんね。

30年も経たないうちに解体される日本の家では、サッシを交換する前に家自体がなくなってしまうのですから、そこまで考える必要がなかったのですが・・・。

あと、このサッシは、Low-Eガラス(室外側)と耐熱強化ガラス(室内側)との断熱仕様ペアガラスになっているのですが、通常の防火サッシのような網入りガラスではありません。

細い針金が網の目に入ったガラスって、刑務所みたいで嫌ですよね。だって、そんなガラスの入ったサッシは、北米にはありませんから。まあ、それだけ日本の建築基準法に於ける防火規定って、国際的に見ても特殊なんでしょうね。まさにガラパゴスです。

あと、このサッシの樹脂には、酸化チタンが入っているので、日光に当たるとセルフクリーニングしてくれるそうです。(まあ、私はそこまで必要ないと思いますが・・・)

私自身は、火災の際に多少の時間稼ぎが出来る窓なんて、ぶっちゃけあまり意味がないと思っていますから、防火対応自体疑問に感じていますが、法律に沿う為にはこういう窓も必要なんでしょうね。

防犯性や遮音性、気密性(雨仕舞)に於いても高い性能を発揮する、北米の輸入サッシの技術を取り入れたこの樹脂サッシ。防火地域で輸入住宅をお考えの方は、ご相談下さい。

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家に隠されたデザインの仕掛け

設計士の加藤さん撮影の写真(レンガ積み輸入住宅、岐阜市N邸)、第3弾。玄関の土間から、正面にある廻り階段方向を撮影した1枚。(廻り階段は、赤毛のアンの故郷 プリンス・エドワード島から輸入)

向かって右側にあるシューズ・クローゼットは、ドアが鏡で出来ている。高さ2m、幅1.5mの4枚折れ戸なので、鏡としては大きな姿見となっている。

そこに映り込む風景は、鏡の奥にも空間があるような錯覚を与えるので、視覚ではミラー・バイフォールド・ドアと分かっていても、潜在意識の中ではドアや壁があるように感じなくなる。

だから、初めて訪問してきた人は、思った以上に広い家と感じてしまう。トリックやマジックを使った訳ではないが、こうした錯覚をうまくハウス・プランに組み込むことが、プロの仕事なんですねぇ。

また、見せ場の空間には、それなりのアイテムを集中させることも忘れてはならない。

吹き抜けやシャンデリアなども、そのアクセントのひとつ。そして、ツヤのない塗装で塗られたドライウォールの壁。ここに当たる間接照明の光と影も、家の奥行きを創り出す。

この見せ場を効果的にイメージさせるなら、他の部屋の装飾は少し控える必要がある。ただ、これを実際にやるのは、インテリア・コーディネーターでも難しい。どうしても強さ一辺倒で押してしまうのが人情だから、お客様の意向を汲むあまり強弱を付ける提案が出来ないものなのだ。

豪華さともの足りなさ、これがうまい具合にミックスされてると、見せ場の印象が強くなって家全体のイメージが更にアップする。

家づくりには、いろいろな仕掛けが隠されているのだが、それを気付かれないようにデザインするのが、本当のお洒落だと私は思う。家のテーマが明確なら、望む印象を更に強くすることも可能です。建築費には表せない私たちの価値やセンスが、ここにあります。

私たちのセンスを必要とされる方は、建築相談のページよりご連絡下さい。

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ちゃんとメンテナンスして下さってますねぇ

今朝、名古屋市緑区のお客さんから車庫スペースを手直ししたいというご依頼を頂いて、お邪魔してきました。

2台分の屋根のない駐車スペースと1台分の物入れが存在しているところを、古い物入れを撤去して、大きな屋根兼ウッドデッキを車庫の上に載せたいらしい。

以前、このお客さんの紹介で、並びのおうちで同じような車庫デッキを造らせてもらったので、それをイメージして頂いているようです。予算的にちょっと厳しい感じですが、どうやったらご希望に近いものが出来るか、考えなければいけませんね。

打合せ後、その並びのおうちも見に行きましたが、ここのご主人が結構まめな人でご自身でデッキに防水塗装をしたり、古くなった柱材を自分で取り替えたりして、メンテナンスをして下さっています。(塗料は、PARAのティンバー・ケア、アクリル・レインコートを使用)

腐りにくいレッド・シダー(米杉)で出来ていますが、天然素材は環境に左右されますし、一生涯ノーメンテナンスなどというものはありません。

新しいSPF材だと、ちょっと色の違いが気にはなりますが、これはこれでいいのです。腐ってみすぼらしくなってからでは、メンテナンスにお金が掛かってしまいますし、運気にもよくありませんからね。

日本のお父さん、頑張って下さいね!輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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洋館をイメージさせるリビング・デザイン

白いレンガ積み外壁で建てた洋館、岐阜市N邸。こちらが、加藤設計さん撮影の第2弾です。

華やかな色のドライウォールの壁に、パラペイントで白く塗ったモール材をあしらってみました。床材は、ナチュラル・メープルの無垢木製フローリング。

クリスタルの照明器具やボタン留めされた背もたれのデザインが、クラシックなソファが洋館的なイメージを増幅させています。

そして、ワンポイントで入れたカーテンのオレンジ色が印象的。

キッチンや洗面・キャビネットのデザインとお揃いのリビング・キャビネットの上には、アンティーク・デザインで作られたテーブル・スタンドの照明が、さりげなく待機しています。

これらの照明器具は、私がお客様を連れてトロントに行った時に照明器具の専門店で一緒に購入してきた逸品です。普通の国産住宅だったら、こんなデザインは浮いてしまうんでしょうが、徹底的にデザインすればちゃんとコーディネート出来るという証しです。

家具類もこれからお客様が買い揃えていくんでしょうが、これからが楽しみですね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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和室と洋間との境目って、微妙ですよね

私たち ホームメイドが手掛ける輸入住宅でも、和室を造ることはよくあります。

家族にお年寄りがいらっしゃる場合や、奥様がお茶をたしなむといった場合、子供が小さくてお昼に添い寝をしなければいけないなどその用途は様々です。中には、法事などをするのに二間続きの和室が欲しいと言われる方もおみえでした。(まあ、昨今本家普請のご希望は、減ってきましたが・・・)

私たちは、ドアやフローリング、廻り子や幅木といった内装の枠材に至るまで自然素材にこだわりますから、無垢の木製のものを使います。そういったものは、無塗装の白木ですから、塗装しない状態では白木で出来た和室のような雰囲気が、少しだけありますね。

でも、洋間が無塗装のままという訳にはいきませんから、ダーク色やナチュラル色などのカラーで塗装するのですが、通常無塗装仕上げの和室と接する部分をどう処理するかが、問題となったりします。

写真の場合は、ドアの枠材をセンターで塗り分けして、ドアを閉めた時にどちら側から見ても納まりがいいように仕上げています。でも、この場合、ドアを開けた状態の時は、このように半分塗り残しているような印象を持つ人もいるでしょう。

ですから、場合によっては、塗り分けせずに、枠の部分を全て塗ってしまったり、全て塗らずに残したりもします。

どちらの場合でも、洋間側のケーシングと呼ばれる飾り縁は塗装をします。ただ、枠材を塗らない場合には、ドアを閉めた時にほんの少しだけ無塗装の部分が洋間側から見えてしまいますし、逆の場合は和室側から枠の塗装が覗きます。

どれが正解ということはありませんが、どれが自分に一番合うかを、よ~くビルダーと相談しましょうね。勿論、そんなことあまり気にならないということなら、お任せでも構いませんよ。

こういうディテールに気を遣ってこそ、プロのビルダーと言えるのです。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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上質な洗面デザイン

先日竣工したレンガ積み外壁の洋館、岐阜市N邸の写真を、友人の設計士 加藤さんに撮って頂きましたので、今後いくつかご紹介しましょう。

まず、今日は1階の洗面ルームのデザインをご覧下さい。

壁・天井のドライウォールは、淡いクリーム色のエリート・スウェード(パラペイント)を使いました。ここで注意しなければいけないのは、ツヤのない塗装をするということ。そして、木製ドアや窓枠・ドア枠、廻り子などは8分ツヤの白いウルトラ・セミグロス(パラペイント)を使いました。

場所場所で塗料のツヤを使い分けることで、高級感や上品さをインテリアに与えることが可能となります。

当然、洗面に設置された白いキャビネットのドアもツヤがありますから、見る人は潜在意識の中で、統一感を知らず知らずに感じてしまう訳です。

最近、私たちは、ダブル・ボウルの洗面のリクエストをお客様から頂くようになりました。そういう場合、化粧品やドライヤーといった小物、タオル類を入れるスペースも必要ですから、洗面カウンターはこのように伸びやかなデザインとなります。カウンターの上に取り付けたカナダ製の水栓金具もお洒落ですよね。

オーダーの大きな据え付けミラーと相まって、豪華な洗面空間が演出出来るのもダブル・ボウル洗面の特徴です。また、床には大理石デザインのタイルを使い、輸入住宅らしい雰囲気を醸し出しています。また、壁に設置した輸入の間接照明が、更にドライウォールの美しさをUPさせます。

デザインの仕方によって、金額以上の高級感を出すことも可能だということをこの写真でもお分かり頂けますでしょうか。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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NET情報は、古いものも混在しているから要注意!

私たちが調べものをする時、よくNETを利用する。と言うか、NETでしか調べなくなってきていると言っても過言ではない。

でも、よ~く見てみると、NETで検索した情報にはある欠点がある。それは、その情報が新しいものなのか、それとも古いものなのか、2つを比べた場合どっちが最新なのか、いずれも不明瞭な状況になっているということだ。

グーグルの検索エンジンというものは、ウェブサイトとして登録されている内容を全て一覧にして表示してしまう。だから、古い情報が、検索上位に上がってきているなんてことも少なくない。だから、NETに慣れない人などは、上位にある情報が正しいなどと勘違いしてしまう場合もあるだろう。

各サイトに、掲載した日付けが書いてあればいいが、そういうことまで気遣ってサイト構築している人は少ないのが現状だ。

勿論、情報や記事をサーバーにアップした時点で、データの更新日時が記録されているはずだから、それを元に順位付けするようなシステムをGoogleさんも考えていってもらわないとやたらと情報が増えていく状況では混乱が生じると思う。

私たち ホームメイドでは、この「お知らせ」ページで、普通のビルダーが語らないマニアックな記事を掲載しているのだが、ちゃんと日付けを入れている。また、時間を意識しないといけないその他の記事にも、日付けの記載を怠らない。

こうした気遣いって、大切じゃないかなぁ。勿論、ホームページ自体をまめに更新することも大切です。訪問頂いた皆さんも、時間軸を念頭に入れて知識を得るようにして下さいね。

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亜炭坑(亜炭鉱)跡の問題は、どうするの?

この話を最初に聞いたのは、もう10年くらい前だった気がするが、2月4日の中日新聞の朝刊1面で報道された。ずっと、放りっぱなしだったのに、何故今になって再度取り上げられたのか。

岐阜県の御嵩町にこうした跡があって、最近この坑道を全て埋め終えたという話をきっかけとして、各地の状況がどうなっているかという話になったのだろう。

ホームメイドのある愛知県日進市岩崎台は、実は亜炭坑の跡が、近くに存在している地域なのだ。跡がある土地は、近年区画整理などで開発が進み、宅地や商業施設なども広がってきている場所だったりする。

行政で調べれば、こんな話は簡単に分かると思うのだが、知ってか、知らずか、平気でここに家を建てて住んでいる人がいる。

まあ、何もなければ越したことはないが、大きな地震が直撃すれば、陥没や地盤沈下、水道やガスの配管の損傷が発生するのは目に見えている。

地域は、相当広い範囲に亘っているし、既に建物が上に載っているだろうから、岐阜県御嵩町のように完全に埋めることは難しい。

日進・長久手・名東区に住んでいる人や住みたいと考えている人は、一度調査をしてみて損はない。ことが起こった後に、行政や開発会社にクレームを言っても、後の祭。勿論、こうした場所は、全国にもあるだろうから、名古屋以外の地域の人もチェックして欲しい。

家を建てる時に地盤補強したから大丈夫なんて思っている人もいるでしょうが、補強した土地の下が亜炭坑跡だった場合は、表層補強が役に立たないかも知れないのだ。私たちの考えや情報公開の想いに共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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