お知らせ : ページ 327

ここが壊れると、窓ごと交換かも?

先日、とある建築会社さんからピーチツリー社製の勝手口用ベント・ドアが破損したので部品が手に入らないかという問い合わせを頂いた。

ピーチツリー社と言えば、スチール・ドアやファイバーグラス製の外部用ドアで有名だった北米のメーカーだが、今はなくなってしまったようです。

特に、輸入住宅ビルダーが多く施工したのが、勝手口用のベント・ドア(換気窓付きのドア)。ドアにシングルハングの窓が取り付けられていて、左右のスライド・ロックを動かすとサッシの開閉が可能となる。

キッチンや洗面などで温度や湿度が高くなった時、こうした窓を開けられると便利なんですよね。ただ、このスライド・ロックはプラスチックで出来ているものですから、長年使っていると経年劣化で破損することも多いようです。

取り敢えず、アメリカの部品メーカーに問い合わせをしているのですが、この部品だけの調達は難しそうで、ドアに付いているサッシごと交換することになりそうです。

費用は部品代より高くなりますが、ちゃんと交換出来るものが調達出来るということは、素晴らしいことではないでしょうか。国産のものでしたら、10年経った資材は既に在庫もないのが普通だと思います。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ピーチツリー社製勝手口ドアの不具合 (2015年8月30日)

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いい味、出てるでしょ

先日、古い木製サッシやベルックスのトップライトの交換について記事に書かせて頂いた北欧系輸入住宅が、こちら。今はなきノルディスカヒュースという住宅メーカーによって建てられました。

築30年以上経っていますが、美しい佇まいでしょ。多分、この時期の国産住宅とは比べようもないと思います。

コンクリート製のカラーベストなので、屋根は3度塗り替えたそうです。恐らく外壁も一緒に塗り直しをされたのでしょう。屋外側も木製の窓は、前にもお話しした通り、ご自身の暇を見つけてはDIYで塗り直しをしています。

雨樋については、既存のものがあまり調子が良くなかったので、1度交換をされたとのこと。

屋根裏を利用した2階建てなので、2階の部屋を広く取る為、屋根の傾斜は相当きつくなっていますが、そのせいでまるでお椀を伏せたような箱木千年家を想わせる可愛らしいフォルムの外観になっていますね。

こういう平屋風のデザインは、家自体の重量を抑えることが出来ますから、地震に対しても比較的強いはずですし、建築コストも減らせるかも知れません。ただ、屋根の直下に部屋がありますから、屋根の断熱をよくしても夏の暑さはある程度我慢も必要です。

その代り、冬は熱が上に上がってもきますから、それ程暖房を強くしなくても快適に過ごせますね。(但し、湿気も上がってきますから、緩やかな換気が出来る仕組みがないといけません。換気し過ぎると寒いですからね)

さて、どうでしょう。家を長持ちさせるには、デザインとお客様の愛着(こだわり)の両方が必要だということが、このおうちからもお分かりになりますでしょうか。

その時流行のデザインは、10年もすれば古びてしまいます。伝統的(トラディショナル)なデザインは、いつまでも古さを感じず、若い世代の人にも新鮮に映るはずです。

皆さんも、直し甲斐のあるデザインの家を建ててみませんか。デザイン豊かな輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 手入れをすれば、長持ちするんだなぁ (2015年7月4日)
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夏のご挨拶 2015

今年もそろそろ、全てのお客様のおうちを定期訪問させて頂く時期がやってきました。

年末の冬のご挨拶からあまり時間が経っていないようにも思えますが、それは私の歳のせいかも知れません(笑)

私が伺うこの機会に、家のメンテナンスや補修、リフォーム、点検・修理のご相談があれば、是非お話し下さいね。

さて、今回のご挨拶のお供は、「多機能なトング・セット」。

2種類のトングとスプーン、フォークがセットになっていて、これらをグリップに差し込むことで、料理の盛り付けは勿論、パスタの計量、ワサビなどのおろし金といった機能も付いていますし、単体でスプーンやフォークとしてお使い頂けます。

まあ、私がこうして説明するより実際のものを見て頂いた方が、きっと面白さをご理解頂けると思います。訪問させて頂くお客様は、どうぞ楽しみになさっていて下さい。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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手入れをすれば、長持ちするんだなぁ

この北欧製木製サッシは、1983年にノルディスカヒュースという輸入住宅メーカーで建てられた家に付けられました。

老舗のノースウェストホームズと同様に、このビルダーも既に倒産してしまっていますが、この家は30年以上経った今でも美しい姿を留めています。

軒やヒサシに守られているとは言え、屋外も木製で出来ていますから、普通だったら風雨に曝され木部が腐っていてもおかしくないですが、お客様ご自身で定期的に白い塗装を塗り直しているそうです。

何度も塗り重ねられていますから、枠に塗料がたくさん載ってゴテゴテしたような感じもありますが、これが本物のいい感じを出しているんですよ。ここには、アルミ・サッシだけは嫌だと言ったお客様のこだわりを感じます。

それにしても、外側に付いているヒンジ(蝶番)といい、窓を明けたままにしておく為の金属棒のドア・ストッパーといい、古い輸入サッシはクラシックで格好いいですよねぇ。

今回、私たちはベルックスのトップライトが破損して開閉に支障をきたしているとのことで、Veluxと協力して屋根裏部屋の天窓を交換する為にお邪魔しました。

この輸入住宅を建てたメーカーは元より、リフォームしてもらった業者さんも次々と倒産・廃業してしまい、これからのメンテナンスをどうしようかと困っていたそうですから、私たちと出会えたことで少し安心して頂いたみたいです。

家はご自身で補修頂くことが一番ですが、どうしても自分では何ともならないことも多いと思います。そういう時の為に、輸入住宅をよく理解しているビルダーとちゃんとお付き合いをされることが長持ちの秘訣かも知れませんよ。

新築や輸入住宅のメンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

尚、木製サッシの塗装には、パラペイントの屋外木部塗料 ティンバー・ケアをお勧めします。

<関連記事>: いい味、出てるでしょ (2015年7月6日)
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ブルー・グリーンのドライウォール

古い日本家屋をリノベーションしている現場で、壁の石膏ボードを張り替えて、その上からパラペイントを塗って仕上げました。

どうです、ツヤのない塗装仕上げはきれいでしょ。

壁のコーナーもブルノーズを使って丸くしましたから、角が尖っていなくて優しい感じが出ています。

本当は、古いクロスの上から塗装をしようと思ったのですが、クロスの状態があまりよくないので、塗装をしてもデコボコが隠せません。そこで、石膏ボードを張り直して、壁や天井をフラットな状態にしたという訳です。

臨機応変に仕事を変えて、一番納まりのいい施工をしていくのもプロの輸入住宅ビルダーの真骨頂です。

塗ったすぐから全く臭わないパラペイントを使って、健康とデザインに配慮した家づくりを、皆さんもしてみませんか。こうしたデザインの新築・リフォームをご希望の方は、ご相談下さい。

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古い木製玄関ドアもこれだけ変わる

最初の写真は、ご自身でニスを塗った状態のもの。

お客様自身で一生懸命防水塗装のメンテナンスを行って頂いておりましたから、木部の腐れはありませんでした。

ただ、汚れを除去してから塗装を行うなどの作業手順が分かりませんから、どうしてもゴミや汚れなどと一緒に塗料を塗ってしまい、表面がコテコテの状態になってしまいます。また、ニスは室内に使う塗料ですから、太陽や風雨に曝されるとヒビ割れて劣化します。

これはこれで防水は出来ていたでしょうから、仕方ないと思います。

ただ、やはりお客様も気になっていましたので、私共に玄関ドアをきれいにして欲しいというご依頼を頂きました。

そこで、古い塗装を除去して再塗装を行った状態が、下の写真です。

経年劣化や日焼けなどで、どうしても色ムラや傷などが残ってしまいますが、随分きれいになったと思いませんか?

南面や西面の外壁にある木製ドアは、どうしても風雨や日差しに曝されてしまいますから、劣化などのリスクは増大します。

でも、こうやってちゃんとメンテナンスすれば、ある程度元に戻すことも可能です。

戻らなくなるくらい劣化が進む前に、どうぞ皆さんの輸入住宅の玄関ドアも塗装をし直してみて下さいね。私たちのような技術さえあれば、家を長く愛して頂けますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンスをご計画の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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あなたなら、どんな家を建てますか?

夕暮れが近づき、涼しい潮風が頬を伝う。そんな情景が思い浮びませんか。

そして、この写真を見て、写真の手前側に建っているであろうおうちを想像してみて下さい。勿論、イメージですから10人いたら、10人が違っていても問題ではありません。

ただ、そこで想像出来るということが、家づくりでは大切なんです。

あなたの住みたい地域の風土や土地柄、そしてあなたが家づくりをしようとしている具体的な場所やその周囲の状況から、皆さんのおうちがどんな感じかイメージしてみましょう。

6帖だ8帖だと平面的な間取りを考えるのも大切ですが、家を長持ちさせる秘訣はデザインの美しさや愛着であるはずです。ですから、こんな風景写真を見た時、あなたならここでどんな家を建てたいかイメージ・トレーニングしてみて下さい。

そうすると、あなたの家づくりする場所を見つけた時に、あなたの理想のおうちが自ずと見えてくるはずです。夢や理想を想像出来れば、必ずそれが実現すると思いますよ。

私たちと一緒に家づくりをしてみたいとお考えの方は、ご相談下さい。

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イングリッシュ・カントリー・ハウス

こちらは、マーヴィン社の高性能アルミクラッド・サッシを用いて建てられた「Batts Hall」と呼ばれるアメリカの新築住宅です。

住宅と言っても500坪を超えるような邸宅ですから、日本の住宅では想像もつかない大きさです。

1900年代初頭のアーツ&クラフツのムーブメントを意識したデザインですが、レンガ積み外壁といった伝統的な建築技術と最新の省エネ技術を融合させることが、建築家の意図であったということです。

また、お客様の要望に応じたオーダーメイドの住宅ですから、その人に合った特別な注文で施工されていることは、想像に難くありません。

建物中央のテラスには、アウトドア用のテーブル・セットが置かれ、時には屋外で食事をすることもあるのでしょう。シンメトリーな外観やイギリスの片田舎にあるお屋敷風のデザインは、何故か懐かしさや安心感を与えてくれているような気がします。

こんな美しいレンガ積みの家をどなたか名古屋でも建てませんか?気合いを入れて造らせて頂きますよ。
だって、ワクワクするじゃないですか。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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こういう豊かさって、日本人にはないよねぇ

日本で避暑というと軽井沢とかひるがの高原とかいった涼しい山あいの別荘地が思い浮かぶ。

確かに欧米でもそういった涼しい処に行く選択肢もあるんだけど、地中海とかカリブ海とかいった海岸沿いも結構あるんですよね。でも、こうした海沿いに別荘地というものを日本では、あまり見かけません。

平屋の小さなコテージでもいいから、海の見える場所にウッドデッキを広々取って、朝日と共に朝食を頂き、水平線に沈む夕暮れにボーッと外を眺めるなんて贅沢ですよね。

それって、夏だけでなく冬の海でも感動的だと思いませんか。都会の高層マンションが最近流行っていますが、その余裕を海の小さな家に少し使ってみては如何でしょうか?そう、別荘と言わず、海に自宅を造ってもいいかも知れません。

きっと素敵なことが待っていると思いますよ。私たちは、家だけでなく皆さんのライフ・デザインも考えます。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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アメリカン・トレンド ― 屋外との融合 ―

昨日、アメリカの建材セミナーに参加したという記事を書きましたが、そこで紹介された輸入建材を紹介しましょう。

写真は、マーヴィン社製パティオ・バイフォールド・ドア。外開きの折れ戸を掃出しサッシのように利用して、大きな開口部を実現します。

こうすることで、屋外のデッキと室内の床とが連続した景色を生み出すことが出来ますから、その解放感はたまらないでしょう。

屋根付きのルーフ・デッキやオーニング・テントで強い日差しを遮れば、たくさんの友だちを呼んでデイ・パーティも楽しいですね。

遠くに海岸線や川岸が見える場所で、のんびり過ごす休日。皆さんでもここにどんな家が建っているか、想像出来ますよね?

家づくりを始める時、多くのお客様やビルダーさんは、どんな箱もの(ハード)を造るかという処から入るのが一般的ですが、どんな生活、どんな休日を送りたいか(ソリューション)からデザインやイメージをスタートさせることの方が、より楽しい家づくりが出来ると思います。

こうしたデザインの輸入住宅や資材をご希望の方は、ご相談下さい。

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