スプルース (SPF)

スプルース (SPF)

スプルースは、一般的に「ベイトウヒ【米唐檜】」と呼ばれています。

ベイトウヒは、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹で北米大陸に生育。北はアラスカから南はカルフォニア北部に分布。北米では計画植林・計画伐採をしているので、環境にもやさしいのが特徴です。また、シベリア大陸の北洋エゾ松も同種です。

日本で流通しているスプルースは、実は「SPF」と呼ばれるものなんです。

「SPF」は、スプルース(Spruce)、パイン(Pine)、ファー(Fir)の頭文字をとった呼称で、それぞれトウヒ属、マツ属、モミ属の樹種を総称していて、ベイトウヒ一種類だけじゃないんですね。

私たちは、SPFを2x4工法の住宅の構造材として使います。日本のヒノキと同じような強度を持ち、しなやかで柔軟性に富んでいます。まあ、総ヒノキ造りみたいなもんでしょうか。

最近、日本の在来工法の住宅メーカーでも、コストの問題などで木を接着剤で合わせた集成材を多く使っているようですが、接着の耐久リスクなどを考えると極力こういった無垢材の構造材を使って欲しいなと思います。

(集成材は、合わせることによって木の目が交錯するので、一般的に強度が増すと言われています。ですから、強度を補う部分では必要ですが、全てをそうしてしまうのはどうでしょうねぇ)

あと、2x4の構造材として、Hem Fir(ベイツガ) や Douglas Fir(ベイマツ)が使われる場合もあります。これらは「SPF」に比べて材が多少固いので、ネイル・ガン(釘打ち機)で釘を打つ場合は、欠損や割れに気をつける必要があります。

また、大手メーカーは「SPF」が低コストな上に、白くて木目が優しいという理由から和室の造作材に使います。でも、この「SPF」は、数年で茶色に変色してくる性質があるので、和室にはやはりヒノキを使いたいですね。

輸入住宅をSPFで建築する私たちですが、和室の造作材は日本の木にこだわります。それは、適材適所の考えからです。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

尚、SPFや2x4工法を詳しく知りたい。そんな方の為のカナダ林産業審議会(COFI)のサイトは、下記よりご覧頂けます。

<関連サイト>: カナダ林産業審議会
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