劣化したスパイラル・バランサー

劣化したスパイラル・バランサー

劣化したスパイラル・バランサー

メーカー不明の輸入サッシですが、尾張旭市のお客様からバランサーの交換についてご相談を頂きました。

先日現地調査を行ってきたのですが、日本に輸入されたサッシでは珍しく、螺旋状になったスパイラル・バランサーというものが装着されていました。

樹脂製の建具(障子)を吊っているのがそのバランサーですが、文字通り金属製の棒をクルクル巻いたような形になっています。

カナダのサイトなどではたまに見掛けるタイプなのですが、日本の輸入住宅に施工された輸入サッシでは初めてみました。交換には多少コツのようなものがあるようですが、形は違えど機能は同じバランサーですから、適正な部品さえ調達出来れば修理メンテナンスは可能だと思います。

勿論、このバランサーに適合する部材は、全て部品メーカーで供給可能であることも確認済みです。それにしても、こういう珍しいバランサーの交換も可能だなんてマニアックですよねぇ。

輸入住宅やそこに使われている輸入資材の調達や修理に関して、全てに対応出来るというのがホームメイドの真骨頂ですから、今後もこうした部材のメンテナンスをしていきたいと思います。

<関連記事>: スパイラルバランサーとピボットシュー、入荷 (2019年1月21日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。