交換してきた浴室サッシ

交換してきた浴室サッシ

劣化したマーヴィン社製ケースメント建具

湯気や湿気が充満する浴室に設置された輸入サッシ、マーヴィン(Marvin)のケースメントを交換してきました。

新しい建具(障子)は、防水処理をした上で無事窓枠内に納まりました。

そして、写真の建具が外してきた古い建具です。トラック・レールやウィンドウ・ヒンジは錆び付き、アルミクラッドの木枠は腐って脱落寸前でした。

問題の第一は、木製のサッシを浴室のような場所に採用したことです。そういう非常識な設計や施工が行われていたということが、輸入住宅ブームを終わらせた原因かも知れません。

次に問題なのは、木部に適切な塗装がされなかったこと。内装用の塗装をしたり、木部には不向きな油性塗料を塗っていたり、不適切な施工が木製サッシをこんな状態にしたと思います。

最後には、メンテナンスをしてこなかったこと。建築会社もお客様も輸入サッシに十分な知識がなく、常に窓を開けて乾かしたり、水滴等を拭き取ったりするという日頃のケアがされていなかったことも大きいでしょう。

輸入住宅は、自然素材のいいものが使われているということを忘れずに、常に気を遣ってあげるという気持ちを持って頂きたいと思います。そうすれば、100年という年月が経っても財産として生き続けてくれるはずですから・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。