浴室の防水メンテナンス

浴室の防水メンテナンス

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台風一過という訳ではないですが、昨日雨が降ったせいか今日の名古屋は風も涼しい快晴の空となっています。

そんないい天気ですが、今朝は日進市のお客様の浴室にお邪魔しております。

以前、シャワー水栓を開けるとボコボコという音と共に、床のタイルのところから水(お湯?)が出てくるので見て欲しいという相談を頂いていたのですが、大工さんが忙しく延び延びになっていました。

今回、仕事の合間をみて、こちらの浴室メンテナンスをすることになったのですが、床のタイルの下は何か空洞が空いているのか、少しブカブカした感じになっています。

そんなことでしたから、床は構造材で床組みがしてあって、その上にFRP防水などをして仕上げにタイルを張っているのだろうと推測していました。

でも、実際写真のように床タイルを剥がしてみたら、下地は堅いコンクリート。ハンマーで叩いてもビクともしません。(私たちは、こういう浴室を「在来のお風呂」と呼びます)

下地のコンクリートも割れなどの損傷は全くないようで、単にタイルが全体的に浮いていただけだったようです。どうして浮いたのかは分かりませんが、タイルとコンクリートとの間にどこかから水が入り込んで、接着面を徐々に剥がしていったとしか考えられません。

給排水の配管の漏水や構造下地の不具合や腐りといった問題もあるだろうと考えていましたから、タイルの浮きという軽微な問題で済んでいたことは不幸中の幸いでした。

タイルを剥がした状態で少し様子を見て頂いて、問題がないようでしたら、新しく用意したガラスのモザイク・タイルを張り直します。きっと、より美しい浴室になると思いますから、いいリフォームのチャンスだったのかも知れませんね。

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