お知らせ : ページ 200

玄関ドアの防犯カバー

ロックセット用防犯カバー

年末になると泥棒や空き巣が多くなってきます。

何故なのかは分かりませんが、年末年始は誰でもお金が必要なんでしょうね。

私たち ホームメイドでは、輸入住宅のセキュリティを高める為にいろいろな防犯商品を紹介していますが、今回はこの防犯カバー。

鍵を掛ける為のロックセットの金物を破壊する為に掛かる時間を少しでも長引かせるという効果を狙った金属カバーです。

手荒なまねをすれば、どんな玄関ドアをも壊して侵入する昨今の空き巣ですが、デッドボルトのラッチバーを隠すガードプレートやディンプルキー・シリンダーでほぼ全ての侵入を防げるように思います。

ただ、それでも不安という方の為に、ドアに内蔵されたロックケースそのものを金属で覆ってしまおうという商品です。犯罪が多いアメリカですから、こんな商品もあるんですね。

勿論、私たちはこうした商品も調達可能ですよ。では、年の瀬が迫ってきた状況ですが、どうぞ皆さんもおうちの防犯対策を見直してみて下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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雨漏れした輸入の掃出しサッシ

サミットの掃出しサッシの劣化

愛知県愛知郡の輸入住宅にお客様の掃出しサッシです。

南側に面していた為か、強い雨風に曝され劣化の進行が早く進んだ感じのようです。

元々サミット(Summit)というメーカーのサッシは、雨仕舞が弱く雨漏れや結露といった不具合が起こりやすいといった特徴がありました。

そんなサッシですから、台風の強い雨が当たりやすい南や東側の場所にある窓は定期的な防水メンテナンスを怠るとどんどんダメになってしまいます。恐らく建具ドアのアルミ枠のつなぎ目やペアガラスとアルミ枠の接点といった部分から、雨や湿気が侵入したと思います。

そうした水分によって、アルミでカバーされていた木部が徐々に腐ってしまい、中からボロボロになったという状況でしょう。

輸入のペアガラスは強化ガラスで出来ていますから、相当の重量があります。その重さに腐った木枠が耐えられず、ガラスが下に下がってきて屋外側のアルミ枠を外へ押し出した格好です。

こうなってしまったら、一旦FIX側のドアを外して木枠を新しいものに交換した上で、アルミ枠を元に戻すという方法か、サッシ自体を新しいものと入れ替えるかしか方法はありません。ただ、サミットというサッシは、構造的に雨や結露に弱いという欠点がありますから、出来ればサッシ全体を交換した方がいいように思います。

恐らく今回は予算がないということで、木枠部分を交換補修することとなりますが、将来的には根本的な交換修理が必要となるはずです。何れにしても、このまま放置すれば、ペアガラスがサッシから脱落することは時間のもんだいですね。

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網戸の取っ手も交換しよう

ローウェンの掃出しサッシの網戸ロック

網戸のスクリーンを交換することは多いと思いますが、皆さん取っ手(把手)はどうしていますか。

写真は、ローウェン社製の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の網戸に取り付けられたロック機能付きの取っ手です。

部材は、丈夫な固い樹脂で出来ていますから長持ちではありますが、20年もすると太陽の紫外線や風雨によって劣化してきます。写真の取っ手も、取付けビスの処に割れが入っているのが分かります。

防犯性という点では、網戸のロックは然程の意味はないかも知れませんが、ドアを開けっ放しにして空気を入れ替えるような時には、鍵が掛かるだけで少し安心ですよね。

グラスファイバー製の輸入スクリーンを交換する際は、こうした取っ手や開閉のローラー(滑車)、網押さえのゴムも点検したいものです。

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これがないと固定出来ない

シングルハングサッシ用のチルトラッチ

キャラドン(Caradon、CWD)の輸入シングルハング・サッシに使われていたチルトラッチが劣化したので、交換したいという相談を頂きました。

チルトラッチというのは、可動する下窓建具(ボトムサッシュ)を窓枠レールに固定しておく為の部品で、爪の部分を動かすと下窓が室内側に外れて倒れ込むという仕組みです。

下窓が倒れ込むとガラスの外側の掃除がしやすいということもありますが、窓のメンテナンスの為に下窓を外す際にこうする必要があるからなんです。

チルトラッチは、通常プラスチックで出来ていますから、紫外線などによって樹脂がボロボロになってくるので、15年くらいしたら交換した方がいいかも知れません。もし劣化して爪が外れるようなことになると、下窓が勝手に倒れ込んできてしまいますからね。

ただ、このパーツもメーカーによっていろいろ種類があるのです。ご自身の窓に合ったチルトラッチを探すには、やはり私たちのような輸入資材の専門家に相談頂くことをお勧めします。

でないと、間違った部材を調達して、再度手配をしなければいけなくなるかも知れませんから。

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このヒンジが高いんです

ローウェン社製フレンチドア用蝶番

先日、岐阜県大垣市の輸入住宅で交換してきた古いヒンジ(蝶番)。

ローウェン(Loewen)のフレンチドアには3セット付いているのですが、そのうちの1セットがご覧のように壊れていました。

ローウェンのヒンジは、ドアの高さや左右の位置を調整する機能が付いた高性能な部品となっていますが、こうなってしまうとこの調整機能がうまく使えなくなります。

ですから、重いドアがどんどんロックラッチ側へ寄っていってしまい、ドアとドア枠とがぶつかって開閉が出来ない状態となっていました。ですから、ここ何年もこのドアを開けていなかったそうです。

今回、これらに代わる新しい調整蝶番を手配して、古いものと交換すると共にドアの建て起こしも調整してきました。それにしてもローウェンのフレンチドアは重いですねぇ。

一人で調整作業をしようとしましたが、途中でお客様にお手伝いを頂きました。強化ガラスのペアということで、これだけ重いとヒンジに掛かる負担も相当大きなものでしょうね。

ですから、長年の使用でヒンジが破損するのも無理はありません。新しいヒンジは少しサイズも変わり、改良されたものとなっているように思いますから、また長くお使い頂けるものと思います。

<関連記事>: ローウェンのドアヒンジは、高いんですよ (2018年11月13日)

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アンティーク好きの為の水栓金具

Delta Windemere

一昔前の輸入住宅では、ゴールドの水栓金具が好まれていました。

今でも輸入住宅好きのお客様では、金色のご注文が多いのですが、北米ではゴールドはクラシックなイメージで製品の数も限られています。

日本の国産水栓ではシルバー色のクロームが一般的ですが、当たり障りがないという点で面白みに欠けているかも知れません。

そこで私たちが新しく見つけた輸入水栓が、こちら。アンティークな濃いブロンズ色をしていて、ところどころ銅色の部分がアクセントとして入っています。

勿論、この製品は新品の水栓金具ですから、耐久性は充分です。こちらは、デルタ(Delta)製のものですが、いろいろなメーカーでも出していますから、様々なデザインから選ぶことも可能です。

白いキッチンや洗面に手の込んだアンティーク・ブロンズの水栓金具。きっと、シンプル・モダン系のおうちにもピッタリではないでしょうか。

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回転軸は、クランクハンドルの一部ではありません

欠損したオペレーター

ハンドルをクルクル回すと横に開いていくケースメント・サッシ。

輸入住宅ではお馴染みの窓タイプと言えますが、時々お客様からクランクハンドルがサッシから外れて、サッシが開けられなくなったという相談を頂きます。

今日は、そんなお客様のおうちの修理に、岐阜県の大垣まで伺ってきました。

写真は、その時交換してきたローウェン(Loewen)社製ケースメント・サッシの古いオペレーター部品。手前側が正常な状態のオペレーターで、奥側が回転軸が折れてオペレーターから抜けてしまった様子です。

実は、相談頂くお客様の多くは、クランクハンドルにこの回転軸がくっついた状態で、オペレーターからハンドルが外れたと連絡を頂きます。

つまり、本来オペレーターの一部である回転軸は、クランクハンドルに小さなビスで固定された状態で根元から折れているので、お客様は回転軸がハンドルの一部分だと勘違いしているのです。

ですから、私がお客様の話を安易に鵜呑みにすると、ハンドルだけを調達して、肝心のオペレーターを手配することはしないでしょうから、不具合は全く直らないということになります。そういうケアレスミスをなくす為に、私はサッシの内外の写真と共にオペレーターや破損した部位の写真もお送り頂くようにお願いします。

輸入住宅にお住まいの皆さんは、どうぞ私の書いた記事を熟読して、適切におうちをメンテナンスする為の知識をお持ち下さい。そうすれば、私とのやりとりも的確でスムースなものとなりますから、私たちが正確に修理しておうちを元の状態に戻して差し上げられます。

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ガラスが曇ったハード社のケースメント

ガラスが曇ったハードのケースメント

昨日、ハード(Hurd、現Sierra Pacific Windows)の掃出しサッシのペアガラスの不具合について記事に書かせて頂きましたが、同じおうちでもう1つ不具合があります。

それが、このケースメント・サッシ。

ご覧のように、ガラスの右半分が大きく曇っています。ペアガラス内の曇りが偏っているということは、恐らく建具(障子)の右下あたりに雨などが入り込む隙間が空いていると思われます。

水滴くらいで曇る程度であれば、多少我慢も出来ますが、結露に汚れが付着し出すと外の様子が見づらくなるばかりか、気持ちも少しネガティブになりますね。

また、ペアガラスへの水の侵入があるということは、木製建具のフレーム自体も内部から徐々に腐りが始まっているかも知れません。こういう時は中から腐りますから、黒く目に見えるくらいになっているとその時点でアウト。建具自体の交換が必要となります。

そうならない為にも、10年程度でサッシの外側の防水メンテナンスを行っておくと安心ですね。

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ペアガラス内部の錆び

ペアガラス内部の錆び

静岡県伊東市のお客様からハード(Hurd)社製の掃出しサッシの建具(ドア)交換のご依頼を頂きました。

室内側が木で出来たアルミクラッドの重厚な掃出しサッシなんですが、ペアの強化ガラスの中に水分や湿気が入り込んで、中で内部結露を起しています。

こうした結露は、ペアガラスの中を曇らせるだけでなく、緑色の藻のようなものが出てきたり、ガラスの周囲の金属やゴムのスペーサー部分を劣化させたり錆びさせたりしてしまいます。

これを放置しておくと、一体となったペアガラスの接着が緩くなってガラスが動いて固定出来なくなるという恐れが生じますから、最悪サッシからガラスが脱落することにもなりかねません。

この不具合は、屋外のアルミ枠とガラスとの間に入れられていた防水コーキングやパッキン材が劣化して、そこに出来た隙間から雨や湿気がサッシ内部に侵入したことで起こります。

一旦内部結露をしてしまうと、ペアガラスの中から水分を外に出すということは出来ませんから、ハードの場合建具(ドア)ごとの交換が必要です。輸入樹脂サッシなどは、ガラスのみの交換が可能なものもありますが、アルミクラッド・サッシの多くは建具を交換しなければ直せません。

今回は伊豆半島までの出張修理となりますが、新しい建具はちゃんとガラスの防水処理やパラペイントのティンバーケアで木部の防水塗装を行った上で取付けに伺います。メーカーから出荷されたものをそのまま取付けるだけなら簡単ですが、そこにひと手間加えて不具合のリスクを減らすのがホームメイドの仕事です。

<関連記事>: 明日は、下田へ出張修理 (2019年5月14日)
<関連記事>: 可動側だけの交換は、調整が大変です (2019年5月17日)

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キャラドンのサッシもスパイラル・バランサー

キャラドンの劣化したスパイラル・バランサー

九州のお客様からカナダ キャラドン(CWD)社のシングルハング樹脂サッシのメンテナンスについて相談を頂きました。

写真は、ボトムサッシュ(下窓の建具)を外して、バランサーの接続部分を露出させた状態です。

建具の下に付いているはずのピボットバーが、ピボットシューの穴に差さったまま抜けなくなったようです。

ピボットシューの上に付いている金属の棒のパーツが、バランサー。以前にもご紹介したことがありますが、螺旋状の金属部品がこのバランサーに内蔵されていて、それが回転しながら上下することで窓が開閉するという仕組みのサッシです。

このバランサーをスパイラル・バランサーと呼ぶのですが、国内の輸入サッシでもあまり見掛けない珍しいタイプです。

今回は、恐らくスパイラル・バランサーだけでなく、ピボットバーやピボットシューも交換しなければならないでしょうから、専用の工具や取外しの技術と経験が必要です。

ですから、お客様からのご依頼があれば、私たちが九州まで出張して交換する以外ないかも知れません。体一つで行けるなら新幹線で往復すればいいのですが、資材や道具も持っていかなければなりませんから、車で出張することとならざるを得ません。

やっぱり、九州出張ともなると、帰ってくるまで4日は掛かるでしょうね。

<関連記事>: スパイラルバランサーとピボットシュー、入荷 (2019年1月21日)

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