お知らせ : ページ 201

戸締り改善で防犯対策を!

ローウェンの掃出しサッシのロック破損

埼玉のお客様からローウェン(Loewen)のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックが壊れたという相談を頂きました。

写真を見てみると、鍵爪(ラッチ)が出る穴の奥に小さなバネが飛び出してきています。

このバネが鍵爪を出し入れするのに使われていますから、バネが破損してしまうと、ちゃんとアクションしなくなってしまいます。

こういう場合、バネだけを交換すれば直るように思われがちですが、鍵爪が内蔵されたロックケースは分解することが出来ない構造になっています。簡単に分解出来れば、もしかしたら泥棒が壊してロックを外してしまうなんてことが出来るとも限りませんからね。

ですから、バネが飛んだ時は、ロックケースごとの交換となります。ただ、いつも書かせて頂くようにこうしたロック金物の多くは、部品メーカーが製造している汎用パーツですから、比較的簡単にアメリカから交換部品を手に入れることが可能です。

年末年始に掛けて、買い物や旅行でお出掛けする機会が多くなります。鍵が壊れた状態では空き巣など心配なこともあるでしょうから、早めに部品を交換しておくことをお勧めします。

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北米ではこの時期休暇モードです

クリスマスは、仕事になりません

12月となると、日本でもそろそろクリスマスの飾り付けが街を賑わす状況となっていますね。

当然、本場のアメリカやカナダでも家々にイルミネーションが飾られ、冬の町を明るくしています。

やっぱり、輸入住宅にはクリスマス・シーズンが合いますよね。

ただ、私たちのように輸入資材を使って家を造ったり、メンテナンスしたりしている人間にとっては、好ましいシーズンとは言えないこともあるのです。それは、北米に住む彼らにとってこの時期はクリスマス休暇と呼ばれるお休みシーズンに突入するからなんです。

12月10日前後から年明けまでは、輸入資材の工場の従業員や資材を取り扱う流通業者の人間も家族団らんを過ごす為の準備で仕事に手が付かなかったり、休暇を取ってしまったりするのです。

ですから、調達先の担当者が不在であったり、工場がストップ状態になってしまいますから、注文がそのままにされたり、納期が1ヶ月程度長くなるというのは当たり前なんですね。

当然、年末に近づけば港湾作業もストップしますから、商品があっても船積みや通関が出来ないという状況にもなります。日本人も随分変わってきましたから、昔のようにあくせく働く会社人間も少なくなってきているでしょうが、彼らはそれが普通なんです。

この時期に注文を頂く皆さんや年末年始にアメリカから商品が出荷される予定の皆さんは、しばし予定が遅くなることがありますので、ご容赦下さいね。因みに、私たち ホームメイドは、12月30日(日)~翌1月5日(土)まで冬期休暇を頂きますので、宜敷くお願いします。

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掃出しサッシのように大きなケースメント・サッシ

ペラ ウィンドウの建具交換作業

一昨日三重県四日市市の輸入住宅で、ペラ ウィンドウ(Pella)の建具(障子)交換メンテナンス工事を行いました。

先日ブログ記事で、6枚の建具の木部塗装や防水処理を行ったということを書きましたが、その建具がこれです。

幅は75cm、高さは1.6mもある建具ですから、ほぼ掃出しサッシのドアを交換しているような大きさです。

今回建具の木部が腐食したということで交換することになったのですが、建具の傾きや歪み、窓全体の防水性・気密性も調整する為にウィンドウ ヒンジや開閉オペレーター等の交換、ウェザーストリップの交換も行いました。

写真は長いウェザーストリップを手に取って、窓枠に取り付けようとしている様子です。建具が正しく窓枠に入り込まないと、変に隙間が生じますから建具の傾きをヒンジの取付け位置で調整します。

また、窓を開閉する為のオペレーターは、長年の使用でギアが摩耗してきますので、そういった金物も定期的に交換してやると問題が起きにくくなるのです。そして、ウェザーストリップは、縮んだり破れたりして気密や防水性能が発揮されなくなりますから、これも同時に交換します。

サッシの復旧時にこうした定期メンテナンスを行うことで、以前よりも増して使いやすくスムースになること請け合いです。

それから、今回交換させて頂いた高さが1.6mもあるような大きな建具は、割れ防止の為にペアの強化ガラスになっています。一定の大きさ以上の窓ガラスでは、通常のガラスでなく強化ガラスを使うことが北米において義務付けられているのです。

防犯上もさることながら、台風の風でもビクともしませんから安心してお使い頂けますね。ただ、その分重いですが・・・(笑)

<関連記事>: 今週、取付けに行きますよ (2018年12月3日)
<関連記事>: ペラ社製ケースメント・サッシのロック不良 (2018年6月11日)

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国産サッシでも輸入の網戸用スクリーン

北米製の網戸用スクリーン

以前にも輸入サッシの網戸用スクリーンについていくつか記事を書かせて頂きました。

犬や猫が引っ掻いても破れにくいペット向けスクリーン、高強度タイプのアルミ製金属スクリーン、蚊やノミなどの小さな害虫も入れない極小網目のスクリーンなど様々なものが売られています。

輸入スクリーンの殆どは、グラスファイバー製の糸を使用しています。

ですから、国産のスクリーンに比べて破れにくく、水洗いしても型くずれすることもありません。

また、アルミやグラスファイバー製の網は、火であぶっても穴が明いたり燃えたりすることもないので、誤って煙草の火で触ってしまっても大丈夫です。

網目の細かさですが、1インチ(25.4mm)角の中で縦14本、横17本の糸が張られたものであれば、糸の幅は最小で1.5mm程度となります。これなら、小さな虫は部屋に入ってこられませんし、外の景色もちゃんと見ることが可能です。そうそう、スクリーンの色をグレーにすれば、更に網目は気にならなくなりますよ。

そして、グラスファイバーのものは、国産の網同様カッターナイフで簡単に切ることが出来ますから、DIYで自分で交換することも可能です。輸入サッシだけでなく、国産サッシをお使いの皆さんも、高耐久な輸入のスクリーンを採用しては如何でしょうか。

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戸車も悪くなるんですね

キャラドンの片引きサッシの戸車

こちらは、カナダ キャラドン(Caradon、CWD)社製の片引きサッシの建具(障子)です。

日本の窓は、両方の建具が可動する引き違いサッシが殆どですが、西欧では片方だけが開閉出来るグライダー(スライダー)と呼ばれるサッシが主流です。

日本人もそうなんですが、両方開けられたとしても、そのうちどちらか一方しか開閉しないというのが習慣となっています。ですから、片方がハメ殺し(FIX)の方が、防犯上も理屈の上でも合っているのです。

さて、そんなグライダーですが、建具の下には窓枠のレールを走る為の戸車ローラーが付いています。いつも開けたり閉めたりしていると、回転ローラーもそのうち調子が悪くなります。

ローラー自体が減ってしまったり、楕円に変形してしまったり、戸車の軸に汚れやゴミが付着して、うまく回らなくなってしまったりするからです。

キャラドンというメーカーは既にありませんから、私たちが部品メーカーを当たってそこから部品を調達することとなります。お陰様で、今回も部品を無事調達することが出来そうです。探せば何でも見つかるというのが、ホームメイドのいいところ???

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今週、取付けに行きますよ

ペラの交換建具塗装

大きな木製の建具が並んでいますが、これらは全てペラ ウィンドウ(Pella)のアルミクラッド・サッシです。

木部が腐って交換が必要になった窓を新しいものにする為に調達した6枚の建具(障子)。

事務所になっている部屋用は、明るいナチュラル・クリアのパラペイント ティンバーケアで木部を塗装、くつろぎが必要な自宅の部屋用は落ち着いたブラウン色を着色した上で同じティンバーケアを塗りました。

ティンバーケアは、木の呼吸を阻害しないピュアアクリルの塗料です。また、ウッドデッキのような屋外の木部を防水するという用途に適していますから、雨や湿気に強く2度塗りすれば5年程度塗り直す必要はありません。

ですから、輸入の木製サッシを塗装するのには、最適な塗料なんです。国内で手に入る塗料には、防水性や耐久性、通気性、耐紫外線性能という機能を高い次元で実現しているものは少ないのが実情です。

ティンバーケアは水性ですから、こうして塗装をしている時も臭いや危険性はありません。サッシの木部を塗装した後に、屋外側のペアガラスを防水処理したら出荷準備完了です。

手間暇掛ければ、それだけ長持ちするのが自然素材のいい所。私たちは、そういう輸入住宅を造っていきたいと思っています。

<関連記事>: 掃出しサッシのように大きなケースメント・サッシ (2018年12月7日)
<関連記事>: ペラ社製ケースメント・サッシのロック不良 (2018年6月11日)

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菊竹産業 シュエット・サッシのバランサー・コイル

シュエット・サッシのバランサーコイル部品

先日大阪でアイエムエス・カナダ製ボレアル・サッシのコイルバランサーの交換を行ってきたという記事を書かせて頂きました。

今回は、同じコイルバランサーでも菊竹産業製シュエット・サッシに使われているバランサーの交換のご依頼を頂きました。

それは、愛知県岡崎市にある輸入住宅の浴室サッシなんですが、写真のようにバランサー・コイルが千切れてハウジングから外れてしまいました。

本来は、ハウジングと呼ばれる樹脂製の箱の中に巻かれているゼンマイ式のバネなんですが、長年曝された浴室の水分や湿気によって弱くなってしまったということも考えられます。

バランサー・コイルはステンレス製ですから、水分で劣化するということは起こらないはずですが、少しでも成分が異なる金属が混じっていれば、それが亀裂を生じさせたということは十分あり得ます。何れにしても、またフレームを広げる特殊な道具を使って、窓のフレーム内に入っているバランサーを引っ張り出して交換しなければなりません。

サッシ・フレームを傷付けないで元通りに戻すのは、この方法かヒートガンで塩ビ・フレームを曲げるしかありませんから、特殊工具はこの作業の要とも言えます。Chouetteのサッシのメンテナンスで長く困っていらっしゃる皆さん、バランサーを交換すれば新築時のように開閉が可能となりますから、諦めないで相談して下さいね。

<関連記事>: 樹脂フレームを傷めないコイルバランサーの交換 (2019年1月31日)

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ドアのステンドグラスも曇ったら最後

ステンドグラス付き玄関ドアのマスキング

輸入の木製玄関ドアの塗り直し及び調整メンテナンスを行いました。

南向きの木製ドアでしたから、太陽の紫外線や風雨に曝され、傷みも相当ひどいものでした。

ただ、元々白いエレガントなドアでしたので、ヒビや隙間が空いてしまったところにはパテやコーキング剤を入れて、下地を直してから丁寧に塗装をさせて頂きました。

普通の塗装屋さんでしたらここで終了なんでしょうが、私たちホームメイドはもうひと手間掛けさせて頂きます。それが、このステンドグラスの防水処理。

ドアの木部とステンドグラスとの間には、コーキング剤やシール材が入れてあって、雨や湿気が隙間から侵入しないようにしてあるのですが、10年以上時間が経っているとそれも痩せたり劣化したりしてきます。

通常外部に使うステンドグラスは、ステンドグラスの両面に強化ガラスを用いて3重ガラスにしています。そこに先程の隙間から雨や湿気が入り込むと、気密が高いが故にそれが抜けていかない構造になっています。

つまり、一旦湿気や水分が入ってしまった玄関ドアのステンドグラスは、曇ったら最後交換するしか手立てがありません。それは、窓のペアガラスと同じです。そういうことにならない為にも、ガラスの周囲は丁寧にマスキングをして防水処理を行ってやる必要があるのです。

勿論、そんな余分な気遣いをすれば、塗り直しの費用も多く掛かります。他社よりも安く見積をするなら、そんなことまでやれなくなります。私たちは、決して安い見積をお出しして勝負しようとは考えていません。それよりも、手間・暇が掛かる余分な仕事をどのくらいやれるかを大切にしています。

ですから、相見積で価格競争をさせるような仕事の依頼は、ご勘弁頂くようにお願いしているのです。最後は、こうしたブログ記事をご覧頂いて、過去の施工でご判断頂くしか方法はないかも知れませんね。多分、それが信用というものなんだと思います。

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劣化したスパイラル・バランサー

劣化したスパイラル・バランサー

メーカー不明の輸入サッシですが、尾張旭市のお客様からバランサーの交換についてご相談を頂きました。

先日現地調査を行ってきたのですが、日本に輸入されたサッシでは珍しく、螺旋状になったスパイラル・バランサーというものが装着されていました。

樹脂製の建具(障子)を吊っているのがそのバランサーですが、文字通り金属製の棒をクルクル巻いたような形になっています。

カナダのサイトなどではたまに見掛けるタイプなのですが、日本の輸入住宅に施工された輸入サッシでは初めてみました。交換には多少コツのようなものがあるようですが、形は違えど機能は同じバランサーですから、適正な部品さえ調達出来れば修理メンテナンスは可能だと思います。

勿論、このバランサーに適合する部材は、全て部品メーカーで供給可能であることも確認済みです。それにしても、こういう珍しいバランサーの交換も可能だなんてマニアックですよねぇ。

輸入住宅やそこに使われている輸入資材の調達や修理に関して、全てに対応出来るというのがホームメイドの真骨頂ですから、今後もこうした部材のメンテナンスをしていきたいと思います。

<関連記事>: スパイラルバランサーとピボットシュー、入荷 (2019年1月21日)

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ここまで分かる人はいないでしょうね

微妙に違う同じ形状のケースメント・オペレーター

輸入サッシで横に開いていく窓をケースメントと呼びますが、開閉させる為に付けられている金物をオペレーターと言います。

オペレーターには、写真のようなオペレーション・アームが付いていて、これが建具を開閉させているのです。

一見手前と奥のオペレーターは同じように見えますが、よーく見るとその違いが分かります。そう、アームの先端が、上に曲がっているか、下に曲がっているかという微妙な違いが存在します。

ただ、オペレーターにそういうちょっとした違いが存在するものがあるなんてことを知っている人はまずいません。大体大きさや開き勝手に左右があることくらいしかチェックしないのが実情です。

だからいざ部材が届いてそれを装着しようとすると、何だかうまく付けられない。でも、付けなければ仕事が完結しないということから、無理やり取り付けて施工完了ということになります。

そんな修理でうまくサッシが直る訳はありませんから、そのうちまた修理・メンテナンスが必要となります。そういうことを勉強している専門家は、あまり国内には存在していません。勿論、英語で書かれた海外のサイトをチェックもしません。

知識と価格は比例します。高い見積をする処は、余分な気遣いをしながら調達から施工まで行うことを理解して下さいね。私は、相見積もりを取るのであれば、高い処に頼むことが一番安心出来ると思います。これって、天邪鬼でしょうかねぇ?

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