お知らせ : ページ 172

修理では見掛けますが、調達は難関かも

ボレアル・ウィンドウの網戸コーナー

こちらの写真は、IMS カナダという九州にあったサッシ・メーカーが、OEMでカナダの技術を導入して作ったボレアル・ウィンドウという窓の網戸。

少々汚れていますが、お客様から網戸をきれいに作り直したいというご相談を頂きました。

ボレアル・ウィンドウは、コイルバランサーの交換修理などで、よく接する機会のあるサッシなんですが、いつもこの固定用ラッチが付いたコーナー部品を見ては、最近見ないよなぁと感じていました。

今回、網戸を作るに当たって、この樹脂で出来たコーナー部品は使えるからと、フレームや取っ手、グラスファイバーの網の交換でいいというお返事を頂いたのですが、そのうちこのコーナー部品も劣化して交換しなければいけなくなる時期が来るはずです。

そういう時に備えてこの部品を探してみたのですが、なかなか同じサイズでこんなデザインの部品は見つかりません。

サイズを変えるか、網戸の固定方法を変えるか、どちらかしかありませんが、どうにか同じ部品がないか、もう少し探してみたいとも思います。

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ここにコーキングをしてはいけない

窓で防水処理しない部分

こちらの写真は、横浜のお客様のおうちに施工されたサミット(Summit)社のアルミクラッド・ダブルハング・サッシ。

今回、窓に不具合があるということで、メンテナンスをやりたいというご相談を頂いたのですが、その前にペンキ屋さんにお願いして外壁の塗装を行うそうです。

そこでお客様からホームメイドに施工を依頼する範囲とペンキ屋さんに塗装をお願いする場所とを確認したいということとなりました。

私としては、木部については私共が在庫しているパラペイントのティンバーケアを塗る方がいいと思いますので、アルミカバーやグラスファイバーで出来た窓枠等は、ペンキ屋さんにお願いして下さいという話をしました。

その際、この写真を頂いたのですが、グラスファイバーで出来たサッシの下枠(水切り)と側面にある樹脂製サイドジャムとが接するラインについて、お客様にアドバイスをさせて頂きました。

サッシの雨漏れの恐れがあると、多くの業者さんはこの接点部分にコーキングを入れてそこから雨が入らないように施工します。

でも、実はここには、コーキングのような防水材を入れてはいけないのです。ここは、サイドジャムの内側に入ってしまった雨水などを外へ排出する大切な場所であって、ここから雨が侵入することは殆どありません。

勿論、本当にそうかを確認する必要がありますが、ダブルハングについては私の考え方が正しいと思います。サイドジャムを外してみると分かりますが、ジャムを外すと窓の木枠が露出します。

そして、側枠の一番下のラインには、通常ウレタンで出来た防水スポンジのようなものが両面テープでしっかりと留められています。そこで雨が木枠に付くことを防いでいますから、ジャムの外から防水コーキングを入れる必要はないのです。

窓の枠から雨が侵入することもあるのはありますが、殆どの場合外壁や屋根といった処から雨漏れした水が、その直下にある窓の枠に伝わって漏れてくるのが原因です。

そうやって伝わってきた雨水が、その部分で溜まってしまったらそこで木が腐ってしまうという訳です。ただ、ケースメントやオーニング等の形式が異なるサッシで同じことを考えるのは間違っています。

サッシの構造や家の造り方、その家が置かれている環境や暮らし方を頭に入れて、原因が何かを究明してからでないと、闇雲に適当な修理をすることになりますから、ご注意下さい。

では、強烈な台風19号が近づいています。皆さん、どうぞ備えを怠らないようにお気を付けください。

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今日も一日防水三昧

防水処理中のマーヴィン社ダブルハング・サッシ

昨日のラグビーワールドカップ、サモア戦の熱気冷めやらぬ豊田市で、今日はマーヴィン(Marvin)のサッシの防水工事を行ってきました。

街の中心部では、まだ結構外国人の皆さんが道をブラブラ歩いている姿も結構見受けられました。

朝から家をグルっと一周して1階部分のサッシと木製玄関ドアを全て防水処理しました。

1階部分の窓については、お庭に脚立を立てさせて頂いて、建具を外さずに正面から作業が出来ますから効率よく仕事をすることが可能ですが、それでも数がありますので、一日仕事です。

写真は、先日2階部分のサッシの防水工事を行った時の様子です。さすがに2階まで届く脚立はありませんから、窓枠から建具を一旦外して室内で防水処理を行います。

養生のマスキングテープも建具を寝かせて張れますから、作業はしやすいとは思いますが、コーキング等が乾くまで窓に取り付けることが出来ない分、手間と時間が掛かります。

こうやって手作業で防水処理をすると、ガラスとビード(ガラス押え)との隙間の空き具合を指先で確認出来ますから、防水材が隙間にどんどん中に入っていって手応えがないような場合は、更に防水材を注入します。

単にコーキング・ガンでなぞっただけという作業の業者さんもいると思いますが、手がベトベトになっても指で押さえるひと手間を掛けることが非常に重要です。

でないと、防水材がすぐに縮んでまた隙間が空いてしまう状況となりますから、木製サッシの木の腐りを防ぐことは出来ません。

そんなことを家中のサッシでやるのですから、そりゃ時間が掛かります。だって、家の窓は20ヶ所以上ありますし、大きな掃出しサッシなら2m、ダブルハングなら1ヶ所に付き建具は2枚あります。また、その時いちいち窓をタオルで拭いたり、状態を点検したりもします。

勿論、足場がない状況なら、2階のサッシは建具を全て外さなければちゃんとした作業が出来ません。ただ、そこまで気を遣って作業をしてくれる輸入住宅の専門家が、日本にいないのも実情です。

効率化と称して、余分なひと手間を省く人は多いですが、面倒でもそのひと手間を余分に掛けるなら、必ず完成度が違ってきます。缶コーヒーのCMで「修理ってのは、誰が直しても同じじゃないんだ」ってのがありますが、安けりゃいいという人には分からんでしょうね。

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専門雑誌に紹介して頂きました

小さな記事ですが、新建ハウジング プラスワン 2019.10 特別号、「サスティナブルな暮らしづくり百科」で、スーパー台風や竜巻の強風にも耐えるシエラ・パシフィック社の輸入サッシ「FeelSafe」を掲載頂きました。

以前にも記事で何度かご紹介をしたことがありますが、今後日本でも頻発するであろう未曽有の自然災害や犯罪に備えて、強靭なフレームとガラスを備えたセキュリティ対策サッシが求められる時代です。

千葉や大阪でも台風や竜巻による窓ガラスの破損等で大きな被害を出しましたが、これからは風速100メートルという体験したことのない猛烈な風に襲われるかも知れません。

また、窓ガラスを割って侵入する空き巣や泥棒も、外国人労働者と共に増えてくることが予想されます。自分の身は自分で守らなければ、誰も守ってはくれません。そういった危機意識のある方は、是非ご自宅に「FeelSafe」を採用してみては如何でしょうか?

それから、このサッシは躯体が強靭だというだけではありません。サッシの構造や室内側には通常よりも厚い木材が使われています。

また、サッシの雨漏れによる木部の劣化を防ぐ為に、特殊防水処理である「コアガード」を採用していますから、美しくて癒しのある木のインテリアがいつまでも暮らしを守ってくれるはずです。ご興味のある一般のお客様や住宅メーカーさんは、ご連絡下さい。

<関連記事>:台風・竜巻、空き巣に屈しない高耐久サッシ (2018年7月29日)

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浴室の木製サッシを防水塗装

防水塗装をしたアンダーセンのダブルハング

こちらの写真は、浴室に設置されたアンダーセン(Andersen)の木製ダブルハング・サッシ。

20年近く湯気や水分に当たっていた木製サッシですから、木の表面にはカビが生えて黒ずんでいました。

そこで、今回窓のバランサーを交換するタイミングで、室内の木部に防水塗料を、そして屋外と室内のガラスの周囲に防水処理を施しました。

以前黒ずんだ状態の写真と記事をアップさせて頂きましたが、木の奥の方にまで染み込んでいますから、ヤスリ掛けをしても完璧には取ることが難しい状態でした。

その上で、屋外用の木部専用防水塗料のパラペイント ティンバーケアの白を塗ってみたのが、この写真です。プラスチックで出来た飾り格子はそのままですが、木枠は真っ白になって、なかなかきれいになりました。

一度塗りでは到底きれいにはなりませんから、二度塗りをしてこの状態までになりました。輸入住宅ブームの際に建てられた輸入住宅では、本来使うべきでない浴室に木製サッシを使っているケースが多く見受けられます。

勿論、木部には塗装がしてあるのですが、内装用で防水性もないニスのような塗料を塗っていますから、その効果は全く期待出来ません。こんなこと素人だって分かりそうなものですが、当時はこういう無茶な施工をした住宅メーカーが多かったんですよね。

本当でしたらこうしたサッシを樹脂サッシに切り換えて、将来補修が必要ないようにするんですが、それをするには外壁だけでなくユニットバスにもある程度影響があることを考えなければなりません。こういう場合は、原状の木製サッシをそのままにして、それを如何に長く使えるようにするかを考えることも必要です。

ただ、こうしたからと言って、将来メンテナンスフリーになるなんていう夢のような話にはなりませんから、定期的に塗り直しや結露対策・防水処理をすることを忘れないで頂きたいと思います。

<関連記事>: お風呂場の木製サッシ (2019年4月14日)

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無理に回すと折れますよ

マーヴィン社ボウウィンドウの破損

こちらの写真は、20年以上前に施工されたマーヴィン(Marvin)社のボウウィンドウにあるケースメント・サッシです。

今回お客様からは、タイルの外壁やサッシ周囲から雨漏れして、サッシ自体も木部がおかしくなってきたので直したいというご相談を頂きました。

また、窓を開閉させる金物の一部が、写真のように不具合を起しています。

建具(障子)が少し開いた状態に見えますが、恐らく建具自体の位置もおかしくなって閉まらなくなっているのかも知れません。そうなってしまった場合、お客様の多くは何とか窓を閉めようと、ハンドルを無理やり回そうとします。

開閉金物のオペレーターは、堅い鋳物で出来ていますから、変に力が掛かってしまうと、回転軸がパキンと折れてしまいます。そうなると、ハンドルをいくら回しても建具の開閉がうまく出来なくなりますから、窓を閉め切ることが難しくなるのです。

その状態で長く窓を放置すると、雨風が更に木製サッシを悪くしてしまいますから、修復の費用も手間も相当大変になるはずです。

台風がいくつもやってくるこの季節ですから、輸入サッシをお使いの皆さんは、ご自宅の窓をしっかりチェックして、どこか悪くなっていないか確認するようにして下さい。

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隠れているので、分かりにくい?

サミットのダブルハングサッシの雨漏れ

横浜のお客様から、サミット(Summit)社のアルミクラッド・ダブルハング・サッシの修理・メンテナンスについて相談を頂きました。

ペアガラスの中に曇りや結露があり、いくつかの窓はガラスの交換が必要と考えているようですが、地元の輸入住宅メーカーやサッシ屋さんに相談しても、外壁から外して窓枠ごと交換するしかないと言われて困っているとのことでした。

そこで、お客様からいくつかお送り頂いた写真の中の1枚が、こちら。アッパーサッシュ(上窓)の下枠部分で、ロック金物の受け側部分が写っています。

ここは、窓を閉めた時、ボトム・サッシュ(下窓)と重なり合う召し合わせと呼ばれるところですので、窓を閉めてしまうと見えなくなってしまいます。

こうして窓を開けた状態にしてみると、ロックの受け金物の辺りに塗装の剥がれや木部の割れがあるのが分かります。こういう状態は、木部に何らかの湿気や水分が入り込み、木を劣化させている可能性があると思います。

ペアガラスが曇ったりしているということからすると、外部のアルミカバーの隙間から雨が内部に入り込んで、中から木枠を腐らせているというのが、原因のような気がします。

現状は、木枠が黒く劣化してボロボロ崩れたりしてきているというところまではいっていないようですが、これを放置すれば何年か後に建具枠やガラスが徐々に脱落してくるかも知れません。

サミットのサッシは、現在製造していない状況ですから、通常であれば窓ごと交換ということになる訳ですが、まだ不具合が小さいものについては、外周りの防水処理工事だけで何とかなるかも知れません。但し、その判断は、それぞれの窓によって異なります。

既にガラス内に湿気等が入り込んでしまったサッシについては、シエラパシッフィック社のアップグレード・キットを使って、他社の新しい建具(障子)に入れ替えるという方法で修復出来ると思います。

外壁からサッシを外して交換するのではなく、窓枠をそのままにしてその中にはめ込まれている建具だけを交換する訳ですから、外壁や室内の壁を傷めることもありません。

ただ、綿密な寸法計測を行わないと、新しい建具が窓枠にうまく入らないということにもなりかねませんから、交換についての知識や経験が必要となります。(尚、この方法が取れるのは、ダブルハングに限られます)

サミットやウェンコ(Wenco)は、元々雨仕舞に構造的な弱点がありますから、ペアガラスの中が冬になると曇るというおうちでしたら、窓を少し開けてこの召し合わせ部分をチェックしてみて下さい。

勿論、下窓の下枠部分も同時にチェック出来るはずです。(水は、下方向に染みてきます)

建具の木部に何等かのトラブルを発見したら、早めに専門家に相談するようにして下さいね。トラブルがない場合でしたら、サッシ自体の防水工事や木部の防水塗装で将来のトラブルを予防出来ると思います。

<関連記事>: これが出来るのは、日本でもホームメイドだけ (2019年8月6日)

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防犯が不安な時は、補助ロック

上げ下げ窓や引き違いサッシの補助ロック

昔と違い、空き巣や泥棒たちは、手荒に玄関ドアやサッシをこじ開けて家の中に侵入するようになりました。

ご自身のおうちの近くでも、そういう犯罪が起きているという話を耳にしたことがあると思います。

また、お盆や年末年始のお休みの際に長期間家を空けるような時は、戸締りをしていても何かしら不安を感じるのではないでしょうか。

そんな時に、比較的簡単に、そして安価にセキュリティをアップさせるアイテムが、アメリカなどでは多く販売されています。そういったアイテムの一つが、この写真にある窓の補助ロック。

上側の建具が固定された上げ下げ窓のシングルハング・サッシや片引きの引き違いサッシであるグライダー用に売られています。建具が滑る溝の部分に、この部品を差し込んで蝶ネジを回して固定してしまうと、窓が開けられなくなります。

勿論、サッシに付いているロックの鍵も掛けてあるでしょうから、ダブルロックになりますし、窓の側面や上側に隠れるように取り付けることが出来ますから、空き巣もどうして開かないのか気付くまでに時間が掛かります。

普段でもあまり開けないような窓であれば、これを装着したままにしてもいいでしょうし、いつも開け閉めするサッシであれば、近隣が物騒な時や夜間・外出時だけこの補助ロックで防犯対策を強化することも可能です。

数百円で安全対策が出来るこうしたアイテムを、いくつか準備しておくのもいいと思いますよ。欲しいという方は、必要数量をご案内の上ご相談下さい。

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ドアレバーにも寿命があります

バネが劣化し外れ掛かったツーレーン

輸入住宅の資材は、質実剛健。丈夫で長持ちするように作られているのですが、輸入住宅ブームの20年前に施工されたものは、段階的に交換時期を迎えています。

こちらの写真は、クイックセット(Kwikset、Titan)社の高級シリーズだったソサイエティ・ブラスのツーレーンという名前のドアレバーです。

ツーレーンは、ハンドル部分の湾曲が手に馴染み、当時多くの輸入住宅で使われました。

今回ご相談頂いたのは、内鍵が付いたトイレ等で使うタイプの製品です。レバーが水平から少し下へ下がっていますから、内蔵されたバネが既に下手ってきている上に、本体も外れ掛かってきているようです。

また、ラッチも引っ込んだまま出てきていないことから、ラッチ自体も怪しくなってきていると考えた方がいいでしょう。ドアノブ等は、毎日何度も使うものですから、長い間使っていればどうしたって悪くなります。

勿論、潤滑剤を差したり、緩くなったビスやボルトを締め直したりしてあげれば、その寿命も少しは長くなるのですが、お客様自身でメンテナンスするのは、なかなかやれない気もします。

こうなってしまうと、ラッチだけを交換しても本体の劣化が進んでいますから、やはり本体ごと交換する方が安心です。特にトイレで閉じ込められたりしたら、大変ですからね。

せっかくですから、私たちは日本に入ってきていない美しいデザインのドアレバーを提案してみようと思います。また、それを施工しましたら、皆さんにもご覧に入れたいと思います。

<関連記事>: ドアノブは、消耗品です (2023年6月25日)

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ペラの交換用フレンチドアは、高いですよ

ペラ社製フレンチドアの雨漏れ

こちらの写真は、今日現地調査を行ったペラ(Pella)社製フレンチドア。

片側のドアの下端には、ガムテープのようなものが張られています。

こちらのドアは、雨漏れを起し室内側も木部が腐ってきている状態です。

こうしたサッシの雨漏れや木部の腐りの原因は、いつも記事に書かせて頂いているように、外装アルミカバーのつなぎ目やガラスの周囲から雨水が侵入したことです。

近づいてよく見てみると、そういった部分には隙間が空いているのが皆さんでも分かるはずです。

こういう不具合は、目に見える表面から起きるのではなく、ドアの内部から徐々に腐ってきますから、その発見は遅れがちになりますし、発見した時には既に腐りが進行した状況となります。

今回の状況からすると、不具合のあるドア自体を交換する以外にありません。腐っているドアの下枠だけを交換するといった方法もありますが、構造的に雨漏れしやすい性質が変わることはありませんから、改善が図られた新しいドアに取り換えた方が後々安心出来ると思います。

ただ、ペラのサッシは高級ですから、サッシとして購入する時も値が張るのですが、交換用の部材を調達する時は更に価格が高くなるのです。こればかりは、メーカーの価格設定に拠りますので、末端の我々では何とも仕様がありません。

そんな状況ですから、修理をしないでそのままにしておくという人もいるんですが、人のように自然に直ることはありません。

放置すればするだけ、費用は更に高くなるだけです。覚悟を決めてすぐにメンテナンスすることこそ、皆さんが取るべき正しい対処方法です。

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