お知らせ : ページ 360

こういうものも造れます

輸入住宅の憧れと言えば、暖炉。

木が燃える時の炎の揺らぎや遠くでも暖かさが感じられる遠赤外線。冬の楽しみは、これしかないですよね。

そんな暖炉ですが、壁に埋め込むタイプのマントルピースもあれば、ケトルを載せられるタイプの薪ストーブもあります。今回、愛知県日進市の輸入住宅 M邸では、薪を使うタイプではなく、電気で動くビルトイン・タイプの暖炉を取り付けます。

と言っても、本体はお客さん自身が購入する予定ですので、私たちはそれが入る大きさのほこらを用意するということになりました。それで出来上がったのが、この写真。

真っ白なセミグロスのパラペイントで塗られたマントルピースって、光沢感があっていいですよね。マントルピースの専門メーカーで市販されているような完成度だと思いませんか?

これ、実はうちにある材料を使って、大工さんに作ってもらいました。大工さんの腕もなかなかのものですが、私たち ホームメイドもよくこんな材料を持っているもんですよね。

ただ、このマンテルは、内装に使っているものをいくつか組み合わせて作っているだけで、特別なものと言えば、花柄をあしらった木製の飾りくらいなんです。何でも挑戦する気持ちとプロの技術って、大切ですよね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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さあ、腕の見せどころです!

今日、とあるお客様から家のリノベーションのお願いを頂いた。10年くらい前に購入されたという輸入住宅だが、外装、内装、そのほぼ全てに手を入れる。

輸入サッシが施工されているのだが、そのメーカーは既になくメンテナンスの世話をしてくれる輸入住宅ビルダーも近くにいない状況で、不具合の生じたハーフ・ラウンド付きの輸入トリプル・サッシ(三連窓)を国産の和風な引違いのサッシに交換せざるを得なかったという。

また、一体成型されていたハーフ・ラウンドの窓も引違い窓から引き離されて別個に配置されてしまった。輸入住宅についての知識や技術、センスもないという状況は、街のリフォーム屋さんならば仕方のないことではあるが、やはりどうしても気になっていたというのが本音だったようだ。

私たちは、この窓を含めた問題のある窓全てを、ファイバー・クラッドの木製輸入窓に取り換えて、この家のデザインを再生させて頂くつもりです。メーカーこそ違いますが、以前の美しさはきっと甦るはずです。

また、外装の塗り替えには外装用パラペイントを用い、カナダの美しい色で塗装します。そして、内装のクロス張りは、破れや剥がれを補修した上で、内装用のツヤなしPara Paints「エリート・スウェード」で上塗り仕上げを実施します。

これだけでも、このおうちのグレード感は見違えるように上がるはずですが、更に既存の国産照明を最新の輸入照明に入れ替えることをやろうと考えています。

ここまでやれる輸入住宅ビルダーは、名古屋地区には存在しないでしょうし、北米のような本物のリノベーションを実現しようなんていう馬鹿なことを思い付かないでしょうね。

もしホームメイドが、自社の利益を追求するだけの企業だったら、安いビニール・クロスを張り替えて、安いサッシを使い、手間を掛けずに利幅を稼ぐなんて仕事をしているんでしょうね。まあ、そうなったら、何のポリシーもなく、安売りのリフォーム屋さんや建売り住宅会社と全く同じです。

そんな会社に誰が大切な輸入住宅を託すでしょうか。私たちは、修理をするだけではなく、デザインやセンスで家の価値を上げて差し上げられるからこそ存在価値があるはずです。

住宅産業は、もっと胸の張れる仕事をしなければダメになります! 輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<この家の作品紹介>: リノベーションで美しく ~H邸~

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壁照明の光で遊ぶ

私たちが輸入住宅で施工する輸入の照明器具は、様々な美しいデザインのものが存在します。

その中でもブラケットと呼ばれる壁付けの照明器具は、廊下や洗面・トイレといった比較的狭い場所に使ったり、寝室やリビングのサブ照明としてアクセント・ライトに用いたりします。でも、これがなかなかのくせものというか、楽しみというか、いろいろな表情を見せてくれるのです。

おおよそ壁に付ける照明器具は、床から2mの高さに電気配線を出すというのが一般的。丁度、窓やドアの高さが床から2mであるところから、その位置で揃えると綺麗に見えるということでその位置にすることが多いのです。

でも、輸入の照明器具は、配線を接続する台座の中心よりも随分高い位置にランプ・シェードの上端がきてしまったり、逆にシェードが下向きの場合は中心点よりも低くシェードの下端が来ることもあるのです。

それは、取付けする向きや、照明器具自体の大きさやデザインによって、シェードの位置が変化するということに注意しないと全然トンチンカンなインテリアになってしまうことを意味します。

まず上の写真は、床から2mの高さに台座の中心をもってきた場合の照明器具です。シェード自体が比較的高い位置に来ていますね。

ここの室内の天井高は2.4mですから、シェードと天井との距離は、20cmあるかどうかです。そうすると、光は丸く天井に映り込むんですね。これはこれで可愛らしいかも知れません。

次の写真は、床から1.8mの高さに台座の中心をもってきた場合の照明器具です。シェードは天井から少し距離があるのがお分かりでしょうか。

隣に見える窓の高さが2mですから、標準より20cmくらい下の方に取り付けしてあるのです。また、照明器具も先程のものよりシェードの位置が台座から離れていないという点も見逃してはいけません。

そうすることで、光が扇状に広がって、壁に美しいフォルムを作り出すのです。ほんの少しの取付け位置や照明器具のデザインの違いで、こんなに雰囲気が変わるんですねぇ。

照明器具の価格の差で、雰囲気や光のデザインが決まる訳ではありません。どれをどこに取り付けるかという綿密な計画やどう見えるだろうかということへのちょっとした気遣いが、インテリアを豪華に見せたり、ムードを演出したりする基なんです。

勿論、壁や天井のドライウォールに塗られたパラペイントの表現力も非常に大きく影響していると思います。デザインの全てを理解するという総合力が、ビルダーの力量なのかも知れませんね。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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キッチンのコーナー部分も使いやすく

輸入のキッチン・キャビネットには、いろいろなオプションが存在します。ちょっとしたアクセサリーで、キッチンの使いやすさは見違えるように変わるものです。

家づくりを初めてするお客さんからすれば、どんなオプションがあるのか、どう使うのが一番自分たちに合っているのか、なんてことを始めから理解して家づくりをするのは至難の業。

それを日頃の経験から予めセットしてプランするのが、私たち プロのビルダーの役割です。写真は、愛知県豊川市の輸入住宅 N邸のキッチンのコーナー・キャビネット。

4分の1が切り取られた円盤が、上下2個入っていますね。これが回転していろいろなものを収納出来るのですが、英語でLazy Suzan (レイジー・スーザン)と言います。

直訳すれば、「無精なスーザン」となる訳ですが、きっと面倒くさがりの女性が考え出したからなんでしょうね(笑)

また、キャビネットのドアは、折れ戸のように2次元に曲がって広げられます。そうしてあげることで、開口部が広くなり、ものの出し入れがしやすくなります。初めて見る人は、どうやってドアを開けたらいいのか、迷ってしまう人もいるんですよ。

輸入のキッチンって、楽しいでしょ。私たちの仕事は、皆さんに夢を与えることですから。

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ステンド・グラスの照明って、いいでしょ

以前にもこのおうちの洗面をご紹介しましたが、今回はその照明器具をクローズ・アップしてみました。

黄色の地に、細い緑のストライプが入った三角すい型のガラス・シェードが3つ並んでいます。輸入のティファニー・デザインですが、小ぶりで洗練され少々エスニックなところがいいですね。

手の込んだシェードが1つ付いているだけで、国産だと相当いいお値段になると思いますが、北米の輸入照明だとリーズナブルな価格で購入出来るから素敵です。シェードをまとめる曲線の茎(フレーム)には、葉っぱがあしらわれていて、こういった点も心憎いところです。

小さなシェードで十分な光を必要としていますから、ここに付ける電球はハロゲンを使用。日本の照明器具にはない大胆なデザインと仕様。きっと国産だったら、LEDなんてものを使うのでしょうが、ハロゲンならではの光の広がりが洗面空間全体に満ち溢れます。

勿論、その光は煌々と全体を照らすのではなく、必要な部分だけに必要な量を供給するのみ。だから、バーのような美しい空間を実現出来るのです。

一般住宅に美しいデザインを持ち込めるのは、洗練された照明デザインが提案出来て、照明の光を引き立たせるドライウォールをも施工出来る私たち ホームメイドだけ。知識とセンスは、お金では買えません。

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久しぶりのお出掛けです

最近、とんと出掛けることが少なかったんですが、ゴールデン・ウィークということで、家族でヒルガノに来ました。山は、やっぱりちょびっと寒いですぅ。

そこでテレビを見ながらゴロゴロしたり、デッキでバーベキューをしたり、規則正しい毎日とは全く違う非日常。たまにはこうした生活を送ると、リセットされていいもんです。(これが毎日だと、きっと病気になるんでしょうが・・・)

そうした休みの一日、ヒルガノから比較的近いところで、観光に行こうということで、福井県の越前大仏を見に行くことになりました。大仏が主目的というよりは、子供たちがそこでやっている戦隊ものの特別展に行きたいという希望で行先が決まったという感じです。

二十歳を越えたいい若いのが、そんな子供だましのような、寺に若い家族を呼ぶ為のイベントに行きたいというのは、どうなのかなぁなんて思うんだが、幼児化してきている日本人だから仕方ないのかも知れないですね。

まあ、非日常だから、いいってことにしておきましょう。写真がその大仏なんですが、奈良の大仏によく似ています。結構最近造られたようですが、奈良のものより少し大きいみたいです。

顔立ちは端正で悪くないですが、建物がコンクリート製、瓦が金属製、坊さんは一人もいないというところが、いかにも観光目的で造られた大仏という感じがして仕方ありません。

でも、この大仏さんが、千年ここに座っていたら大したものになっているでしょうね。

さて、メインの戦隊ものの展示ですが、子供とうちの奥さんだけが中に入ったものですから、私が書けるものはありません。気になる人は、どうぞ越前大仏へ・・・(笑)

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なかなか可愛らしい郵便ポストでしょ

愛知県豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸に郵便ポストを取り付けました。インターホンの下に取り付けましたから、小さな子供たちでも手が届きます。また、玄関ポーチの中にありますから、雨に濡れることはありませんし、玄関から出てすぐに郵便物を取り込めます。

白い色は、新築でまっさらな状況ですよということを表現しているかのようですね。

通常の郵便物は、上のフタを開いて入れます。そして、新聞などの印刷物は、下のカマボコ型の筒の中に丸めて入れる形を取ります。日本では、新聞をあまり丸めることをしませんが、アメリカではこうして配達されることはごく普通のことです。

それにしても、郵便ポストって意外と素敵なデザインのものがないんですよね。フェンスやカーポートを作っているエクステリア・メーカーでは郵便ポストも商品にあるのですが、どれも楽しさがないんです。

ありきたりというか、無難というか、多様な好みに全く対応していないというのが現状です。同じデザイン、同じ規格のものを大量生産する住宅メーカーとどこか同じニオイがしていると感じるのは、私だけでしょうか。

生活の豊かさを表現するには、オリジナリティは大切な気がしますが、それをメーカーは分からないのでしょうかねぇ。それとも、面倒なことに対応するなんて馬鹿げたことだとでも思っているのでしょうか。

デザインは、その家の価値や寿命を決めるのです。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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子供は、勉強を個室ではやりません

普通、新築で子供部屋を計画する際、何を部屋に入れるか考えますね。ベッド、机、本棚又は整理用の家具(棚)といったものを部屋に置くとすると、4.5畳ではちょっと狭い。

幅1.8m程度の造り付けの収納だって必要でしょうから、それを除いた床面積であれば、まあまあの広さかも知れません。(欲を言えば、キリがありませんが・・・)

ただ、限られた空間であるおうちをもっと有効に、そしてもっと広く使う方法はないでしょうか。私は、勉強机を各子供部屋の一角に持ってくるのではなく、それらを1つにまとめてしまい、勉強部屋(スタディ・ルーム)にしてしまうプランを考えます。

それも出来るだけ家族が集まる場所の近く。でも、そういう場所はノートや教科書、ランドセルやリコーダーなど、雑多なもので一杯になるので、来客時の見栄えが問題になることもあるでしょう。

そこで、愛知県豊川市の輸入住宅 N邸では、ダイニング・キッチンのスペースにオープンな感じでスタディ・ルームを隣接させました。それが、この写真です。

ちょっとアンティークな雰囲気のある丸いペンダント・ライトが2つ下がっている手前のスペースが、スタディ・ルーム。これなら、お母さんがキッチンで家事をしていても、会話をしながら勉強が出来ますよね。それも完全な個室形式をとっていませんから、閉塞感も全くないですね。

そうそう、このスタディ・ルームは、南東の角の一番いいところというのも、明るく活気のある子供たちにはピッタリです。

また、来客の際に使うリビング・ルームは、写真右の造り付け本棚の裏側に来るようにプランニングしました。そうすることで、家族にとってスタディ・ルームはオープンなのに、来客にはスタディ・ルームは全く見えないという仕掛けを実現しました。

勿論、勉強机が各子供部屋から消えますから、少々狭くても結構広い空間として個室を使うことも可能になるのですから、皆が使うパブリックなスペースをより広く取ることが出来るのです。

こうすると、家族の絆も強くなりますし、勉強も落ち着いて出来ますから、きっと成績もよくなると思いますよ。一石二鳥でなく、三鳥にも四鳥にもなるのが、このプランの面白いところです。

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輸入キャビネットなら、自由自在

私たちの輸入住宅のキッチンや洗面に使う輸入キャビネットは、1つひとつのユニットを組み合わせて、その場所に相応しい大きさやデザインのものとなる。

写真は、愛知県豊川市のレンガの家 N邸のキッチンの一部だが、三段の引き出しユニットを3つ横並びにして、合計9個の引き出し(Drawer)の固まりを作り出している。まるで、昔の古い薬屋さんにあった薬ダンスの風情を感じるデザインですよね。

引き出しを四段にしたり、それぞれのユニットの幅を変えたりすることも可能だから、そのデザインも多様に選択できるのが、輸入キャビネットの素敵なところ。

引き出しでなく、開きドアにすることだって、いとも簡単にやってのける。ここでは、3つ共同じサイズ、同じデザインを並べることでリズムを感じるようにプランした。勿論、これはお客様からの要望を聞きながら考えてあるのは言うまでもない。

こんな細かい変更やサイズの指定をしたら、国産キッチンでは数百万円掛かるだろうが、オーダーが基本の輸入キャビネットではビックリする程の価格アップにならない点もうれしい。

ただ、こうしたことを気軽にやってくれる輸入住宅ビルダーが少なくなっていることも確かである。プランするには、センスとスキルが必要だし、デザインする時間や手間も相当になる。

だから、標準化された大きさやデザインの輸入キッチンや洗面を、パッケージにして輸入建材屋さんから購入するなんて手抜きが、一般的になってしまったのは悲しい限りです。

キャビネットのノブ、ドアの面材の材質、色に至るまですべてをオーダー出来る輸入キャビネットの魅力を思う存分感じられるのが、本物の輸入住宅だったはずですよね。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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長い間、お疲れ様でした

高校時代の先輩からご依頼を頂いて、連休明けに解体工事に入らせて頂きます。今日は、午前中に解体を担当する人間と一緒に、ご近所に事前の挨拶回り。

既にお休みに入ってしまったご家庭もいらっしゃるようでお会い出来たのは、半分くらいでした。でも、挨拶状と粗品をポストに入れて、案内だけはしておきました。

恐らくこのおうちは、築50年以上経っているのでしょう。瓦は一部剥がれたり、屋根がうねったりしています。それでも、長い間ここに住む人たちの命を守り、風雨を遮ってきたのだと思います。

私には分かりませんが、このおうちにもいろいろな人生や歴史があったと思います。

また、お庭に植えられたサツキも見事に花を咲かせていました。きっと、何年もお手入れをしてこられたんだろうと思うと、自然と手を合わせなくてはおれなくなりました。

着工して10日もすれば、何もなかったかのような更地になってしまいます。その後、どんな感じになるかは、私には知る由もありません。何年もすれば、誰もここにこんな家があったことすら忘れてしまうかも知れません。

でも、ここに人間の営みがあったことだけは確かです。長く住んでもらえるような家づくりをしなければいけないと感じた5月2日でした。感謝

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