お知らせ : ページ 47

こういう壊れ方もよくあります

大阪のお客様から片引きの引き違いサッシに使われているロッククレセントが壊れたので部品が欲しいというご相談を頂きました。

写真がそのクレセントですが、アルパイン(Alpine)のスライダーサッシに使われているロック金物のレバーハンドルが本体から外れて脱落してしまったようです。

本体も鋳物で出来ていますからそう簡単には壊れないのですが、何度も相当な力で窓の鍵を掛け続けたのが原因です。恐らく、2つの建具の噛み合わせの位置が悪く、クレセント・ロックが掛けづらい状況になっているんだと思います。

ですから、これと同じ部品を調達しても、原因となっていることを直さないで部品だけを取り替えても意味はありません。

まずは、建具の位置調整をしたり、建具の下に付いている戸車に問題がないかをチェックしたり、金物の取付け位置を修正したりして、問題解決を行いましょう。

元々は何の問題もなく鍵を掛けることが出来たはずですから、そうなるように復旧することこそ大切です。とにかく、こういう時は無理は禁物です。原因を取り除かずに更に変なことをすると、問題がどんどん増えていきますので注意しましょう。

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10本お渡ししました

昨日、お近くにお住まいのお客様が、シングルハングサッシのバランサーを取りに来社されました。

窓メーカーはよく分かりませんが、樹脂サッシでよく使われるチャネルバランサーです。

窓の大きさによって大きさが違うバランサーを合計10本手配しました。つまり、窓5ヶ所分を交換出来る量をお渡ししたことになります。

よく窓の両サイドにあるバランサーの片側だけに不具合があるからと、片方の1本だけを調達したいというお客様もいらっしゃいますが、バランサーのバネや吊りヒモは両方共同じように劣化が進んでいます。

ですから、バランサーの交換は2本で1組を交換することが基本です。

今回のお客様のようにご自身で交換出来るという方は、部材のみをお渡しして私共は取付けまでの費用を頂かないのですが、交換をしたことがないという人だと、まずは私共がやり方をお見せしながら次回の為にやり方を覚えて頂くことが一番です。

お近くに住んでいらして、尚且つ作業のやり方もご存じというお客様は少ないですが、こういうお客様を全国に出来るだけ増やしたいというのが私たちの希望です。

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先が折れるとロック出来ない

こちらは、先日輸入した網戸用のロック受けの金物です。

ロック・フックというもので、マーヴィン(Marvin)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の網戸に鍵を掛ける為の部品です。

輸入掃出しサッシの網戸には、取っ手にロック機能があるものとないものがあるのですが、ロック機能が付いている網戸が取付けられていても、このロック受けの部品が付いていなくて鍵をすることが出来ないというサッシもあるようです。

そういうのって、恐らく新築した住宅メーカーがこの部品を何に使うのか分からずに、捨ててしまったことが原因なんでしょうね。今回この部品を輸入したのは、お客様のおうちで破損が見付かった為交換しようということになったからです。

鉄の鋳物で出来た小さな部品なので、雨などに長年当たって経年劣化を起こすとビスを取り付ける穴の薄くなっている部分で欠けてしまいます。そういうことで網戸のロックが出来ない輸入住宅って、結構あるはずです。

掃出しサッシ本体のドアに鍵があるからいいやと考えている方もいらっしゃるでしょうが、ドアを開けて風を入れたいという時に念の為網戸に鍵を掛けたいという人には、このロック・フックは必需品です。

サイズや形状は窓メーカーによって違いますから、それぞれに合ったものを入手しておきたいものですね。

<関連記事>: 鋳物なので欠損します (2023年9月6日)

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片引きだから開けられない

日本のサッシは、引き違い窓にしても掃出しサッシにしても、2枚ある建具(ドア)の両方共開閉することが出来ると思います。

でも、よ~く考えてみて下さい。お庭に出たりベランダに出たりする時、皆さんはどちらか一方のドアしか開け閉めしないはずです。

つまり、もう片方のドアは常に閉まったままという人が100%ですよね。ですから、欧米のサッシはどちらか一方をはめ殺しにして、開け閉め出来ないように作られています。

どっちも開けられるようにしておいた方が便利じゃんという方もいらっしゃるかも知れませんが、20年以上開けないドア(窓)を開けられるようにするなんて、お金も手間も無駄ですよね。

また、片側しか開けられなければ、防犯上もどちらか一方だけを対策すればいい訳ですから、家の安全対策もシンプルです。

写真は、北米で入手出来る防犯用のバー製品。長さ調整が可能ですから、掃出しサッシや片引きの引き違いサッシの大きさに合わせて幅を変えることが可能です。

これを可動建具(ドア)のレールに載せて固定すれば、建具は開閉出来なくなります。勿論、簡単に取り外しも出来ますから、庭などに出るにも支障はありません。(防犯バーを縦使いすれば、シングルハングサッシの防犯にも使えます)

(輸入サッシの場合、可動側の建具ははめ殺し側の建具よりも室内側に位置することが殆どですから、防犯バーも室内側に取り付けられます)

日本人は防犯に対してはやはり意識が低いからか、窓についても欧米ほどの合理性がありません。

輸入サッシはメンテナンスが面倒だと考えて、国産サッシにする人もいらっしゃいますが、輸入サッシの手入れさえ出来るようになれば、メリットの方が大きいかも知れませんよ。

因みに、輸入の掃出しサッシは、強化ガラスを2重にしたペアガラスですから、その点も素晴らしいですよね。(その殆どが、遮熱型のLOW-E断熱ペアガラスでもあります)

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多分、カートリッジバルブの問題です

名古屋市のお客様から輸入のキッチン水栓に不具合があるので、直せないかというご相談を頂きました。

こちらがその水栓金具で、デルタ(Delta)製のアディソン(Addison)というシリーズになります。

まだ新しい水栓のようですが、何かの拍子で吐水口から水がポタポタ落ちるようになったみたいです。

こういう場合考えられるのは、本体に内蔵されているカートリッジバルブ(止水パッキン)という部品に問題があると考えられるのですが、現場で実際に分解チェックをした訳ではありませんので、他の部品にも不具合があるかどうかは分かりません。

ただ、それ程消耗をしている状態ではないようですから、バルブを新しくしてやるだけでメンテナンスは出来るだろうと思います。

勿論、お金を掛けて事前チェックに伺うというやり方もあるでしょうが、確率が低い他の場所の破損の為に余分な費用をお願いする必要もない気がします。

そこはお客様と協議をして判断させて頂くことが大切ですが、出直したとしても事前調査に伺う費用よりも多少部品代が余分に掛かる程度でしょうから、バルブだけで即修理の方が合理的です。

<関連記事>: 結構汚れていますね (2023年11月7日)

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オペレーターの問題だけではなさそうです

先日、マーヴィン(Marvin)製アルティメット・シリーズのダブルハングサッシの建具木部の腐れについてブログ記事に書かせて頂いた香川県のおうちですが、ボウウィンドウに取付けられているケースメントサッシについても不具合のご相談を頂いております。

窓を開けるクランクハンドルの部分が壊れて、窓の開け閉めが出来なくなっているという内容でしたので、開閉金物のオペレーターに破損があるのだろうと考えておりました。

そこでオペレーターの交換について、いろいろとチェックをさせて頂いていたのですが、頂いた写真を見たらオペレーターの問題だけではなさそうな予感がしてきました。

オペレーターと建具とをつなげているブラケットと呼ばれる金物があるのですが、この金物を固定するビスの周辺に黒ずみや小さな割れがあるではないですか。

このビスが抜けてくるくらい木が腐っているかどうかは、写真ではよく分かりませんが、大きな問題を孕んでいることは確かなようです。

オペレーターの不具合もあるかも知れませんが、こちらの不具合も同時に直さない限り中途半端な修理となってしまい、近い将来また遠くまで直しに伺わなければならなくなってしまいます。

これだけ何ヶ所か建具の木部が腐っている窓があるということは、このおうちの窓全てにおいて外装のガラス防水を早急に行う必要があると思います。

輸入サッシは、製造時にガラスの周囲を防水処理がしてあるのが普通ですが、それも10~15年すれば劣化してくるものです。

ペアガラスのアルミサッシや樹脂サッシであれば、こんな問題は起こらないと考える方もいるとは思いますが、これと同様に雨漏れすればペアガラスの中が曇ってきたり内部結露を起こしたりします。

いいものは、手を掛けて手入れしてやらなければすぐに悪くなるということを忘れてはいけません。

<関連記事>: マーヴィンのバランサー不具合 (2023年10月10日)

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同じフレームに使えるものを供給します

石川県のお客様から、輸入サッシに使われている網戸が古くなって、樹脂製のコーナー部品が破損してきたというご相談を頂きました。

写真がそのコーナー材ですが、恐らく比較的きれいな状態のものを網戸から外して撮影頂いたのだろうと思います。

古くなると樹脂そのものが劣化して、粉々になってきますから、形状も何も分からなくなるというケースが多く見受けられます。

写真のものはそういうこともなく、寸法・形状もはっきり分かりますから部材を取り寄せるのは比較的簡単です。但し、網戸のフレームの中に入って見えなくなる部分に関しては、現在同じ形状のものはアメリカで販売されておりません。

見えなくなる部分ですから特に同じである必要はありませんが、フレームの大きさに合致してしっかり固定出来るという機能は必要ですから、それを満たすものでないといけません。

でも、網戸のフレームというものは、種類がいろいろあっても一定の規格・寸法がちゃんとありますから、コーナー材を作るメーカーが違えども、適合するフレームは同じなんてことが普通にあります。

つまり、ある大きさのビス穴があるとします。その大きさが分かっていれば、その穴の直径や深さに適合するビスは、どこのビス・メーカーのものでもOKということと同じです。(勿論、材質や色のことも考えますが・・・)

今回も同様に網戸に合致するコーナー材を調達しますが、網戸の数が20枚もあり、それにコーナーが4つずつ存在しますから、合計で80個も手配が必要です。

取り敢えず、今回はコーナー部品だけですが、丈夫なグラスファイバー製の輸入スクリーンや網押さえのゴムなども必要と考えると、修理には結構な手間と時間、お金も必要ですね。

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マーヴィンのバランサー不具合

香川県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓の不具合についてご相談を頂きました。

製品は、アルティメット・ダブルハングサッシというシリーズのものなんですが、木製の建具枠の腐りの他にバランサーにも不具合があるようです。

写真は、建具(障子)を外して、窓枠のレール内にあるピボットシューを露出させた状態です。

このピボットシューは、建具とバランサーとをつなぐ為の部品ですが、バランサー本体から出ているはずの吊りヒモが、ピボットシューに結ばれているのですが、途中で切れているようです。

こうなると、バランサーの力で重い建具を吊ることが出来ませんから、窓の開閉が非常に重くなったり、両サイドにあるバランサーのヒモが両方共切れてしまったら、建具が下枠まで落下したりしますから危険な状態です。

こういう場合、バランサーの交換で元通りに直すことが出来るのでずが、木部が腐っているという状態の建具を修復することも必要です。

ただ、マーヴィンは日本市場から撤退してしまいましたので、これらのことを全て自前で直さなければなりません。

勿論、マーヴィンの窓枠をそのままに、建具だけを他社のものに入れ替えるという方法もありますが、その場合は上窓も下窓も両方入れ替えなければならなくなりますから、その分費用も掛かります。

かと言って、建具を修復するとなると、香川から建具を愛知県の会社へ持ち帰って修理をしてからまた元に戻すということをしなければなりませんから、その間の防犯対策及び防雨対策を開口部に施す必要が生じます。

簡単そうに思えますが、実際には状況の詳細確認や修復計画を綿密に立てた上で、時間とお金を掛けて直していかなければなりませんから、結構大変です。

マーヴィンのバランサーを交換するだけでも、アメリカの部品メーカーに仕様や寸法・形状を連絡しなければ適合するバランサーを見積もってもらえません。

高度な専門性と知識や経験、適切な道具と語学能力が必要ですから、一般のサッシ屋さんは二の足を踏むでしょうね。

<関連記事>: オペレーターの問題だけではなさそうです (2023年10月12日)

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面格子では脱出出来ない

窓の防犯用に、浴室や洗面サッシの屋外側にアルミの面格子を取り付けていらっしゃるおうちをよく見かけます。

一見防犯性が高そうに見えるのですが、アルミの格子が簡単に外れたりビスを外せば簡単に面格子自体が取り外せたりしますから、注意が必要です。

また、火事など発生した際に、外側に面格子が付いていると窓から外に逃げられないというリスクもあります。

今回ご紹介するのは、アメリカで売られている室内取付け型の防犯ガード。色は白もあるのですが、材質は鉄ですから簡単には壊すことが出来ません。

また、取付けビスや鍵も室内側になりますから、空き巣や泥棒でも取り外すには相当の時間が掛かります。こちらの防犯ガードは、窓の大きさに合わせて幅を調整することが出来ますから、どんな大きさの窓にも取り付けることが可能です。

それから、図にもあるように格子を室内側に開くことが可能な為、網戸のメンテナンスや窓の掃除も簡単に出来るばかりか、窓からの緊急脱出も問題ありません。当然、外には何も付いているように見えませんから、外観的にもきれいです。

いくら防犯対策をしても不安だと感じていらっしゃる方は、こういう窓の防犯アイテムもありますから、検討してみては如何でしょうか。

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アメリカから調達出来るかなぁ?

三重県のお客様から、アルミクラッド木製サッシの建具(障子)枠が腐ったので、修理をして欲しいというご相談を頂きました。

窓はリンカーン(Lincoln)というメーカーのダブルハングサッシです。

写真は、不具合のある建具を横倒しにして撮影頂いたものですが、サッシの側面の下側に付いているはずのピボットバーがありません。

ピボットバーとは、窓枠側のバランサーに引っ掛ける為の部品で、これがない状態では窓の開け閉めが出来ません。

本来ピボットバーが付いていた場所の木は、黒ずんでいるだけでなく、奥の方まで大きな穴が明いている感じですから、建具の下枠はほぼ全滅だと思います。

勿論、下枠だけでなく両サイドの側枠の一部も損傷していますから、そういった場所も部分的にカットして、新しい木枠を入れてやる必要があります。

リンカーンというメーカーの窓はあまり聞いたことがないですが、作りとしては古いハード(Hurd)のサッシに近い感じがします。

こうした不具合の原因は、ガラスの周囲からの雨漏れなんですが、やはりこの窓以外のサッシについいても同様のトラブルが将来起こるはずですから、今のうちにガラスの防水処理をしてあげる必要があります。

(雨漏れによって、ペアガラスが曇ったり内部結露を起こしたりすれば、今後更に余分な出費が掛かってしまいます)

こちらの窓については、製造したメーカーから交換用建具を調達出来ればそれに越したことはないですが、日本には代理店もなければアフターサービスを行う会社もないですから、手配が可能かどうかはよく分かりません。

こういう場合、代案として建具の木枠を補修するやり方と、上下の建具そのものを違う窓メーカーのものに入れ替えてしまう方法もあります。

(入れ替える場合、外壁に固定された窓枠はそのまま使いますから、家の壁を壊したりする必要はないので大掛かりな工事は不要です)

時間や費用を考えれば木枠の補修の方ですが、仕上がりや完成度からすれば適合する新しい建具を製作する方がいいかも知れません。ただ、どちらにしても数万円で直せる話ではありませんから、ある程度の予算を覚悟する必要はあります。

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